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更新日:令和8(2026)年9月25日
ページ番号:4643
千葉県感染症情報センターとは、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」による施策として位置づけられた感染症発生動向調査により得られた情報を集計・分析するとともに、情報提供・開示するため、千葉県衛生研究所に設置されています。
新型コロナウイルス感染症/インフルエンザ/麻しん/百日咳/腸管出血性大腸菌感染症/感染性胃腸炎/梅毒/風しん
過去の注目疾患:2015年、2016年、2017年、2018年、2019年、2020年、2021年、2022年、2023年、2024年、2025年、2026年
過去の週報:
2012年から2016年週報、2017年週報、2018年週報、2019年週報、2020年週報、2021年週報、2022年週報、2023年週報、2024年週報、2025年週報、2026年週報
2026年第38週(9月14日から20日まで)における定点当たり報告数は14.36となり、注意報基準値10を上回りました1)(図)。
インフルエンザは、突然の高熱、頭痛、関節痛など、普通の風邪に比べて全身症状が強く、気管支炎や肺炎などを合併し重症化することがあるため、体力のない高齢者や乳幼児などは、特に注意が必要です。手洗いや咳エチケットの励行に努め、重症化を予防するための予防接種も検討しましょう1,2)。
第38週における定点当たり報告数は、前週の8.63(人)から増加して14.36(人)となった。
第38週の報告数2484例を年齢群別にみると、10歳未満が963例(38.8%)と最も多く、次いで10代733例(内訳は、10歳から14歳までが479例、15歳から19歳までが254例、合わせて29.5%)、40代185例(7.4%)、50代153例(6.2%)、20代141例(5.7%)、30代134例(5.4%)と続いた。
県内9か所の基幹定点医療機関からのインフルエンザによる入院患者報告数は、16例(前週18例)であった。
定点医療機関の任意の協力により集計している迅速診断の結果では、2212例中2170例(98.1%)がA型であった。なお、直近5週間(2026年第34週から38週まで)に採取された急性呼吸器感染症病原体定点からの検体では、2026年9月25日現在、インフルエンザが13検体陽性で、ウイルス型はすべてAH1pdm09であり、国の病原体サーベイランスと同様にAH1pdm09が多くなっている3)。
第38週のインフルエンザ様疾患による県内の学級閉鎖等の発生状況は、休校1校、学年閉鎖6校、学級閉鎖70校であった1)。なお、県内の保育所、幼稚園、小学校、中学校、高等学校における、学級閉鎖等の措置の状況については、厚生労働省ホームページにおいて公表されている4)。

インフルエンザはインフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気である。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴であるほか、咽頭痛、鼻汁、咳等の症状もみられる。小児ではまれに急性脳症を発症し、また、高齢者や免疫力が低下している患者の場合には細菌による肺炎を伴うなど重症化する危険性が高い1,5)。
予防するための有効な方法としては、 (1)こまめな手洗い、(2)十分な休養とバランスのとれた栄養摂取、(3)室内ではこまめに換気、(4)人混みや繁華街への外出を控える、(5)適度な湿度の保持、(6)ワクチン接種、が挙げられる1,2)。
咳エチケットについて1,2)
県では、「咳エチケット」を推奨しています。
(1)咳・くしゃみの症状があるときは、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。
(2)マスクを持っていない場合は、ティッシュや腕などで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1メートル以上離れましょう。
(3)鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨て、手のひらで咳やくしゃみを受け止めたときはすぐに洗いましょう。
(4)咳をしている人にマスクの着用をお願いしましょう。
1)千葉県健康福祉部健康福祉政策課:インフルエンザ注意報の発令について(令和8年9月25日)
2)千葉県健康福祉部健康福祉政策課:インフルエンザから身を守ろう
3)国立健康危機管理研究機構:IDWR2026年第35号<注目すべき感染症>インフルエンザ![]()
4)厚生労働省:インフルエンザに関する報道発表資料2026/2027シーズン![]()
≪長期休暇に海外へ渡航される皆様・渡航された皆様へ≫
海外においては、国内では見られない感染症が流行していることがあり、海外滞在中に感染する可能性があります。海外へ渡航する際には、事前に渡航先における感染症の流行状況、現地滞在中の注意点、海外渡航に際し推奨されている予防接種をご確認ください1,2)。予防接種の種類によっては、数回(間隔を開けて2、3回)接種しなければならないものもあります。そのため、海外に渡航する予定がある場合には、なるべく早く(できるだけ出発3か月以上前から)、トラベルクリニック、渡航外来等の医療機関で、接種するワクチンの種類と接種日程の相談をしてください3)。
また、感染症には、潜伏期間(感染してから発症するまでの期間)が数日から1週間以上と長いものもあり、渡航中や帰国直後に症状がなくても、しばらくしてから具合が悪くなる場合があります。その場合は、医療機関に事前に電話連絡して海外渡航歴があることを伝えた上で受診し、渡航先、滞在期間、現地での飲食状況、渡航先での活動内容、動物との接触の有無、ワクチン接種歴等についてお伝えください4)。
2)厚生労働省:夏季休暇の海外渡航者に対する感染症予防啓発について(協力依頼)(PDF:145.1KB)
2026年第38週の県全体の定点当たり報告数は、前週(1.98)から増加して、2.83となった。
2025年までの過去の発生状況については別ページに掲載しています。
2026年第38週の県全体の定点当たり報告数は、前週(8.63)から増加して、14.36となった。
2015/16シーズンから2025/26シーズンの過去の発生状況については別ページに掲載しています。
※県内の迅速診断の結果がとりまとめられています。
千葉県では、2026年第38週に届出はなく、累計は32例であった。
2025年までの過去の発生状況については別ページに掲載しています。
国内で麻しん(はしか)の感染事例が報告されています。麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。麻しんの罹患歴がなく、2回の予防接種歴が明らかでない場合は予防接種をご検討ください。
また、発疹、発熱などの麻しんのような症状がある場合は、麻しんの疑いがあることを事前にかかりつけ医または医療機関に電話等で伝え、受診の要否や注意点を確認してください。医療機関へ移動される際は、周囲の方への感染を防ぐためにもマスクを着用し、公共交通機関の利用は可能な限り避けてください。詳細については、下記ホームページをご参照ください。
千葉県では2026年第38週に届出はなく、累計は192例であった。
2025年の過去の発生状況については別ページに掲載しています。
千葉県では2026年第38週に4例の届出があり、累計は109例となった。
2010年から2025年の過去の発生状況については別ページに掲載しています。
2026年第38週の県全体の定点当たり報告数は、前週(3.15)から減少して、2.98となった。
2016/17シーズンから2025/26シーズンの過去の発生状況については別ページに掲載しています。
千葉県では2026年第38週に4例の届出があり、累計は232例であった。
2021年から2025年の過去の発生状況については別ページに掲載しています。
千葉県では、2026年第38週に届出はなく、累計は0例であった。
2008年から2025年の過去の発生状況については別ページに掲載しています。
千葉県の検体採取週別ARI病原体検出状況(2025年第15週から2026年第18週、2026年5月14日時点)(PDF:184.2KB)
県内のARI病原体定点医療機関で採取された検体の病原体検出状況を掲載しています。次回更新は9月の予定です。
保健所へは、小児科・ARI定点の医療機関は報告様式1と2の両方を、ARI定点は報告様式2をご報告ください。
なお、集計様式は、保健所への送付は不要です。
参考:急性呼吸器感染症(ARI)に関する説明会の開催について(千葉県疾病対策課)
急性呼吸器感染症定点にかかるシステム上の入力方法について 医療機関向け(PDF:1,419.1KB)
オンライン報告を希望される場合、ちば電子申請サービスから手続きをお願いします(健康福祉政策課ホームページへ)
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