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更新日:令和7(2025)年10月16日
ページ番号:769780

職場における顧客等からの過大な要求や不当な言いがかりなどのいわゆる“カスタマーハラスメント”が問題となっています。
カスタマーハラスメントは、労働者に大きなストレスを与えるだけでなく、体調不良などによる離職の原因となりかねません。
また、時間の浪費や業務上の支障、金銭的損失、ブランドイメージの低下といった企業の損失につながります。
カスタマーハラスメントのない、あかるい社会づくりに向けて、それぞれの立場から、一緒に取り組みましょう!
顧客などからのクレームや言動のうち、
など労働者の就業環境に悪影響を及ぼすものをいいます。
カスタマーハラスメントや、求職者等に対するセクシュアルハラスメントを防止するために、雇用管理上必要な措置を講じることが事業主の義務となります。(公布日:令和7年6月11日、施行日:公布後1年6か月以内の政令で定める日)
県は、カスタマーハラスメント対策の強化の一環として、労働者や使用者の団体、行政機関等21団体で構成する「ちばの魅力ある職場づくり公労使会議」として、「NO!カスハラ! ちば共同宣言 ~やめようカスハラ、なくそうカスハラ~」を行いました。
お互いを尊重し、誰もが活躍できるカスタマーハラスメントのない千葉県に向け、それぞれの立場でできることに取り組みましょう。

NO!カスハラ! ちば共同宣言 ~やめようカスハラ、なくそうカスハラ~(PDF:262.3KB)
カスタマーハラスメント対策は、実際に起こった際に適切な対応ができるよう、顧客等からの要求内容を想定した事前準備や判断基準を共有しておくことが大切です。
事業主の皆様は、労働者をカスタマーハラスメントから守るため、社内マニュアルの作成、研修の実施、相談窓口の設置など防止対策に取り組みましょう。
労働者の皆様は、1人で抱え込まず、上司や同僚、あるいは社内外の窓口に相談しましょう。
厚生労働省「あかるい職場応援団」のホームページでは、ハラスメントに関する情報を一元化して情報発信しています。各種マニュアルやリーフレット・ ポスター等を掲載していますので、是非、カスタマーハラスメント対策にお役立てください。
 
 


自立した消費者として、意見がきちんと相手に伝わるように、「意見を伝える」ときには次の3つのポイントを参考にしてみてください。
(消費者庁「消費者教育ポータルサイト」から引用)
県内中小企業の皆様に、働き方改革等に向けて積極的に取り組んでいただけるよう、経営者や人事労務担当者の方などを対象に各種セミナー動画を配信します。
 今年度は、カスタマーハラスメント対策や国の助成金を活用した働き方改革等をテーマに、取組の進め方やポイントを事例を交えながら御紹介します。
 セミナー動画は、配信期間中、御都合に合わせていつでも視聴いただくことができますので、皆様の御参加をお待ちしています。
働き方改革やテレワークの推進等に取り組む県内中小企業を支援するため、柔軟な働き方、業務の効率化、ハラスメント防止等でお悩みの企業等に働きやすい環境づくりアドバイザーを派遣します。
 企業のニーズに合わせて、経験豊富な社会保険労務士や中小企業診断士などのアドバイザーが課題解決に向けた様々な支援を行いますので、ぜひ御活用ください。
賃金不払い、解雇、労働時間、休日・休暇、配転・出向、労働条件の不利益変更、職場のハラスメントなど雇用関係に伴うトラブル等の労働問題などでお悩みの労働者又は使用者の方向けの労働相談窓口として「千葉県労働相談センター」を開設しています。
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