精神腫瘍科
心身両面から患者さんの援助をできるよう心がけます
検査・治療内容・実績
当院の精神腫瘍科は、2009年4月に開設されました。現在スタッフは常勤医師1名、非常勤医師1名、臨床心理士3名です。(臨床心理士3名と常勤医師1名は公認心理師の資格も有しています)
精神腫瘍科の診療対象は、がん治療のため当院に入院中または通院中の患者さん、およびそのご家族です。(現在、他院でがん治療を受けておられる患者さんの診療・ケアは行っておりません)
また、当院でお亡くなりなった患者さんのご遺族の方への診療・カウンセリングも行っています。
我々の目標は、1)がんに罹患したことによる心理的苦痛や、がん治療の過程で生じる様々な心理的苦痛を和らげること、2)ご家族やご遺族への心理的支援、3)がんに罹患する前から精神障害をお持ちの方がスムーズに抗がん治療を行えるよう支援すること、などです。
精神科医と臨床心理士が協働し、主にカウンセリングや精神療法を行い、心理的支援を行っています。必要な場合には、向精神薬などを用いた薬物療法を行うこともあります。
精神腫瘍科は緩和ケアチームの一員としての役割も担っています。身体的苦痛に心理的要因が関連することは多く、心理的苦痛にも身体的要因が関連すると言われています。心と体を切り離して考えるのではなく、多職種のスタッフと協働し、心身両面から患者さんを援助できるよう心がけています。
診療実績
令和5年度の当科依頼総件数は515件で、このうち新規依頼は349件であった。
新規依頼のうち、外来患者が114件(そのうち患者家族12件、遺族7件)、入院患者は235件であった。
診断は、せん妄が84件と最も多く、次いで多かったのが適応障害の71件であった。精神医学的診断がつかないケースは74件であった。
令和5年度における臨床心理士の新規面談ケースは113件(患者家族4件、遺族4件を含む)、そのうち外来患者が26件、入院患者が97件であった。心理士の総面談回数は、外来で502回、入院で859回に及んだ。
医療機関へのご案内
大変申し訳ございませんが、現在、他院でがん治療を受けておられる患者さんの診療・ケアは行っておりません。
医師のご紹介
精神腫瘍科部長
大上 俊彦(おおかみ としひこ)
【指導医、専門医、認定医など】
- 日本精神神経学会 指導医・専門医
- 日本総合病院精神医学会 一般病院連
- 携精神医学 指導医・専門医
- 精神保健指定医
- 公認心理師
【専門分野/得意分野】
その他、精神腫瘍科に関するご相談
がん相談支援センター 043-264-5431(代)
(月曜日から金曜日 午前9時から午後5時)※土曜・日曜・祝日はお休み