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更新日:令和8(2026)年5月8日
ページ番号:4643
千葉県感染症情報センターとは、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」による施策として位置づけられた感染症発生動向調査により得られた情報を集計・分析するとともに、情報提供・開示するため、千葉県衛生研究所に設置されています。
新型コロナウイルス感染症/インフルエンザ/麻しん/百日咳/腸管出血性大腸菌感染症/感染性胃腸炎/梅毒/風しん
過去の注目疾患:2015年、2016年、2017年、2018年、2019年、2020年、2021年、2022年、2023年、2024年、2025年、2026年
※過去の週報:
2012年から2016年週報、2017年週報、2018年週報、2019年週報、2020年週報、2021年週報、2022年週報、2023年週報、2024年週報、2025年週報、2026年週報
2026年第18週に県内の小児科定点医療機関から報告された定点当たり報告数は、0.31となった。
2014年10月1日から水痘の予防接種が定期接種となって以降、県内の定点当たり報告数は減少傾向にあり、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生した2020年から2023年にかけては、更に減少していたが、2024年以降、増加傾向にある(図1)。
2026年第1週から第18週までに報告された水痘578例のうち、性別は、男性が331例(57.3%)、女性が247例(42.7%)だった。年齢区分別は、5歳から9歳までが283例(49.0%)で最も多く、次いで10歳から14歳までの168例(29.1%)、1歳から4歳までの90例(15.6%)が多かった。
図1:県内の水痘の定点当たり報告数の推移(2014年第1週から2026年第18週まで)

なお、水痘に関しては、小児科定点医療機関からの報告のほか、2014年9月19日以降(2014年第38週以降)、入院例を対象に全数把握によるサーベイランスが行われている。2026年第18週に県内医療機関から2例の届出があり、本年の累計届出数は10例となった。
性別は、男性が6例(60%)、女性が4例(40%)だった。年齢区分別は、30代・60歳以上が各3例(30%)、10歳未満・20代・40代・50代が各1例(10%)だった。症状は、発熱・発疹を呈した者が8例(80%)で、水痘の合併症として報告がある1)肺炎、脳炎、小脳炎、小脳失調、肝炎、心膜炎、細菌の二次感染による膿痂疹、蜂窩織炎、敗血症等を呈した症例はなかった。また、届出時点で妊婦水痘例や死亡例はなかった。
水痘とは、いわゆる「みずぼうそう」のことで、水痘帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる発疹性の病気である。空気感染、飛沫感染、接触感染により広がり、潜伏期間は感染から2週間程度と言われている。発疹出現前から発熱が認められ、典型的な症例では、発疹は皮膚の表面が赤くなることから始まり、水疱、膿疱(粘度のある液体が含まれる水疱)を経て痂皮化して治癒するとされる2)。
水痘は主に小児の病気で、9歳以下での発症が90%以上を占めると言われる。成人の水痘も稀にみられるが、成人が水痘を発症した場合、重症化するリスクが高いと言われている1)。また、出産5日前から出産2日後に母体が水痘を発症すると、妊婦自身が重症化する可能性に加え、児が重症の新生児水痘を発症する可能性がある1)。
水痘の予防接種は1回の接種により重症の水痘をほぼ100%予防でき、2回の接種により軽症の水痘も含めてその発症を予防できると考えられている。水痘ワクチンの定期接種は、生後12か月から生後36か月(1歳の誕生日の前日から3歳の誕生日の前日まで)の間に2回の接種を行うこととなっている2)。
県民のみなさまへ
■参考・引用
Topics:ゴールデンウィークに海外へ渡航される・された皆様へ
海外においては、国内では見られない感染症が流行していることがあり、海外滞在中に感染する可能性があります。海外へ渡航する際には、事前に渡航先における感染症の流行状況、現地滞在中の注意点、海外渡航に際し推奨されている予防接種をご確認ください。
また、感染症には、潜伏期間(感染してから発症するまでの期間)が数日から1週間以上と長いものもあり、渡航中や帰国直後に症状がなくても、しばらくしてから具合が悪くなる場合があります。その場合は、医療機関に事前に電話連絡して海外渡航歴があることを伝えた上で受診し、渡航先、滞在期間、現地での飲食状況、渡航先での活動内容、動物との接触の有無、ワクチン接種歴等についてお伝えください1,2)。
参考・引用
2)厚生労働省検疫所FORTH:海外渡航者向けの予防接種実施機関(検索)![]()
2026年第18週の県全体の定点当たり報告数は、前週(1.08)から減少して、0.94となった。
2025年までの過去の発生状況については別ページに掲載しています。
2026年第18週の県全体の定点当たり報告数は、前週(0.44)から減少して、0.24となった。
2015/16シーズンから2024/25シーズンの過去の発生状況については別ページに掲載しています。
※県内の迅速診断の結果がとりまとめられています。
千葉県では、2026年第18週に1例の届出があり、累計は28例となった。
2025年までの過去の発生状況については別ページに掲載しています。
国内で麻しん(はしか)の感染事例が報告されています。麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。麻しんの罹患歴がなく、2回の予防接種歴が明らかでない場合は予防接種をご検討ください。
また、発疹、発熱などの麻しんのような症状がある場合は、麻しんの疑いがあることを事前にかかりつけ医または医療機関に電話等で伝え、受診の要否や注意点を確認してください。医療機関へ移動される際は、周囲の方への感染を防ぐためにもマスクを着用し、公共交通機関の利用は可能な限り避けてください。詳細については、下記ホームページをご参照ください。
千葉県では2026年第18週に4例の届出があり、累計は134例となった。
2025年の過去の発生状況については別ページに掲載しています。
千葉県では2026年第18週に1例の届出があり、累計は19例となった。
2010年から2025年の過去の発生状況については別ページに掲載しています。
2026年第18週の県全体の定点当たり報告数は、前週(3.63)から減少して、3.31となった。
2016/17シーズンから2024/25シーズンの過去の発生状況については別ページに掲載しています。
千葉県では2026年第18週に3例の届出があり、累計は103例となった。
2021年から2025年の過去の発生状況については別ページに掲載しています。
千葉県では、2026年第18週に届出はなく、累計は0例であった。
2008年から2025年の過去の発生状況については別ページに掲載しています。
保健所へは、小児科・ARI定点の医療機関は報告様式1と2の両方を、ARI定点は報告様式2をご報告ください。
なお、集計様式は、保健所への送付は不要です。
参考:急性呼吸器感染症(ARI)に関する説明会の開催について(千葉県疾病対策課)
急性呼吸器感染症定点にかかるシステム上の入力方法について 医療機関向け(PDF:1,419.1KB)
オンライン報告を希望される場合、ちば電子申請サービスから手続きをお願いします(健康福祉政策課ホームページへ)
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