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更新日:令和3(2021)年4月15日

ページ番号:4643

千葉県感染症情報センター

「新型コロナウイルス肺炎に関するQ&A」について、専用のページを作成しました。

新型コロナウイルス肺炎についてQ&A

 

《新型コロナウイルス感染症:感染者の発生状況》

《県民の皆様へ》

《医療関係者の皆様へ》

 

千葉県感染症情報センターとは、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」による施策として位置づけられた感染症発生動向調査により得られた情報を集計・分析するとともに、情報提供・開示するため、千葉県衛生研究所に設置されています。

週報月報報告数腸管出血性大腸菌感染症インフルエンザ感染性胃腸炎麻しん風しんリンク

週報

2021年第14週(2021年4月5日~2021年4月11日)(PDF:1,040.6KB)

※過去の注目疾患:2015年2016年2017年2018年2019年2020年2021年

※過去の週報:2012年~2016年週報2017年週報2018年週報2019年週報2020年週報2021年週報

今週の注目疾患

レジオネラ症

2021年第14週に県内医療機関から3例のレジオネラ症の届出があり、2021年の累計は12例となった。レジオネラ症は一年を通して発生が見られるが、傾向として夏~秋により多く、県内でも過去(2013年~2020年)には当該季節に届出が多くなる傾向が認められている(図1)。これから夏に近づくにつれ、当該感染症の発生動向を注視していく必要がある。

14wレジオネラ

本年届出のあった12例の内訳は、性別では男性が9例(75%)と女性よりも多く、年齢中央値は70.5歳(範囲:59歳-93歳)で、年代別では12例全員が50代以上であり、約6割が70代以上だった。病型別では肺炎型が10例(83%)と大半を占めており、ポンティアック熱型は2例のみであった。届出保健所管内別では、船橋市が最も多く4例(33%)報告があり、次いで柏市、君津保健所管内からそれぞれ2例ずつ報告されていた。推定感染経路は多くが不明であったが、デイサービスの浴場、自宅の加湿器、いわゆるスーパー銭湯等の利用歴があり、水系感染と推定されたのが3例(25%)あり、塵埃感染と推定された症例が1例あった。これらはいずれも現時点では散発的な事例と思われ、同一施設などからその他患者の発生の報告は確認されていない。

レジオネラ症は、土壌や水などの自然環境中に存在するレジオネラ属菌によって引き起こされる。エアロゾルを発生しうる人工環境(噴水・冷却塔・ジャグジー・加湿器等)や循環水を利用した入浴設備等で、衛生的な維持管理が不十分な場合、レジオネラ属菌が増殖し感染源となることがある。レジオネラ症は劇症型のレジオネラ肺炎と一過性のポンティアック熱の2つの病型に分類される。レジオネラ肺炎の潜伏期間は通常2-10日(16日間の症例報告もある)、中枢神経症状や下痢などを認めることもあり、有効な抗菌薬による治療がなされないと特に致命的になる(免疫抑制下では40~80%が死亡)。一方ポンティアック熱は潜伏期間が数時間から48時間程度であり、インフルエンザ様症状が2~5日続くが、一過性で治癒する。患者からの菌分離は、尿中抗原による診断が難しいレジオネラ属菌による症例の確認や、曝露源と推察される環境から分離された菌と合わせて遺伝子型別を行なうことによって、感染源の特定といった公衆衛生対応にも有用となる。原因となるレジオネラ属菌は通常ヒトからヒトに直接感染することはないが、患者周囲に同じ感染源に曝露した者がいる可能性があり、注意が必要である。前述の人工環境や入浴施設の利用による感染が疑われる場合には、環境検査やその曝露源周囲にポンティアック熱を含むレジオネラ症の症状を呈したものがいないか確認し、エアロゾルを発生しうる人工環境や入浴施設については、平時からの適切な維持管理がレジオネラ症予防に重要である。

【引用・参考】

●WHO_Legionellosis外部サイトへのリンク

●国立感染症研究所_レジオネラ症とは外部サイトへのリンク

疾患別・保健所別5週グラフ

月報

報告数

腸管出血性大腸菌感染症情報

千葉県では、2021年14週には届出がなかった(2021年4月7日現在)。2021年の累計は13例である。

インフルエンザ情報

2021年14週の県全体の定点当たり報告数は、2021年13週の0.00から変わらなかった

感染性胃腸炎情報

2021年14週の県全体の定点当たり報告数は、2021年13週の1.47から減少し、1.46であった。

麻しん情報

千葉県では、2021年14週に届出はなかった(2021年4月14日現在)。2021年の累計は0例である。

風しん情報

千葉県では、2021年14週に届出はなかった(2021年4月14日現在)。2021年の累計は1例である。

リンク

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部千葉県衛生研究所感染疫学研究室

電話番号:043-266-6723

ファックス番号:043-265-5544

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