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更新日:平成29(2017)年12月21日

認定看護師

がん化学療法看護認定看護師

がん化学療法認定看護師1

山田みつぎ(やまだみつぎ)

がん化学療法認定看護師2

松原裕理(まつばらゆり)

 

化学療法を受ける患者さんが、安全で安楽に治療を受けながらQOLを維持されるためには、副作用症状に対する組織的な取り組みや、患者さんのセルフケア力を高めるための支援が重要です。そのような中で、がん化学療法看護認定看護師の役割は、患者さんへの直接的な看護援助はもちろん、副作用の出現率や緩和方法を他職種カンファレンスで提示したり、医療者からの相談や各部門間の調整など、組織横断的な活動による間接的支援も担っています。認定看護師として、各部門との連携を深め、患者さんへのトータルケアを目指すための有効なリソースとして機能するように日々励んでいます。これからも看護の役割を十分に発揮でき、患者さんに、「抗がん剤治療を受けるなら、この病院で」「こんな看護師に相談したい」と思っていただけるように、看護の専門性や質の向上を追求し続けたいと考えています。

感染管理認定看護師

当院では、がんを抱え、体の抵抗力が低下し感染症発生リスクが高い患者を対象に医療を提供しています。感染管理認定看護師は、当院を利用する方、当院で働く職員を医療関連感染から守るために、2007年4月より医療安全管理室に専従(2011年より専従1名・兼任1名)で配属され、組織横断的に活動しています。

感染管理認定看護師の主な役割としては、病院環境の整備状況の把握と改善、院内感染発生防止対策の要となるスタンダードプリコーション実践のための啓発・教育、医療関連感染症発生時の対応、感染対策マニュアル整備と教育、医療関連感染サーベイランス実践と感染防止技術の改善などがあります。これらを感染対策チーム(ICT)の一員として、施設全体に働きかけ「医療関連感染が発生しにくい環境の中での、より良いがん医療提供」を目指して日々活動をしています。

乳がん看護認定看護師

乳がん

西弘美(にしひろみ)

 

 

乳がんは女性が罹患するがんでは1位であり、その年齢も30代から増え始め40~50歳がピークとなっています。

乳がんの治療は手術療法・化学療法・内分泌療法・放射線療法など集学的治療が行われ、治療期間や経過観察も長期に及びます。また患者さんや家族を取り巻く問題は、妊孕性・乳房再建・遺伝性乳がん・就労と幅広くその負担ははかり知れません。

乳がん看護認定看護師は、心理的サポート、意思決定支援、治療に伴うセルフケア支援、ボディイメージの受容へのサポート、リンパ浮腫への対応など適切な情報提供と支援を役割としており看護外来も開設し相談できる環境を整えています。

患者さんとそのご家族の気持ちに寄り添い、その人らしい生活が送れるかを一緒に考え、困ったことがあれば気軽に声をかけていただける存在でありたいと思っています。

皮膚・排泄ケア認定看護師

皮膚排泄ケア1

神代尚子(かじろなおこ)

 

 

当センターでは、がんという消耗性疾患と闘いながら外科的手術をはじめ、化学療法や放射線治療など多岐にわたる治療を受けられる患者さんがいます。がんの進行に伴うリンパ浮腫による皮膚の菲薄化やがん悪液質症候群による脂肪や筋肉組織の消耗のある方は皮膚が脆弱化しスキントラブルを起こしたりします。特に褥瘡を形成した場合は治癒経過が長期になることがあるため皮膚・排泄ケア認定看護師が専門的な知識と技術を用いてケアを提供していきます。

また、化学療法による副作用で出現する手足症候群のスキンケア、放射線治療によるスキンケアや日常生活の指導、ストーマ造設患者さんについては、週2回ストーマ外来で退院後の継続ケア、装具交換指導、スキントラブルケア、生活支援、精神面のフォロー等を行っています。また手術後や入院中に起こるさまざまなスキントラブルに対するケアや褥瘡の予防と治療など、医療チームや各部門との連携を図りながら、患者さんの権利を守り、自律を尊重し、患者さんの立場に立ち、思いやりのある看護を目指し日々励んでいます。

がん性疼痛看護認定看護師

がん性疼痛1

樋口こず絵(ひぐちこずえ)

がん性疼痛2

青柳麻衣子(あおやぎまいこ)

 

がんと診断される患者さんの殆どが様々な痛みを抱えています。痛みは身体の痛みだけでなく、価値観や生活の変容などを迫られる事も多々あります。そのような痛みを抱える患者さんが痛みと付き合えるプロセスを支援できるように痛みのマネジメントを行なっています。

看護師の対象として定期的な研修会の実施やカンファレンスを行い、痛みにおける治療の知識や援助を深め、日々の迷いや解決に向けた取り組みを医療スタッフと共に検討しています。そして、患者さんの痛みを生活の視点で捉え、がんと付き合いながら新たな生活方法を築く事ができるように、医療スタッフと協力しながら闘病を支えています。

がん放射線療法看護認定看護師

近年、放射線治療は情報工学技術の発展とともに、根治治療から緩和治療まで、幅広い役割期待を受けるようになりました。2015年には38万人の放射線治療を受ける新規患者さんが予測されています。

このような背景から、がん放射線療法看護認定看護師には、放射線治療における専門的な知識・技術を用いて、水準の高い看護ケアを提供することや臨床実践における看護ケアの質の向上のための役割遂行が期待されています。

現在、放射線治療部に専従し、放射線治療を受ける患者さん及びご家族の皆様へ、治療に関する意思決定の支援、治療期間中や治療後のさまざまな副作用への個別的な対応と症状緩和、患者さんが安心して治療が受けられるような治療環境の調整、セルフケアの支援など、質の良い看護を提供することができるように日々活動しています。

摂食・嚥下障害看護認定看護師

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金塚浩子(かなつかひろこ)

 

 

食事は、人間の基本的欲求の一つです。がんに罹患し外科的手術、化学療法、放射線療法などを受けることで、細胞が変性したり、腫れや痛みなどによって身体的変化が起こり、食事を摂ることが困難になってしまうことがあります。「心と体にやさしく、希望の持てるがん医療」の理念に基づき、私たち摂食・嚥下障害看護認定看護師は、「口から食べる幸せ」を目標として日々活動しています。

食べるための口の中の環境づくりをはじめ、安全に食べられる食事の選定や調整、さらに、摂食・嚥下リハビリテーションを通して「生活の質の維持・向上」を目指しています。

とても身近な「食事」に対して、希望を持っていただくことが出来るように、患者さんやご家族の方々を支援させていただきたいと思っております。