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更新日:令和5(2023)年4月20日

ページ番号:14126

千葉県の大気環境状況

大気環境常時監視測定結果

千葉県及び大気汚染防止法の政令市等では大気汚染防止法に基づき県内の大気の汚染の状況を常時監視するため、県内に常時監視測定局(令和元年度末で県局39局、政令市等87局)を設置し大気汚染物質の測定を行っています。また、有害大気汚染物質については、県・市併せて約40地点(元年度は35地点)で測定を行っています。

1.大気汚染物質

石油や石炭などの化石燃料の燃焼に伴い発生する汚染物質や、大気中で反応して生成する汚染物質の内、硫黄酸化物、窒素酸化物、一酸化炭素、浮遊粒子状物質、微小粒子状物質、光化学オキシダント、炭化水素などを測定しています。

大気常時監視測定局の位置、測定項目等の測定概要及び大気環境常時監視測定結果から求めた環境基準達成率や、年平均等について以下のページに掲載いたしました。

現在の測定データは以下のページでご覧になれます。

2.有害大気汚染物質

有害大気汚染物質は、大気中に排出され、低濃度であっても、継続的に摂取される場合には、人の健康を損なうおそれがある物質をいいます。環境省が「有害大気汚染物質に該当する可能性がある物質」として248物質を定め、その中でも有害性のある程度高いと考えられる物質を優先取組物質とし23物質を選定しています。平成21年度からの測定結果を以下のページに掲載いたしました。

光化学スモッグ注意報の発令状況等について

千葉県では「大気汚染防止法」に基づく「千葉県大気汚染緊急時対策実施要綱」を定め、毎年光化学スモッグの発生しやすい4月1日から10月31日までの間、県内を12地域に分けてオキシダント濃度が注意報等の発令基準以上になった場合に「光化学スモッグ注意報」を発令する等の緊急時対策を実施しています。

平成24年度以降の光化学スモッグ注意報の発令状況等について、以下のページに掲載いたしました。

※光化学スモッグ注意報、警報、重大緊急報の発令については、大気汚染緊急時対策実施要綱に記載されています。

PM2.5について

大気中に気体のように長期間浮遊しているばいじん、粉じん等の微粒子のうち、粒径2.5マイクロメートル以下のものを微小粒子状物質としてPM2.5と呼んでいます。PM2.5については、1日の平均値が1立方メートルあたり70マイクログラムを超えると予想される場合に、県内を2地域に分け、その日のPM2.5の値に注意するよう朝(午前9時頃)と昼(午後1時頃)に情報提供を行います。

各種の大気環境調査

1.降下ばいじん調査

降下ばいじんとは、大気中の粒子状物質のうち重力または雨によって沈降するばいじん、粉じん等の物質の総称で、県では昭和35年度から降下ばいじんの実態を把握するため調査を開始し、継続して実施しています。

2.浮遊粒子状物質調査

浮遊粒子状物質とは、空気中に浮遊している粒径が10μm以下の粉じんをいいます。人体に対する影響があるとされており、県では自動測定器で質量濃度を測定しています。浮遊粒子状物質の成分については、昭和49年度から平成29年度までローボリウムエアサンプラー法により、実態調査を行いました。

以下のページで、平成15年からの調査結果をEXCEL形式のデータで提供しています。

3.酸性雨調査

酸性雨とは、石油や石炭などの化石燃料を燃焼させた時に発生する硫黄酸化物や窒素酸化物などの汚染物質が大気中で硫酸や硝酸に変化し、降水(雪やひょうも含む)に溶け込むことによって、酸性化することをいいます。千葉県では、酸性雨による影響は確認されていませんが、県内の酸性雨の状況を把握するため昭和50年度から平成29年度まで調査を行いました。

以下のページで、平成15年からの調査結果をEXCEL形式のデータで提供しています。

4.アスベスト

アスベストがその発がん性により社会的に問題になっていることから、県及び関係市では、一般大気中の濃度測定を平成18年度から行っています。

5.ダイオキシン

県内の一般大気環境,公共用水域,底質,地下水及び土壌中におけるダイオキシン類濃度を測定した結果について,ダイオキシン類対策特別措置法第27条第3項に基づき公表しています。

報告書、公表資料等

1.大気環境調査報告書

千葉県では、大気環境の常時監視を行うため、国及び大気汚染防止法に基づく政令市等と連携し、二酸化いおう、二酸化窒素、光化学オキシダント、浮遊粒子状物質、微小粒子状物質(PM2.5)、有害大気汚染物質、ダイオキシン類、アスベスト等の各種調査を継続して実施しています。大気環境調査報告書はこれらの調査結果を取りまとめたものです。(平成24年度以降の報告書について掲載しています。)

2.大気環境の状況について(これまでの報道発表資料)

大気環境常時監視測定結果、有害大気汚染物質測定結果に基づき、概要を毎年度報道発表しています。

以下のページに過去の報道発表資料を掲載しています。

3.過年度の測定結果

年度毎に上記に示した情報等を整理したリンク集です

お問い合わせ

所属課室:環境生活部大気保全課大気監視班

電話番号:043-223-3857

ファックス番号:043-224-0949

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