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更新日:令和7(2025)年4月4日
ページ番号:752248
成田空港では、2028年度末の供用を目指して滑走路の新設や延伸などが進められているほか、ワンターミナル化や新貨物地区の整備などの『新しい成田空港』構想の検討が進められるなど、「第2の開港」とも言うべき取組が進められています。また、空港周辺地域では、首都圏中央連絡自動車道(令和8年度開通予定)などの広域的な道路ネットワークの整備が進められており、空港と空港周辺地域のポテンシャルは大きな高まりを見せています。
こうした動きに合わせ、千葉県では、国、空港周辺9市町、成田国際空港株式会社と連携して、空港を核とした国際的な産業拠点の形成など、成田空港周辺のエアポートシティの実現に向けた取組を推進しています。
(成田国際空港株式会社提供資料を一部改変)
◆ B滑走路の”延伸”(2,500mから3,500mへ)、C滑走路の”新設”(3,500m)により、年間発着枠"50万回"へ
◆ 発着回数50万回時には...
旅客数 約7500万人 / 貨物量 約300万t / 空港内従業員 約7万人 に増加することが期待されます。
【関連リンク】
機能強化に合わせ、旅客ターミナルの再構築、航空物流機能の高度化、空港アクセスの改善、地域との一体的な発展等に関する成田空港の将来像となる『新しい成田空港』構想とりまとめ2.0が令和6年7月に公表されました。
(※今後の検討により変更が生じる場合があります。)
※ファイルサイズが大きいため閲覧の際はご注意ください。
(出典:『新しい成田空港』構想とりまとめ2.0概要)
【関連リンク】
(『新しい成田空港』構想とりまとめ2.0資料を一部改変)
◆ 成田空港の機能強化と並行して、機能強化の効果を最大限波及させるための道路整備が進んでいます。
※大栄JCT~多古IC間は1年程度前倒しでの開通を目指す。
※北浦IC~鉾田IC間は令和8年度半ばの開通を目指す。
成田空港と北関東・首都圏等とのアクセスが飛躍的に向上、効果的な物流ネットワークを形成
空港と空港周辺地域で高まるポテンシャルを生かし、我が国の国際競争力を強化するため、成田空港を核とした物流・産業拠点形成に向けた取組の一つとして、地域未来投資促進法の農振除外・農地転用の特例を活用し、民間投資を促進するための取組を進めています。
地域未来投資促進法の弾力的活用に関する取扱通知( 農林水産省 令和5年3月発出 )
千葉県と空港周辺9市町で策定した「成田新産業特別促進区域基本計画」において、成田空港周辺地域に設定される重点促進区域では、成田空港の機能との一体的利用が必要な物流施設等を整備する場合、例外的に農地を含む土地を事業用地として選定ができるようになりました。
【令和5年12月】
基本計画を変更し、成田空港の機能との一体的利用が必要な物流施設等の整備を図るため、多古町と成田市内に2カ所に重点促進区域を設定しました。
【令和6年12月】
空港周辺地域に集積を目指す産業として、空港の特徴や強みを生かせる5つの産業を追加しました。地域未来投資促進法を活用し、物流はもとより様々な分野で民間投資を促進することで、空港を核とした物流・産業拠点の形成を図っていくこととしています。
【関連リンク】
国、千葉県、空港周辺9市町(※)、成田国際空港株式会社の四者は、令和2年3月に「実施プラン」(令和6年9月改訂)を策定し、「地域の発展」と「空港の発展」が好循環する地域づくりの早期実現を目指し、地域づくりを推進しています。「実施プラン」では、地域の将来像を「空港を核として、都市と田園が調和し、暮らしや産業の拠点として、選ばれるエアポートシティ」と掲げており、エアポートシティの実現に向けて、千葉県と成田国際空港会社による新たな組織を令和7年4月に立ち上げることを決定しました。
※空港周辺9市町…成田市、富里市、香取市、山武市、栄町、神崎町、多古町、芝山町、横芝光町
NRT(ナリタ)エリアデザインセンター(NRT Area Design Center)
千葉県と成田国際空港株式会社が中心となり、国や空港周辺9市町だけでなく、民間事業者等とも連携、協力しながら、取組を進めていきます。
【関連リンク】
関連資料(航空機騒音対策等について)
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