ここから本文です。
更新日:令和6(2024)年11月1日
ページ番号:9303
森林の持つ水源のかん養、山地災害の防止、地球温暖化防止等の公益的機能を十分に発揮させるためには、「伐って、使って、植える」という森林資源の循環利用を促進していくことが重要です。
そのため、多くの県民が利用する公共建築物や民間施設等における木材利用を促進すること等により適切な森林整備を推進し、ちばの森林を守り育んでいきます。
令和3年10月1日に「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」が「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律(都市(まち)の木造化推進法)」に改正・施行されたことに伴い、平成23年3月に策定した「千葉県内の公共建築物等における木材利用促進方針」を「千葉県内の建築物等における木材利用促進方針」に改定しました。
この方針は、建築物等における木材利用を促進することで、森林資源の循環利用を図り、千葉県内の森林の整備を進めていくとともに、脱炭素社会の実現に貢献しようとするものです。
建築物を整備する方をはじめ、県民の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
県内では、以下の50市町村(うち都市(まち)の木造化推進法に基づく方針19市町)において方針が策定されています。
公共建築物や多くの県民が利用する展示効果の高い民間施設において、県産木材を使用した内装等の木質化や木製品の設置に係る経費を支援することにより、県産木材の利用促進を図ります。
県産木材(ちばの木)の利用促進のため、県産木材を使用した製品を紹介します。
ちばの木認証センターでは、サンブスギに代表される千葉県産木材(ちばの木)を使用した木造住宅の需要を拡大するため、「ちばの木の家づくり」を実践する工務店等を「ちばの木の家づくり推奨店」として認定しています。
「地元の木で家をつくりたいけれど、どこに頼めばよいのかわからない。」という方はお近くの推奨店を訪ねてみてはいかがですか。
公共事業における木材利用の促進や消費者の環境・健康志向など、県産材利用のニーズが高まってきていることから、産地の明確な木材及び木材製品の供給が求められています。
また、違法伐採対策として、政府及び県等の調達の対象を合法性・持続可能性が証明された木材及び木材製品とする措置が導入されたことから、これらの証明制度が必要とされています。
そこで、ちばの木認証センターでは、産地及び合法性等の証明を併せて行い、法令等の手続が適切に行われた千葉県産の木材及び木材製品を「ちばの木」として認証することにより、「千産千消」として県産材の利用拡大を図っています。
県では、県産木材の住宅利用によるCO2固定量を認証することで、県産木材の利用を推進するとともに、県民の皆様に森林や地球環境の保全に対する認識を深めていただく契機とするため、「ちばの木づかい」CO2固定量認証制度を創設しました。
美しいちばの森林づくり「ちばの木づかい」CO2固定量認証制度
木育(もくいく)とは、木に対する親しみや木の文化への理解を深め、材料としての木材の良さやその利用の意義を学ぶことです。県内では、木工技術出前授業による授業や林業普及指導員による林業体験の指導を通して、子供たちに森林・林業・木材の大切さを伝えています。
県産木材を利用した建築物や木材製品のほか、林業生産プロセスの改善や令和元年房総半島台風による倒木の利活用を進める提案などを募集し、優れたものを表彰しました。
木材流通の要ともいえる木材市場を会場に、県産木材の利用の機運を高めることを目的としたシンポジウムを開催します。(令和6年10月18日開催)
木材利用シンポジウムin東金チラシ(PDF:2,099KB)
ファイルサイズが大きいため、閲覧の際はご注意ください。
木材にかかわる多様な関係者による講演により、県産木材の利用の機運を高めることを目的としたシンポジウムを開催します。(令和6年12月17日開催)
木材利用シンポジウムin千葉チラシ(PDF:1,326.6KB)
東京2020オリンピック・パラリンピック選手村ビレッジプラザの建築用材等として千葉県が提供し、返却された千葉県産木材を県内各地で活用しています。
民間の木造化、木質化施設の中からご提供があった写真や情報を公開します。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください