令和4年12月定例会環境生活警察常任委員会県内調査報告書

令和4年12月12日

千葉県議会議長佐野彰　様

環境生活警察常任委員長高橋祐子

本委員会が所管事務調査のため、県内調査を実施したところ、その概要は下記のとおりでした。

記

1. 用務:環境生活警察常任委員会県内調査
2. 調査先:館山警察署（館山市）
3. 期間:令和4年12月12日（月曜日）
4. 概要:以下のとおり

参加者名簿

日程表

調査の概要について

館山警察署（館山市）

(1)日時：令和4年12月12日（月曜日）14時20分～15時00分

(2)調査項目：館山警察署新庁舎の整備状況について

(3)経過
館山警察署新庁舎にて、警察本部総務部会計課管理官から施設の概要等について説明があり、質疑応答が行われた後、館山警察署新庁舎内を視察した。

(4)概要説明
現館山警察署庁舎は昭和47年に建設されたが、建設後50年を経て、施設の狭隘化や劣化が進行したことなどから、平成30年度から令和4年度までの5か年事業として庁舎の移転建替え計画を策定し、館山警察署新庁舎の建設に至った。
敷地面積は、7,539.2平方メートルであり、庁舎棟は、鉄筋コンクリート造5階建てで、延床面積は、4,265.25平方メートルとなる。
本庁舎の主な特徴は、

• 省エネ対策として、CO2排出量の低い空調熱源方式の採用や太陽光パネル付きの駐輪場を導入
• 利用者の利便性を考慮し、来庁者駐車場や待合スペースの拡充など、環境対策や利便性向上に配意した造りとなっている。

(5)主な質疑応答

問:館山警察署の庁舎を新設するに当たり、利用者の利便性に配意した点は何か。
答:現在の館山警察署は、狭隘と劣化の進行が著しく、利用者に不便をかけていたが、新庁舎は、来庁者駐車場の拡充、エレベーターや授乳室の新設等、県民の利便性向上に配意した。

問:現館山警察署庁舎と比較して、主な機能向上の内容は何か。
答:建替整備により、執務室の面積が確保され、各課で倉庫や資料室を隣接して配置したほか、男性、女性専用の各更衣室及び当直仮眠室を確保するなど、勤務環境の改善を図った。
また、車庫棟に72時間連続運転可能な非常用発電設備等を設置し、防災機能の強化を図った。

問:館山警察署の新庁舎への移転や業務開始時期について、地元住民等に対し、どのように周知しているか。
答:令和5年1月23日から新庁舎での運用開始を予定しており、11月1日から、館山警察署ツイッターをはじめ、館山市等の広報資料や地域新聞社への掲載など、積極的な広報を展開している。

参加者名簿

委員

職名	氏名	会派
委員長	高橋祐子	自民党
副委員長	三沢智	自民党
委員	河上茂	自民党
委員	江野澤吉克	自民党
委員	鈴木衛	自民党
委員	小池正昭	自民党
委員	大川忠夫	立憲民主・千葉民主の会
委員	横山秀明	公明党
委員	伊藤とし子	市民ネットワーク

随行

所属・職名	氏名	備考
警察本部総務部長	山本能之
警察本部総務部総務課課長補佐	小倉一晃
環境生活部環境政策課副課長	齊藤真	議事課主幹（併任）
警察本部総務部理事官	岡崎康太	議事課主幹（併任）
議会事務局総務課主事	齊藤一実
議会事務局議事課主事	高梨絢也

日程表

月日	場所	着	発	備考
12月12日	県議会		13時00分
	館山警察署	14時20分	15時00分	調査
	県議会	16時20分