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更新日:令和3(2021)年1月20日
ページ番号:4643
「新型コロナウイルス肺炎に関するQ&A」について、専用のページを作成しました。
《新型コロナウイルス感染症:感染者の発生状況》
《県民の皆様へ》
《医療関係者の皆様へ》
千葉県感染症情報センターとは、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」による施策として位置づけられた感染症発生動向調査により得られた情報を集計・分析するとともに、情報提供・開示するため、千葉県衛生研究所に設置されています。
週報/月報/報告数/腸管出血性大腸菌感染症/インフルエンザ/感染性胃腸炎/麻しん/風しん/リンク
2021年第2週(2021年1月11日~2021年1月17日)(PDF:710.4KB)
※過去の注目疾患:2015年、2016年、2017年、2018年、2019年、2020年、2021年
※過去の週報:2012年~2016年週報、2017年週報、2018年週報、2019年週報、2020年週報、2021年週報
千葉県において2021年第2週の流行性角結膜炎の定点当たり報告数は、定点当たり0.35(人)であった(図1)。報告の年齢群別内訳は、20代5例(41.7%)、30代3例(25.0%)、40代1例(8.3%)、50代2例(16.7%)及び70歳以上1例(8.3%)であった。第2週において報告の多い保健所管内は、香取(2.0)、山武(1.0)、市原(1.0)となっている(図2)。
流行性角結膜炎は、一般に「はやり目」と呼ばれている感染症であり、アデノウイルス(8、19、37、53、54、56型など)による疾患である。夏場に多い疾患ではあるが、近年の発生動向は以前より季節変動が明確ではない。症状として感染すると8~14日の潜伏期を経て急に発症し、結膜の充血、眼瞼の浮腫や流涙、ときに耳の前のリンパ節の腫脹を伴う。角膜に炎症が及ぶと透明度が低下し、角膜表面の小さな濁りが数か月から数年残ることがある。結膜炎が出血性となり、出血性結膜炎(エンテロウイルス70型, コクサッキーウイルスA群24型変異株による)や咽頭結膜熱との鑑別を要することがある他、ヘルペスウイルスや、クラミジアによる眼疾患との鑑別が必要である。両眼が感染しやすいが、初発眼の症状がより強いとされている。年齢では1~5歳を中心とする小児に多いが、成人も含み幅広い年齢層にみられる。感染は、職場・学校や家庭などで、ウイルスにより汚染されたティッシュペーパー、タオル、洗面器やドアノブなどに触れるなどして生じる。感染予防の基本は接触感染予防の徹底であり、患者本人やその周囲の者はタオルや点眼液など目に接触するものは個人用とすることが重要である。
疾患別・保健所別5週グラフ(2020年51週~2021年2週)(PDF:190.8KB)
千葉県では、2021年2週に1例の届出があった(2021年1月20日現在)。2021年の累計は1例である。
2021年2週の県全体の定点当たり報告数は、2021年1週の0.03から減少し、0.01であった。
2021年2週の県全体の定点当たり報告数は、2021年1週の1.79から減少し、1.57であった。
千葉県では、2021年2週に届出はなかった(2021年1月20日現在)。2021年の累計は0例である。
千葉県では、2021年2週に届出はなかった(2021年1月20日現在)。2021年の累計は0例である。
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