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千葉県議会 > 議会広報 > ちば県議会だより > ちば県議会だより(No.156) > ちば県議会だより(No.156)3面
更新日:令和5(2023)年10月16日
ページ番号:312226
問 幼稚園教員の人材確保支援事業は、幼稚園に費用の2分の1の負担があることから、多くの幼稚園に利用してもらえないのではないか。
答 平成29年度6月補正予算で、私立幼稚園教員の処遇改善も見据え、経常費に対する県の補助単価を大幅に増額したところであり、これに、国の補助単価の増分も含めると、園児一人当たりの助成単価は約3,400円の増額になっている。
これらの増額により、給与改善に係る園の負担を軽減できることから、多くの幼稚園で利用してもらえるものと考えており、そのためにもこの制度を積極的に周知していく。
問 新たな総合計画を策定するに当たり、市町村、各種団体、パブリックコメントで寄せられた意見への対応はどうか。
答 県民に分かりやすい計画とすべき、人工知能や情報通信技術などの新しい流れを意識すべき、また、市町村の特徴的な取り組みの記載が必要、といった意見を踏まえ、文案を修正した。
今後の事業推進などにおいても、十分留意していく。
問 今後の千葉県袖ケ浦福祉センターのあり方について、どのように考えているのか。
答 養育園は、被虐待児童のシェルター機能や相談・療育支援などの機能・役割があり、また、更生園は、強度行動障害支援等拠点としての機能・役割がある。
このような、県立施設としての役割が果たせるよう、センターの見直しに、しっかりと取り組んでいきたい。
問 街頭防犯カメラシステム整備事業の内容は、どのようなものか。
また、運用に伴うプライバシーの侵害についてはどうか。
答 県下で刑法犯認知件数が多い警察署管内の主要駅周辺に50台の街頭防犯カメラを設置し、犯罪の予防や事件・事故発生時の初動捜査を的確に行うことなどを目的に実施する事業である。
また、防犯カメラは公共の場所に設置することから、プライバシーの侵害は極めて低いと考えるが、状況に応じて撮影の角度を変えたりマスキング処理したりするなど、プライバシーには十分配慮する。
問 中小企業の振興に関する条例を改正し、小規模企業の重要性等を明示することは、その振興を図る県の明確な姿勢を示すものとして高く評価する。
そこで、小規模企業が置かれている厳しい現状を踏まえ、今後、どのように小規模企業の振興を図っていくのか。
答 平成29年度中に策定する予定である「第四次ちば中小企業元気戦略」の中で、小規模企業振興を重要な柱として位置づけるとともに、小規模企業や、商工団体などの意見を踏まえ、具体的な施策を検討していく。
問 策定を進めている次期農林水産業振興計画の目標と達成に向けた取り組みはどうか。
答 農業分野では、農業産出額全国第2位、4,500億円を目標とし、販売力の強化と産地の生産力強化に取り組んでいく。
水産分野では、海面陸揚金額全国第3位、560億円を目標とし、つくり育てる漁業や流通・加工体制の機能強化に取り組んでいく。
また、農林水産物などの地域資源を活用して、農山漁村の活性化を進め、これらを着実に実施することにより、農林漁業者の所得向上を図っていく。
問 道路公社への委託費が減額となるが、平成29年12月末の九十九里有料道路全線開通に影響はないか。
また、9月28日の大雨による工期への影響はどうか。
答 委託費の減額は、道路のかさ上げ工事に関連しないことから、開通予定時期の変更はない。
また、9月28日の大雨では、法肩(盛土した斜面の上部)の崩れなどが複数の箇所で発生した。
今後、12月末の全線開通に向け、工程への影響が最小限となるよう努める。
問 千葉県総合スポーツセンター野球場耐震・大規模改修事業の内容は、どのようなものか。
答 平成30年度から31年度にかけて、耐震改修、スコアボードのLED化、観客席改修を含む老朽化対策、公認規格に対応する両翼及びセンターの延伸、施設のバリアフリー化などを予定している。
■委員名簿
委員長 | 佐野 彰(自民党) |
---|---|
副委員長 | 江野澤 吉克(自民党) |
委員 | 伊藤 昌弘(自民党) 松下 浩明(自民党) 林 幹人(自民党) 斉藤 守(自民党) 中沢 裕隆(自民党) 石井 一美(自民党) 三沢 智(自民党) 五十嵐 博文(自民党) 高橋 浩(民進党) 中田 学(民進党) 野田 剛彦(民進党) 大崎 雄介(民進党) 田村 耕作(公明党) 丸山 慎一(共産党) ふじしろ 政夫(市民ネット・社民・無所属) |
■審査日程(開会時間 各日午前10時)
10月13日(金曜日)・16日(月曜日)・18日(水曜日)、11月8日(水曜日)・10日(金曜日)・13日(月曜日)
常任委員会では、それぞれの所管する事項の審査の参考とするため、現場に出向いて調査活動を行っています。詳しくは、ホームページをご覧ください。
日にち 平成29年10月2日(月曜日)
調査先 かずさDNA研究所(木更津市)
内容 希少難病の遺伝子検査の実施状況や、県がんセンターとの共同研究などの取り組みについて調査しました。
日にち 平成29年10月2日(月曜日)
調査先 県立船橋高校定時制(船橋市)
内容 給食の喫食率が低くなっていることから、生徒たちの食習慣の状況や、給食を実施していく中での問題点を調査しました。
日にち 平成29年10月4日(水曜日)
調査先 印旛沼(佐倉市)
内容 特定外来生物に指定されているカミツキガメが多く生息している西印旛沼周辺を視察し、生態や防除の取り組みを調査しました。
日にち 平成29年10月5日(木曜日)
調査先 県香取合同庁舎(香取市)
内容 地域の防災拠点としての機能強化、建物の免震構造や液状化対策、バリアフリー対応など、新施設の整備状況を調査しました。
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