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診療科・部門紹介

緩和医療科

緩和医療科のご案内

緩和医療は現在がん診療の中でも1つの重要な柱となっています。当科はがん患者さんがいつでもどこでも緩和医療を受けられるよう幅広く診療を行っております。緩和医療科外来、緩和ケアチーム、緩和ケア病棟があり、また在宅医療施設と連携して地域の緩和ケアネットワークづくりも行っています。

緩和医療科外来について

痛みなどの症状を主に診る外来を毎日行っています。がん治療中の患者さんは診療科と同じ日に併診で診させて頂きます。がん治療の予定のない患者さんは在宅医療との連携など今後の療養に関しての相談も行っています。院内他科からの新患は毎日受け付けていますが、院外からの新患は曜日を限らせていただいております。

緩和ケアチームについて

一般病棟に入院されている痛みなどの症状が強い患者さんにかかわるコンサルティングチームです。緩和医療科医師だけでなく精神腫瘍科医師、看護師、薬剤師などの多職種からなります。担当医から依頼を受けて病室に訪問します。ご希望の患者さんは担当医にご相談ください。

※専門性の高い緩和医療の提供に関して

痛みの治療の主体は薬物療法ですが、痛みの種類によっては緩和的放射線治療や神経ブロックが適応になることがあります。緩和的放射線治療は当院放射線治療部へ紹介させていただきます。神経ブロックは当院で対応が困難の場合は千葉大学病院麻酔緩和疼痛治療科などへ紹介させていただきます。

緩和ケア病棟について

当院は国内で最も多くの緩和ケアの病床を持つ病院の1つです。緩和ケア病棟は病院7階(7B病棟)と別棟(C棟)の2つがあり病床数は計53床です。痛みなどの症状の治療だけでなく、音楽療法なども行っています。また、家へ帰るためのお手伝いもすることが出来ます。更に在宅療養中でも登録された患者さんであればいつでも緊急入院を受け入れています。緩和ケア病棟の登録には緩和医療科外来を受診していただく必要があります。

地域緩和ケアネットワーク

がん治療の予定がない患者さんの多くがご自宅での療養を希望されます。そのため、患者さんが安心してご自宅で過ごせるように訪問診療施設や訪問看護ステーションと連携し、緩和ケアのネットワークを広めています。「どこでも適切な緩和ケアを受けることができ、在宅施設が24時間対応を行い、入院必要時はいつでも病院が入院を受け入れる」などを基本ルールとしています。このようなルールで連携している訪問診療施設と訪問看護ステーションは県内にそれぞれ100施設以上になっています。

医師のご紹介

緩和医療科部長

坂下 美彦さかした よしひこ 平成3年千葉大学医学部卒
【指導医、専門医、認定医など】
  • 日本緩和医療学会 専門医
  • 日本麻酔科学会 専門医
【専門分野/得意分野】
  • 専門はがんの緩和治療

主任医長

藤川 文子ふじかわ あやこ 平成11年順天堂大学医学部卒
【指導医、専門医、認定医など】
  • 日本内科学会 指導医 総合内科専門医
  • 日本呼吸器学会 専門医
【専門分野/得意分野】
  • 専門はがんの緩和治療

医長

 
菅沼 大すがぬま だい 平成18年新潟大学医学部卒
【指導医、専門医、認定医など】
  • 日本麻酔科学会 専門医
【専門分野/得意分野】
  • 専門はがんの緩和治療

医長

 
吉村 晶子よしむら あきこ
【指導医、専門医、認定医など】
  • 日本麻酔科学会 専門医
  • 小児麻酔科学会認定医
【専門分野/得意分野】
  • 専門はがんの緩和治療

医員

 
笹沼 宏年ささぬま ひろとし
【指導医、専門医、認定医など】
  • 日本プライマリケア学会 専門医
  • 日本在宅医療連合学会 専門医
  • 日本内科学会 専門医
【専門分野/得意分野】
  • 専門はがんの緩和治療、総合診療

医員

森山 悠もりやま ゆう 平成29年東京慈恵会医科大学医学部卒
【指導医、専門医、認定医など】
【専門分野/得意分野】
  • 専門はがんの緩和治療