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更新日:令和5(2023)年8月4日

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ちば県議会だより(No.151)1面

 6月定例県議会のあらまし

6月定例県議会は、5月27日に招集され、6月21日までの26日間にわたり開催されました。
開会日には、議長の諸般の報告に続き、条例の一部改正案など22件、報告1件が上程され、知事から提案理由説明と県政の当面する諸問題について報告がありました。
6月2日の質問初日には、議員発議による「手話言語等の普及の促進に関する条例」(以下「手話言語条例」)が上程され、提出者の趣旨説明が行われました。
6月2日から6日間にわたり行われた代表質問及び一般質問は、24名の議員が登壇し、財政問題をはじめ、防災対策、子育て支援、道路整備、教育問題等について活発な議論が展開されました。
各常任委員会は、6月13日から4日間にわたり開催され、付託された議案・請願・発議案(手話言語条例)について具体的・専門的な審査が行われました。
最終日には、各常任委員会委員長の審査結果報告、討論が行われ、採決の結果、議案及び発議案については原案のとおり可決・承認されました。
次に、人事案件四件が追加上程され、知事の提案理由説明の後、採決の結果、同意されました。
その後、議員発議案(意見書)が上程され、23件のうち六件が可決されました。
また、任期満了に伴い、各常任委員会及び議会運営委員会の委員が新たに選任され、各委員会において、正副委員長の互選が行われました。
最後に本間進議長、石橋清孝副議長の辞職により、正副議長選挙が行われました。

 議長、副議長紹介

第70代議長
宇野 裕(うの ひろし) 議員(匝瑳市 6期)

第68代副議長
木名瀬 捷司(きなせ しょうじ) 議員(野田市 4期)

6月21日(最終日)の本会議において、第70代議長に宇野裕議員、第68代副議長に木名瀬捷司議員が選出されました。就任にあたり、宇野議長は「真の豊かさを実感できる県民生活を実現するため、議会機能の一層の充実強化を図り、620万県民の負託と信頼に応えるため、誠心誠意その職務に当たりたい。」と抱負を述べました。また、木名瀬副議長は「議長を支え、公正かつ円滑な議会運営のため全力を尽くしたい。」とあいさつしました。

 代表質問

※質問項目は、主な項目を掲載しています。その他の項目は、千葉県議会ホームページに掲載しています。

6月2日(木曜日)

伊藤昌弘(いとう まさひろ)議員(自民党)(佐倉市)

  • 知事の政治姿勢/総合計画・国の交通政策審議会の答申
  • 防災対策
  • 中小企業の活性化
  • 農林水産業の振興
  • 日本遺産

矢崎堅太郎(やざき けんたろう)議員(民進党)(浦安市)

  • 防災問題
  • 女性活躍推進法の施行
  • 潜在保育士の活用
  • 障害者差別解消法
  • マンション政策
  • 教育格差の是正

6月3日(金曜日)

秋林貴史(あきばやし たかし)議員(公明党)(松戸市)

  • 防災対策
  • 生活困窮者自立支援制度
  • 児童養護
  • 障がい者施策
  • 特別支援学校の整備
  • 教育現場における政治的中立性

三輪由美(みわ よしみ)議員(共産党)(松戸市)

  • 安保法制・憲法・アベノミクス
  • 公の施設廃止(行徳野鳥観察舎等)
  • 待機児童解消と保育士待遇改善
  • 教員多忙化解消・部活動改善
  • 精神障がい者に県医療費助成を
  • パチンコ出店と子ども住環境

 ちば中学生県議会を開催

5月27日(金曜日)の本会議散会後、ちば中学生県議会が開催されました。県議会への関心を高めるとともに、中学校社会科の「民主政治と政治参加」の体験学習として、県内の公立・私立中学校から95校、190名が参加しました。本間議長、内藤教育長のあいさつに続き、森田知事から県政の概要説明が行われ、その後、10名の中学生議員が登壇し、県の施策等について質問し、関係課長等が答弁を行いました。最後に、「東京オリンピック・パラリンピックに向けたおもてなしの取り組みと観光立県ちばづくりに関する決議」を全員一致で可決し、石橋副議長のあいさつの後、ちば中学生県議会は終了しました。

東京オリンピック・パラリンピックに向けた
おもてなしの取り組みと観光立県ちばづくりに関する決議

2020年、日本で東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されることとなり、千葉県も複数種目の競技会場に選ばれました。
これを受けて、国内だけでなく、海外からも多くの選手や観客、観光客の方たちが、千葉県を訪れることが予想され、千葉の豊かな自然や文化、食などの魅力を知ってもらう大きな機会になるほか、参加国の事前キャンプ地では、選手団の皆さんとの国際交流も期待されます。
また、千葉県は、県内に、多くのスポーツ競技チームがあり、ちばアクアラインマラソンなどのスポーツイベントや大会も充実している、スポーツが盛んな県ですので、さらなるスポーツ振興にも弾みがつくと考えます。
両大会の開催は、千葉の魅力を世界にアピールし、千葉県が、今後も、さらに発展していくための絶好の機会です。
そのためには、競技会場や、事前キャンプ地の競技施設等の整備はもとより、県内各地をスムーズに移動できる交通網の整備や宿泊施設の整備など、千葉県を訪れる方の受入体制をしっかりと整える必要があります。
また、千葉県を訪れた方が、これを機会に、県内を周遊して、各地域の魅力を十分に楽しんでもらえる観光地整備や、それを紹介する情報発信なども重要です。
さらには、私たち中学生もできることとして、様々な語学を学び、選手や海外から訪れる方に対して積極的に交流を行ったり、ボランティア活動に参加したりと、心からのおもてなしに努めることが大事だと考えます。
こうしたことから、ちば中学生県議会では、千葉県を訪れる選手や観客、観光客の皆さんに“千葉に来てよかった。次もぜひ訪れたい。”と思っていただけるよう、私たち中学生をはじめ、行政、事業者、民間団体など全ての千葉県民が、おもてなしの心を養うとともに、千葉の魅力を十分に楽しんでもらうための施設整備や人づくりに力を入れ、東京オリンピック・パラリンピックに向けた「おもてなしの取り組みと観光立県ちばづくり」に努力していくことを、強く希望します。
以上、決議する。

 

平成28年5月27日
ちば中学生県議会

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所属課室:議会事務局政務調査課議会広報班

電話番号:043-223-2523

ファックス番号:043-222-4073

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