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千葉県議会 > 本会議・委員会 > 常任委員会 > 県内調査報告/県外調査報告 > 令和6年9月定例会農林水産常任委員会県内調査報告書
更新日:令和6(2024)年12月17日
ページ番号:710893
令和6年10月2日
千葉県議会議長 瀧田 敏幸 様
農林水産常任委員長 松崎 太洋
本委員会が所管事務調査のため、県内調査を実施したところ、その概要は下記のとおりでした。
記
(1)日時:令和6年10月2日(水曜日)14時10分から15時10分
(2)調査項目:搾乳ロボットなどを活用したスマート畜産について
(3)経過
有限会社平山牧場 赤坂分場に到着後、海匝農業事務所担当者、畜産課担当者からそれぞれ概要説明があり、その後施設内を視察しつつ、説明を受けた。
(4)概要説明
平山牧場は、今回視察する赤坂分場のほか、本場(銚子市)、第2牧場(旭市)の3か所で合計990頭の乳牛を飼養する県内でもトップクラスの経営規模の農場。
赤坂分場は、農場の規模拡大を行う上でネックとなっている労働負担の軽減を図るため、国の補助金を活用した搾乳ロボットなどの先進的な機械を導入し整備された。
搾乳ロボットのほか、哺乳ロボット・餌寄せロボットの導入により作業の自動化を進めており、省力化や生産性の向上につなげている。
その他にも、飼料に醤油粕や茶殻などの食品製造副産物を活用しているほか、残飼を回収し発酵飼料を製造し再給餌するなど飼料コスト低減等にも取り組んでいる。
(5)主な質疑応答
問:牛はどのように搾乳ロボットに入るか。
答:手前にゲートがあり、搾乳する必要がある牛かどうか自動で選別され、必要のある牛だけ搾乳ロボットのあるエリアへ入れるようになっている。前の牛が搾乳ロボットから出ると、順番待ちしていた次の牛が入る。順番は自由なので強い牛の方が先になることが多い。
問:餌寄せ作業はなぜ必要か。また餌を置く床面だけ金属なのはなぜか。
答:牛がエサを食べているうちに散らかってしまうため、餌寄せロボットで牛の近くに押して食べやすくしている。コンクリートが腐食して痛むのを防ぐため、金属にしている。
問:牛舎の暑熱対策について、猛暑時は送風しても熱風だと思うが、冷風を送るのはどうか。
答:送風機とミスト噴霧を組み合わせて対策を行っている。冷風はコストが過大となるため難しい。
職名 |
氏名 |
会派 |
---|---|---|
委員長 | 松崎太洋 |
自民党 |
副委員長 | 宮川 太 | 自民党 |
委員 | 木下敬二 | 自民党 |
委員 | 伊藤昌弘 | 自民党 |
委員 | 實川 隆 | 自民党 |
委員 | 竹内圭司 | 立憲民 |
委員 | 折本龍則 | 有 志 |
所属・職名 |
氏名 |
備考 |
---|---|---|
農林水産部長 |
前田敏也 |
- |
農林水産部農林水産政策課長 | 齋藤和義 | - |
農林水産部畜産課長 | 大澤浩司 | - |
農林水産部農林水産政策課副課長 | 本間正人 | 議事課主幹(併任) |
議会事務局政務調査課主査 | 庄司仁美 |
- |
議会事務局議事課主事 | 檜垣沙希 | - |
場所 |
着 |
発 |
備考 |
---|---|---|---|
県議会 | - | 12時40分 | - |
平山牧場 赤坂分場 | 14時10分 | 15時10分 | 調査 |
県議会 | 16時40分 |
- | - |
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