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更新日:令和6(2024)年3月25日
ページ番号:418797
発表日:令和3年3月2日
農林水産部森林課
県では、県産木材の利用を促進することで、森林の健全な育成を図るため、県内の林業・建築関係団体と連携して、今年度の新たな取組として「千葉の木づかいコンペティション2020」を実施しました。
73件の応募があり、2月19日に審査会を開催し、最優秀賞4点、優秀賞8点、特別賞(倒木の処理・利活用に係る優れた作品・提案)1点、また、審査の中で創設されたドリーム賞1点の計14点を決定しました。
【概要】
設計者:アルキテク設計室、施工者:日幸建設株式会社
道路に面した外部仕上げを厚さ3cmの県産サンブスギ板外壁とし、木の表情がある街の風景をつくった。
【概要】
県産スギ集成材で製作した、木目をヘリングボーン模様に配置した椅子や、台形形状で様々なレイアウトに配置できるベンチテーブルなど。
※同用途で同じ製品名の登録商標があるため、「製品化などする場合には名称変更すること」の条件付きで入賞とした。
【概要】
県産木材の無垢の一枚板の板目に、年輪が生まれた年を刻印。県民として生まれた新生児は、その年に伐採された木材をもとに作られた「せいくらべ」を受け取り、毎年、身長を記入していく。
【概要】
県内の古い木造駅舎のリノベーションをきっかけに駅周辺の各町それぞれで地域の林業の魅力を地域内外に発信し、将来的な地域への移住の推進につなげる。
【概要】
設計者:株式会社山下設計、施工者:竹中工務店・大城組特定建設工事共同体
千葉県産材と震災復興を支援する東北産材を組み合わせた市民協働を象徴する空間。階段や掲示壁などに千葉県産材を使用。
【概要】
設計者:野口修アーキテクツアトリエ、施工者:有限会社村上建築工房
構造材の全てに県産木材を使用した木造平屋建ての住宅。平屋の特徴を活かすため、屋根の構造を現す意匠とした。
(撮影:小泉一斉)
【概要】
県産サンブスギをポール部分に、県産マテバシイを台座部分に使用し、意匠と機能性を重視したパーテーションポール。
【概要】
県産マテバシイを加工したスウェーデントーチ。使用後は自然燃焼の造形美が楽しめるオブジェや椅子等として利用。
【概要】
県産木材を屋外用舗装材に活用し、公共歩行空間を木化する。林業の環境整備を組み込んだ持続的な公共事業により、森林資源の健全な循環を促進する。
【概要】
曲がりが多く堅い材質であるマテバシイの特徴を活かして、間伐材や倒木材を魚礁として利用し、釣りやダイビングポイントに設置し、山林資源を水産資源や観光資源としての活用を図る。
【概要】
一般の人が気軽に県産木材を見て購入できるようホームセンターやネットショップで販売する。
【概要】
千葉県産の杉を銘木としてブランディングする。直近1~2年で知名度を上げるため、山林の中に体験型キャンプ塔を建設して首都圏から人を呼び、建材、家具、薪、アスレチック等の様々な杉の活用方法を学べる宿泊プログラムを提供する。
【概要】
倒木を含む県産木材の丸太の打設により、河川やため池の堤防などの盛土構造物の補強に活用し、同時に気候変動抑制にも貢献する。
【概要】
県産木材を使って元結婚式場の古いチャペルを改修し、木育ひろば・おもちゃのチャペルとして新たな息吹を吹き込みます。(計画進行中のプロダクト作品)
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、表彰式は開催しません。
※受賞作は、令和3年3月9日火曜日から令和3年3月19日金曜日まで、本庁舎1階連絡通路で展示します。
参考:応募状況
応募部門 |
応募数 |
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実施作品部門(県産木材をたくさん利用した建築物や木材製品)建築作品 |
20件 |
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実施作品部門(県産木材をたくさん利用した建築物や木材製品)プロダクト作品 |
7件 |
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アイデア部門(県産木材をより多く利用するアイデア) |
33件 |
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プロセス・ソリューション部門(林業生産プロセスを改善することで生産性を向上させるアイデア) |
13件 |
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計 |
73件 |
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