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更新日:令和8(2026)年8月5日
ページ番号:4643
千葉県感染症情報センターとは、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」による施策として位置づけられた感染症発生動向調査により得られた情報を集計・分析するとともに、情報提供・開示するため、千葉県衛生研究所に設置されています。
新型コロナウイルス感染症/インフルエンザ/麻しん/百日咳/腸管出血性大腸菌感染症/感染性胃腸炎/梅毒/風しん
過去の注目疾患:2015年、2016年、2017年、2018年、2019年、2020年、2021年、2022年、2023年、2024年、2025年、2026年
※過去の週報:
2012年から2016年週報、2017年週報、2018年週報、2019年週報、2020年週報、2021年週報、2022年週報、2023年週報、2024年週報、2025年週報、2026年週報
2026年第31週に県内医療機関から2例の届出があり、累計は5例となった(図)。5例の推定感染地域はいずれも国外(アジア地域4例・オセアニア地域1例)であった。

2021年から2026年第31週までに県内では56例のデング熱の届出があった。
性別は、男性40例(71%)、女性16例(29%)であった。年代別は、20代が18例(32%)と最も多く、次いで30代が13例(23%)であり、30代以下が約7割を占めた。病型は、デング熱が55例(98%)、デング出血熱が1例(2%)であった。推定感染地域は、56例全員が国外であり、そのうち8割以上がアジア地域であった。
全国では、2026年6月に6例のデング熱輸入症例が届出されており、推定感染地域は、スリランカ3例、モルディブ1例、ベトナム1例、マレーシア1例であった。直近12か月(2025年7月から2026年6月まで)における推定感染地域として多い上位4か国は、インドネシア、インド、フィリピン、ベトナムであった1)。
デング熱はデングウイルスを病原体とする感染症である。主な感染経路は、ウイルスを保有したネッタイシマカやヒトスジシマカなどの蚊に刺されることによる。ヒトからヒトへの直接的な感染はない。潜伏期間は、2日から14日程度である。発熱、発疹、関節痛、筋肉痛などの症状を呈する(デング熱)。多くの場合、後遺症を残すことなく回復するが、時に出血症状や意識障害を呈し、多臓器不全により死亡する場合もある。このような病態は重症デング熱と呼ばれ、デング出血熱、デングショック症候群等が含まれる2,3)。
デング熱の予防には蚊に刺されないようにすることが重要である。海外の流行地へ渡航する際には、露出した皮膚には虫よけ剤を使用する、長袖のシャツや長ズボンを着用してできるだけ肌の露出を避ける、屋内では網戸やエアコンを使用して蚊の侵入を防ぐ、就寝時や昼寝の際には殺虫剤処理された蚊帳を利用する、などの対策がある。また、渡航中や帰国後に発熱や体調不良を感じた場合には、速やかに近くの医療機関を受診し、渡航先や渡航期間、渡航先での活動を伝えることが重要である4,5)。
1)国立健康危機管理研究機構:日本の輸入デング熱症例の動向について![]()
3)国立健康危機管理研究機構:IASRデング熱・デング出血熱 2015から2019年![]()
≪夏休みに海外へ渡航される皆様・渡航された皆様へ≫
海外においては、国内では見られない感染症が流行していることがあり、海外滞在中に感染する可能性があります。海外へ渡航する際には、事前に渡航先における感染症の流行状況、現地滞在中の注意点、海外渡航に際し推奨されている予防接種をご確認ください1,2)。予防接種の種類によっては、数回(間隔を開けて2、3回)接種しなければならないものもあります。そのため、海外に渡航する予定がある場合には、なるべく早く(できるだけ出発3か月以上前から)、トラベルクリニック、渡航外来等の医療機関で、接種するワクチンの種類と接種日程の相談をしてください3)。
また、感染症には、潜伏期間(感染してから発症するまでの期間)が数日から1週間以上と長いものもあり、渡航中や帰国直後に症状がなくても、しばらくしてから具合が悪くなる場合があります。その場合は、医療機関に事前に電話連絡して海外渡航歴があることを伝えた上で受診し、渡航先、滞在期間、現地での飲食状況、渡航先での活動内容、動物との接触の有無、ワクチン接種歴等についてお伝えください4)。
2)厚生労働省:夏季休暇の海外渡航者に対する感染症予防啓発について(協力依頼)(PDF:145.1KB)
2026年第31週の県全体の定点当たり報告数は、前週(1.04)から増加して、1.27となった。
2025年までの過去の発生状況については別ページに掲載しています。
2026年第31週の県全体の定点当たり報告数は、前週(0.34)から増加して、0.47となった。
2015/16シーズンから2024/25シーズンの過去の発生状況については別ページに掲載しています。
※県内の迅速診断の結果がとりまとめられています。
千葉県では、2026年第31週に届出はなく、累計は32例であった。
2025年までの過去の発生状況については別ページに掲載しています。
国内で麻しん(はしか)の感染事例が報告されています。麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。麻しんの罹患歴がなく、2回の予防接種歴が明らかでない場合は予防接種をご検討ください。
また、発疹、発熱などの麻しんのような症状がある場合は、麻しんの疑いがあることを事前にかかりつけ医または医療機関に電話等で伝え、受診の要否や注意点を確認してください。医療機関へ移動される際は、周囲の方への感染を防ぐためにもマスクを着用し、公共交通機関の利用は可能な限り避けてください。詳細については、下記ホームページをご参照ください。
千葉県では2026年第31週に3例の届出があり、累計は176例となった。
2025年の過去の発生状況については別ページに掲載しています。
千葉県では2026年第31週に3例の届出があり、累計は53例となった。
2010年から2025年の過去の発生状況については別ページに掲載しています。
2026年第31週の県全体の定点当たり報告数は、前週(2.64)から減少して、2.42となった。
2016/17シーズンから2024/25シーズンの過去の発生状況については別ページに掲載しています。
千葉県では2026年第31週に5例の届出があり、累計は189例となった。
2021年から2025年の過去の発生状況については別ページに掲載しています。
千葉県では、2026年第31週に届出はなく、累計は0例であった。
2008年から2025年の過去の発生状況については別ページに掲載しています。
千葉県の検体採取週別ARI病原体検出状況(2025年第15週から2026年第18週、2026年5月14日時点)(PDF:184.2KB)
県内のARI病原体定点医療機関で採取された検体の病原体検出状況を掲載しています。次回更新は9月の予定です。
保健所へは、小児科・ARI定点の医療機関は報告様式1と2の両方を、ARI定点は報告様式2をご報告ください。
なお、集計様式は、保健所への送付は不要です。
参考:急性呼吸器感染症(ARI)に関する説明会の開催について(千葉県疾病対策課)
急性呼吸器感染症定点にかかるシステム上の入力方法について 医療機関向け(PDF:1,419.1KB)
オンライン報告を希望される場合、ちば電子申請サービスから手続きをお願いします(健康福祉政策課ホームページへ)
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