NRT(ナリタ)エリアデザインセンターの開設について
発表日:令和7年4月1日
(令和7年4月2日更新)
総合企画部成田空港政策課
※令和7年4月2日、ページタイトルを修正いたしました。
成田国際空港株式会社と千葉県は、「『新しい成田空港』構想」及び「成田空港周辺の地域づくりに関する実施プラン」に掲げるエアポートシティ(仮称)実現のため、「NRTエリアデザインセンター(以下、エリアデザインセンター)」を開設します。
組織設立の目的
- エリアデザインセンターは、成田空港の更なる機能強化や『新しい成田空港』構想による効果を空港のみならず、周辺地域にも最大限波及させるため、「暮らし」「産業」「インフラ」の各分野における取組を強力に推進していく。
- また、国際的な産業拠点の形成など、エアポートシティ(仮称)の実現により、更なる航空需要の創出や我が国の経済発展、国際競争力の強化に寄与する。
エリアデザインセンターの概要
項目 |
内容 |
組織名 |
NRTエリアデザインセンター (NRT Area Design Center) |
所在地 |
成田国際空港内 第二駐車場ビル1階 |
開設日 |
2025年4月1日 |
センター長 |
石田東生(いしだ はるお) 筑波大学名誉教授 成田空港地域共生・共栄会議会長 |
組織体制 |
センター長 1名 副センター長 2名 千葉県:総合企画部次長 NAA :執行役員・経営計画部戦略企画室長 専従職員 6名 ※NAAと千葉県から選出 |
業務内容 |
1 企画立案(ビジョン/ゾーニング作成等) 2 対外調整(コーディネート、広報活動) 3 まちづくり支援 4 組織運営 |
組織名「NRTエリアデザインセンター(NRT Area Design Center)」について
- 航空・空港業界にて使用される成田国際空港を表す世界標準の3レターコード「NRT」と地域を示す「エリア」を組み合わせることで、空港内だけではなく、その周辺エリア一帯の発展に寄与していきたいという思いから、「NRTエリアデザインセンター」と命名
ロゴに込められた思い
- 世界の成長を取り込むグローバルなエリアを目指していくとともに、周辺市町をイメージした花弁とエアポートを表現した飛行機をその中に入れ込み、それを円形に配置することによって、NRTエリアにこれまでの枠組みを超えた”環(つながり)”を育んでいくことをイメージ
- 青と緑を基調とした色合いによって、大空と大地を表し、成田空港周辺の里山風景と飛行機が世界に向けて旅立っていく大空を表現
※NRT Area Design Centerの頭文字を取り、NADCという略称を使用
当面の実施業務
- エアポートシティの(仮称)構想(ビジョン・基本戦略・ゾーニング・ロードマップ)の策定
- 空港を核とした地域公共交通ネットワーク構築に向けた取り組み
- 産業拠点の形成に向けた取り組み
- エアポートシティ(仮称)実現に関連する市町のまちづくりに対する支援
- エアポートシティ(仮称)のPR・広報に関する業務
- 民間事業者等との連携に関する業務
- その他組織の運営に関する業務
組織の運営体制
- エリアデザインセンターにて策定する構想の素案や取り組みについては、適宜、センター長・千葉県知事・NAA社長による三者会議等を開催し、エアポートシティ(仮称)の方向性を確認する。
- 国土交通省や周辺自治体をはじめとした関係者とも連携の上、アドバイザーの意見を聞きながら、四者(国土交通省・千葉県・周辺自治体・NAA)での協議・合意が必要なものについては、四者協議会等を活用する。
※開設当初において、アドバイザーは、成田空港地域共生・共栄会議の副会長を務める日本大学教授 轟 朝幸氏、東京女子大学教授 二村 真理子氏に加え、UR都市機構に就任いただく。
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