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更新日:令和8(2026)年2月25日
ページ番号:4643
千葉県感染症情報センターとは、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」による施策として位置づけられた感染症発生動向調査により得られた情報を集計・分析するとともに、情報提供・開示するため、千葉県衛生研究所に設置されています。
新型コロナウイルス感染症/インフルエンザ/麻しん/百日咳/腸管出血性大腸菌感染症/感染性胃腸炎/梅毒/風しん
過去の注目疾患:2015年、2016年、2017年、2018年、2019年、2020年、2021年、2022年、2023年、2024年、2025年、2026年
※過去の週報:
2012年から2016年週報、2017年週報、2018年週報、2019年週報、2020年週報、2021年週報、2022年週報、2023年週報、2024年週報、2025年週報、2026年週報
2026年第8週に県内医療機関から1例の届出があり、本年の累計は6例となった(図1)。1例の年齢は20代で、麻しん患者との接触及び海外渡航歴はなく、麻しん含有ワクチン接種歴は不明であった。
全国では、第7週に千葉県で2例、岩手県、埼玉県、新潟県、兵庫県及び奈良県で各1例の計7例の届出があり、累計43例となった(図2)1)。
全国においても、海外からの輸入症例が増加している一方で、海外渡航歴のない症例も報告されており、国内感染伝播が懸念されることから1-3)、引き続き発生動向に注意が必要である。
本年に届出のあった6例の概要は以下のとおり。
年齢は、20代3例(50%)、40代2例(33%)、30代1例(17%)であった。推定感染地域は、国内4例(67%)、国外1例(17%)、不明1例(17%)であった。ワクチン接種歴は、不明及び2回各2例(各33%)、1回及びなし各1例(各17%)であった。麻しんウイルスの遺伝子型は、6例全てがB3であった。


感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状で発症し、2日から3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発しんが出現する。肺炎や中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎を発症すると言われている。また、死亡する割合は、先進国であっても1,000人に1人と言われる。その他の合併症として、10万人に1人程度の頻度ではあるが、感染してから数年が経過した後、亜急性硬化性全脳炎(SSPE)と呼ばれる予後が悪い中枢神経疾患を発症することもある。
麻しんは感染力が強く、空気感染もするため、手洗いやマスクのみでの予防は困難であり、予防接種が最も有効な予防法といえる。予防接種により感染リスクを最小限に抑えることが可能であり、定期接種の機会(第1期:1歳児、第2期:小学校入学前1年間の幼児)に確実に予防接種を受けることが重要である。罹患歴がなく、予防接種歴がないもしくは不明な場合は、かかりつけ医に相談いただきたい。
第8週に届出があり、他の人に麻しんを感染させてしまう可能性がある期間(感染可能期間)に、不特定多数の方が利用する施設等を利用していたことが判明したので、県では注意喚起のために報道発表を行いました。これらの施設等を同じ時間帯に利用された方は、利用した日から21日以内(特に10日前後)は健康状態にご注意いただき、発熱・せき・鼻水・眼球結膜の充血・発しん等の症状がある場合は、事前に保健所に連絡の上、指示に従って医療機関を受診してください。受診の際は、周囲へ感染を広げないよう、マスクを着用し、公共交通機関等の利用を避けてください。
麻しんの定期予防接種をまだ受けていない方は、早めに予防接種を受けましょう。また、定期接種の対象者だけではなく、麻しんの罹患歴がなく、予防接種歴が明らかでない場合やご自身の免疫が不十分なことが判明した方は、麻しん含有ワクチンの接種をご検討ください。
3月1日から3月7日は「子ども予防接種週間」です5)
赤ちゃんが母親から受け継いだ免疫が薄れてくる時期、病気にかかりやすい年齢、重症化しやすい年齢などに応じて予防接種を行うことで、こどもを病気から守ることができますので、適切な期間内に忘れずに接種しましょう。
3)厚生労働省:麻しん発生報告数の増加に伴う注意喚起について(協力依頼)(PDF:230.8KB)
4)千葉健康福祉部疾病対策課:麻しん(はしか)患者の発生について(令和8年2月21日)
感染症には、潜伏期間(感染してから発症するまでの期間)が数日から1週間以上と長いものもあり、渡航中や帰国直後に症状がなくても、しばらくしてから具合が悪くなる場合があります。その場合は、医療機関に事前に電話連絡して海外渡航歴があることを伝えた上で受診し、渡航先、滞在期間、現地での飲食状況、渡航先での活動内容、動物との接触の有無、ワクチン接種歴等についてお伝えください1,2)。
2026年第8週の県全体の定点当たり報告数は、前週(2.25)から減少して、1.99となった。
2025年までの過去の発生状況については別ページに掲載しています。
2026年第8週の県全体の定点当たり報告数は、前週(54.89)から減少して、40.67となった。
2015/16シーズンから2024/25シーズンの過去の発生状況については別ページに掲載しています。
※県内の迅速診断の結果がとりまとめられています。
千葉県では、2026年第8週に1例の届出があり、累計は6例となった。
2025年までの過去の発生状況については別ページに掲載しています。
国内で麻しん(はしか)の感染事例が報告されています。麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。麻しんの罹患歴がなく、2回の予防接種歴が明らかでない場合は予防接種をご検討ください。
また、発疹、発熱などの麻しんのような症状がある場合は、麻しんの疑いがあることを事前にかかりつけ医または医療機関に電話等で伝え、受診の要否や注意点を確認してください。医療機関へ移動される際は、周囲の方への感染を防ぐためにもマスクを着用し、公共交通機関の利用は可能な限り避けてください。詳細については、下記ホームページをご参照ください。
千葉県では2026年第8週に3例の届出があり、累計は74例となった。
2025年の過去の発生状況については別ページに掲載しています。
千葉県では2026年第8週に2例の届出があり、累計は8例となった。
2010年から2025年の過去の発生状況については別ページに掲載しています。
2026年第8週の県全体の定点当たり報告数は、前週(7.05)から増加して、7.15となった。
2016/17シーズンから2024/25シーズンの過去の発生状況については別ページに掲載しています。
千葉県では2026年第8週に2例の届出があり、累計は32例となった。
2021年から2025年の過去の発生状況については別ページに掲載しています。
千葉県では、2026年第8週に届出はなく、累計は0例であった。
2008年から2025年の過去の発生状況については別ページに掲載しています。
保健所へは、小児科・ARI定点の医療機関は報告様式1と2の両方を、ARI定点は報告様式2をご報告ください。
なお、集計様式は、保健所への送付は不要です。
参考:急性呼吸器感染症(ARI)に関する説明会の開催について(千葉県疾病対策課)
急性呼吸器感染症定点にかかるシステム上の入力方法について 医療機関向け(PDF:1,419.1KB)
オンライン報告を希望される場合、ちば電子申請サービスから手続きをお願いします(県庁疾病対策課ホームページへ)
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