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更新日:令和4(2022)年12月7日

ページ番号:4643

千葉県感染症情報センター

新型コロナウイルス感染症

《感染者の発生状況》

《県民の皆様へ》

《医療関係者の皆様へ》

《新型コロナウイルス変異状況について》

県衛生研究所は、国立感染症研究所と協働で、県健康福祉センター(保健所)(千葉市・船橋市・柏市除く)から収集した検体について新型コロナウイルスのゲノム解析を行い、ウイルスの変異状況を調べています。

その状況についてお知らせします。

≪新型コロナウイルス感染症に関するQ&A≫※更新は終了しています

 

千葉県感染症情報センターとは、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」による施策として位置づけられた感染症発生動向調査により得られた情報を集計・分析するとともに、情報提供・開示するため、千葉県衛生研究所に設置されています。

週報月報報告数梅毒腸管出血性大腸菌感染症インフルエンザ感染性胃腸炎麻しん風しんリンク

週報

2022年第47週(2022年11月28日~2022年12月4日)(PDF:1,236.5KB)

※過去の注目疾患:2015年2016年2017年2018年2019年2020年2021年2022年

※過去の週報:2012年~2016年週報2017年週報2018年週報2019年週報2020年週報2021年週報2022年週報

今週の注目疾患

性感染症(Sexually Transmitted Disease(STD))

 2022年第48週までに県内医療機関から報告のあった梅毒の年間累計報告数が307例となり、1999年の現行感染症サーベイランス開始以降初めて、年間累計報告数が300を超えた。新型コロナウイルス感染症の流行以降、報告数が大きく減少する疾患がある一方、梅毒は2年連続過去最多報告数を更新し、増加傾向が継続している。男女とも増加傾向がみられるが、男性は20~50代と比較的幅広い年代に分布するのに対し、女性は20代に多い傾向があった(図1、図2)。

2013年から2022年第48週までに県内医療機関より報告のあった梅毒報告数のグラフ

2022年第1週から第48週までに県内医療機関より報告のあった梅毒の性別・年代別報告数のグラフ

 

 定点把握性感染症(STD定点)の4疾患(性器クラミジア感染症、性器ヘルペスウイルス感染症、尖圭コンジローマ、淋菌感染症)についても、2013年と比較して2021年、2022年の報告数は増加の程度に差はあるが増加していた。特に、2020年以降、性器クラミジア感染症と淋菌感染症の男性の報告数増加が著しく、性器クラミジア感染症は2013年と比較して2021年は5倍以上、淋菌感染症も2倍以上増加していた。女性についても男性ほど急激な増加は認められていないものの2013年と比較して2021年は性器クラミジア感染症が1.4倍ほど、淋菌感染症が2倍以上に増加していた(図3)。なお、淋菌感染症の女性の報告数が男性よりも少数であることについては、女性は自覚症状に乏しく受診の機会が少ないことが要因の一つと考えられており、注意を要する1)

図3:2013年から2022年11月までに県内定点医療機関から報告のあった性感染症(STD)報告数

2013年から2022年11月までに県内定点医療機関から報告のあった性器クラミジア感染症の報告数のグラフ

2013年から2022年11月までに県内定点医療機関から報告のあった性器ヘルペスウイルス感染症の報告数のグラフ

2013年から2022年11月までに県内定点医療機関から報告のあった尖圭コンジローマの報告数のグラフ

2013年から2022年11月までに県内定点医療機関から報告のあった淋菌感染症の報告数のグラフ

 

 2022年1月から11月までの性器クラミジア感染症と淋菌感染症の年代別報告数は、女性については、20代に多い傾向があった。男性については、10~60代と比較的幅広い年代に分布する傾向があるが、20代が最も多かった(図4)。

図4:2022年1月から11月までに県内定点医療機関から報告のあった性感染症(STD)年代別報告数

2022年1月から11月までに県内定点医療機関から報告のあった性器クラミジア感染症の年代別報告数のグラフ

2022年1月から11月までに県内定点医療機関から報告のあった淋菌感染症の年代別報告数のグラフ

 

■梅毒

 病原体は梅毒トレポネーマである。成人では性行為・疑似性行為により感染することが多いが、感染した妊婦の胎盤を通じて胎児に感染する経路があり、先天梅毒の原因となる。経時的に様々な臨床症状が出現するが、症状が軽快する時期があり、治療開始が遅れることに繋がる2)

■性器クラミジア感染症

病原体はクラミジア・トラコマチスである。成人では性行為・疑似性行為により感染するが、新生児は母親からの産道感染である。男性では尿道炎が最も多い。女性では子宮頸管炎などを起こすが自覚症状の乏しい場合が多い。10代の感染も見られることから、将来の不妊に繋がるとして憂慮される。また、妊婦の感染は新生児のクラミジア産道感染の原因となり、新生児肺炎や結膜炎を起こす3)

■淋菌感染症

 病原体は淋菌である。性行為・疑似性行為により感染する。男性は主として淋菌性尿道炎を呈し、女性は子宮頸管炎を呈する。男性でも症状が典型的でなく、場合によっては無症状に経過することも報告されている。女性ではより症状が軽くて自覚されないまま経過することが多く、自覚症状に乏しいのが一般的である。不妊症の原因になり得る1)

■予防

 感染が疑われる場合には性行為等を避け、パートナーとともに医療機関を受診し、早期に治療を開始することが重要である。また、予防には性的接触時のコンドームの適正使用がある4)

 県の無料・匿名性感染症検査情報

■参考

1)国立感染症研究所:淋菌感染症とは外部サイトへのリンク

2)国立感染症研究所:梅毒とは外部サイトへのリンク

3)国立感染症研究所:性器クラミジア感染症とは外部サイトへのリンク

4)千葉県:主な性感染症(クラミジア・淋菌等)について

疾患別・保健所別5週グラフ

月報

報告数

梅毒が増加しています!

千葉県では2022年第48週に4例報告があり、累計は307例となった。既に1999年の現行感染症サーベイランス開始以降の最多累積報告数を更新している。詳細は以下の発生状況を参照いただきたい。

腸管出血性大腸菌感染症情報

千葉県では、2022年48週に2例届出があり、2022年12月7日現在、累計は146例であった。

インフルエンザ情報

2022年48週の県全体の定点当たり報告数は、前週(0.06)から増加し、0.09であった。

感染性胃腸炎情報

2022年48週の県全体の定点当たり報告数は、前週(4.12)から増加し、4.70であった。

麻しん情報

千葉県では、2022年48週に届出はなかった(2022年12月7日現在)。2022年の累計は0例である。

風しん情報

千葉県では、2022年48週に届出はなかった(2022年12月7日現在)。2022年の累計は0例である。

リンク

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部千葉県衛生研究所感染疫学研究室

電話番号:043-266-6723

ファックス番号:043-265-5544

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