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更新日:令和8(2026)年4月22日
ページ番号:4643
千葉県感染症情報センターとは、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」による施策として位置づけられた感染症発生動向調査により得られた情報を集計・分析するとともに、情報提供・開示するため、千葉県衛生研究所に設置されています。
新型コロナウイルス感染症/インフルエンザ/麻しん/百日咳/腸管出血性大腸菌感染症/感染性胃腸炎/梅毒/風しん
2026年第17週及び第18週週報の掲載スケジュールは下記のとおりです
| 掲載予定日 | 内容 |
|---|---|
| 2026年4月30日(木曜日) | 2026年第17週(2026年4月20日から2026年4月26日)分 |
| 2026年5月8日(金曜日) | 2026年第18週(2026年4月27日から2026年5月3日)(2026年4月分月報を含む)分 |
過去の注目疾患:2015年、2016年、2017年、2018年、2019年、2020年、2021年、2022年、2023年、2024年、2025年、2026年
※過去の週報:
2012年から2016年週報、2017年週報、2018年週報、2019年週報、2020年週報、2021年週報、2022年週報、2023年週報、2024年週報、2025年週報、2026年週報
2026年第16週に県内医療機関から2例の届出があり、本年の累計は123例となった。記録的な流行となった前年(2025年)の同時期(第16週までの累計:259例)より少なくなっているが(図1)、毎週一定数の届出が続いており、今後の動向に注意が必要である。今週届出のあった2例は、いずれも女性(30代:1例、40代:1例)であった。
2026年に届出のあった123例(今週届出の2例を含む)の概要は以下のとおり。
性別は、男性が50例(40.7%)、女性が73例(59.3%)だった。年齢群別は、10歳以上15歳未満が31例(25.2%)で最も多く、次いで30代が15例(12.2%)、20代・50代が14例(11.4%)、40代が13例(10.6%)と続き、例年に比べて、20代以上の占める割合が高くなっていた(図2)。なお、重症化リスクの高い生後6か月未満は5例(4.1%)であり、診断時の症状・所見(重複あり)として、持続する咳が5例(100%)、呼吸苦が3例(60%)、夜間の咳込み・嘔吐が2例(40%)でみられた。
百日咳は、主に百日咳菌(Bordetella pertussis)によって起こる気道感染症である1)。
感染経路は鼻咽頭や気道からの分泌物による飛沫感染、及び接触感染である。約7日から10日の潜伏期間を経て、かぜ症状で始まり、次第に咳の回数が増えて程度も激しくなる。その後、持続的な咳嗽に加え、連続性の咳嗽発作や咳嗽後の嘔吐、吸気性の笛声といった特徴的な症状を呈する1,2,3)。
乳児期早期ではこれらの特徴的な咳嗽がみられないことがあり、無呼吸発作やチアノーゼ、けいれんを呈し、呼吸停止に至る場合がある1,3,4)。特にワクチン未接種の乳幼児が罹患すると重篤化し易く、0歳で発症すると半数以上が呼吸管理のため入院加療となっているとの報告がある3)。
一方、青年・成人では主に2週間以上の長引く咳と発作性の咳だけのことが多い。軽症で診断が見逃されやすいが、菌の排出があるため、ワクチン未接種の新生児・乳幼児に対する感染源として注意が必要である2,3)。
ワクチン接種による予防が可能であり、定期予防接種が行われている4)。2023 年度以降は、百日咳による乳児の重症化予防の観点から、定期予防接種の接種可能な最低年齢が生後3か月から生後2か月に前倒しされた5)。
県民のみなさまへ
参考・引用
1)国立健康危機管理研究機構:IDWR2025年第22号<注目すべき感染症>百日咳![]()
3)厚生労働省:百日せきワクチンファクトシート(PDF:6,516KB)
5)厚生労働省:「予防接種法第5条第1項の規定による予防接種の実施について」の一部改正 について(令和5年3月31日)(PDF:98.6KB)
2026年第16週の県全体の定点当たり報告数は、前週(0.75)から増加して、0.78となった。
2025年までの過去の発生状況については別ページに掲載しています。
2026年第16週の県全体の定点当たり報告数は、前週(1.05)から減少して、0.68となった。
2015/16シーズンから2024/25シーズンの過去の発生状況については別ページに掲載しています。
※県内の迅速診断の結果がとりまとめられています。
千葉県では、2026年第16週に1例の届出があり、累計は24例となった。
2025年までの過去の発生状況については別ページに掲載しています。
国内で麻しん(はしか)の感染事例が報告されています。麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。麻しんの罹患歴がなく、2回の予防接種歴が明らかでない場合は予防接種をご検討ください。
また、発疹、発熱などの麻しんのような症状がある場合は、麻しんの疑いがあることを事前にかかりつけ医または医療機関に電話等で伝え、受診の要否や注意点を確認してください。医療機関へ移動される際は、周囲の方への感染を防ぐためにもマスクを着用し、公共交通機関の利用は可能な限り避けてください。詳細については、下記ホームページをご参照ください。
千葉県では2026年第16週に2例の届出があり、累計は123例となった。
2025年の過去の発生状況については別ページに掲載しています。
千葉県では2026年第16週に1例の届出があり、累計は14例となった。
2010年から2025年の過去の発生状況については別ページに掲載しています。
2026年第16週の県全体の定点当たり報告数は、前週(3.45)から減少して、3.07となった。
2016/17シーズンから2024/25シーズンの過去の発生状況については別ページに掲載しています。
千葉県では2026年第16週に5例の届出があり、累計は94例となった。
2021年から2025年の過去の発生状況については別ページに掲載しています。
千葉県では、2026年第16週に届出はなく、累計は0例であった。
2008年から2025年の過去の発生状況については別ページに掲載しています。
保健所へは、小児科・ARI定点の医療機関は報告様式1と2の両方を、ARI定点は報告様式2をご報告ください。
なお、集計様式は、保健所への送付は不要です。
参考:急性呼吸器感染症(ARI)に関する説明会の開催について(千葉県疾病対策課)
急性呼吸器感染症定点にかかるシステム上の入力方法について 医療機関向け(PDF:1,419.1KB)
オンライン報告を希望される場合、ちば電子申請サービスから手続きをお願いします(県庁疾病対策課ホームページへ)
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