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更新日:令和8(2026)年3月25日
ページ番号:4643
千葉県感染症情報センターとは、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」による施策として位置づけられた感染症発生動向調査により得られた情報を集計・分析するとともに、情報提供・開示するため、千葉県衛生研究所に設置されています。
新型コロナウイルス感染症/インフルエンザ/麻しん/百日咳/腸管出血性大腸菌感染症/感染性胃腸炎/梅毒/風しん
過去の注目疾患:2015年、2016年、2017年、2018年、2019年、2020年、2021年、2022年、2023年、2024年、2025年、2026年
※過去の週報:
2012年から2016年週報、2017年週報、2018年週報、2019年週報、2020年週報、2021年週報、2022年週報、2023年週報、2024年週報、2025年週報、2026年週報
2026年第12週に県内医療機関から4例の届出があり、累計は13例となった(図)。
2026年に届出のあった13例の概要は以下のとおり。
性別では女性8例(62%)、男性5例(38%)であった。年代別では、20代と40代が各3例(各23%)で最も多く、次いで10歳未満と30代が各2例(各15%)、10代と60代と80歳以上が各1例(各8%)であった。症状の有無別では、患者(有症者)が4例(31%)、無症状病原体保有者が9例(69%)であった。患者4例に発現した主な症状(発生届の記載による、複数記載あり)は、腹痛と血便が全ての患者にみられ、水様性下痢が3例(75%)、HUSが2例(50%)と続いた。血清群毒素型別では、腸管出血性大腸菌が分離された12例中、O152VT1とO157VT2が各2例(各17%)で最も多かった。VT2陽性株(VT2単独またはVT1VT2)は5例(42%)であった。
腸管出血性大腸菌感染症の原因菌はベロ毒素を産生する大腸菌である。
症状は、無症候性から軽度の下痢のみで終わるもの、激しい腹痛、頻回の水様便、さらに著しい血便とともに重篤な合併症を起こし死に至るものまで様々である。多くの場合、3日間から8日間の潜伏期を経て、水様便で発病し、後に激しい腹痛を伴う血便となることがある。有症者の6%から7%において、溶血性貧血、血小板減少、急性腎不全を伴うHUSなどの重篤な合併症が発生する2-4)。
少量の菌数で感染が成立するので、特に乳幼児や高齢者が集団生活を行う場合や家庭内などでは周囲の人への感染予防が重要です5)。
予防の方法として、食品を介した経口感染(食べ物から人への感染)に対しては、以下のことに注意しましょう3)。
また、手指を介した経口感染(人から人、動物から人への感染)に対しては、以下のような際には、必ず石けんと流水でよく手を洗いましょう4,5)。
参考・引用
1)千葉県健康福祉部疾病対策課:腸管出血性大腸菌(O157)による溶血性尿毒症症候群(HUS)の発生について(令和8年3月23日)
4)千葉県健康福祉部疾病対策課:O157等腸管出血性大腸菌感染症に注意しましょう
5)厚生労働省:一次、二次医療機関のための腸管出血性大腸菌(O157等)感染症治療の手引き(改訂版)![]()
海外においては、国内では見られない感染症が流行していることがあり、海外滞在中に感染する可能性があります。海外へ渡航する際には、事前に渡航先における感染症の流行状況、現地滞在中の注意点、海外渡航に際し推奨されている予防接種をご確認ください。
また、感染症には、潜伏期間(感染してから発症するまでの期間)が数日から1週間以上と長いものもあり、渡航中や帰国直後に症状がなくても、しばらくしてから具合が悪くなる場合があります。その場合は、医療機関に事前に電話連絡して海外渡航歴があることを伝えた上で受診し、渡航先、滞在期間、現地での飲食状況、渡航先での活動内容、動物との接触の有無、ワクチン接種歴等についてお伝えください1,2)。
2)厚生労働省検疫所FORTH:海外渡航者向けの予防接種実施機関(検索)![]()
2026年第12週の県全体の定点当たり報告数は、前週(1.40)から減少して、1.16となった。
2025年までの過去の発生状況については別ページに掲載しています。
2026年第12週の県全体の定点当たり報告数は、前週(9.38)から減少して、7.32となった。
2015/16シーズンから2024/25シーズンの過去の発生状況については別ページに掲載しています。
※県内の迅速診断の結果がとりまとめられています。
千葉県では、2026年第12週に届出はなく、累計は16例であった。
2025年までの過去の発生状況については別ページに掲載しています。
国内で麻しん(はしか)の感染事例が報告されています。麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。麻しんの罹患歴がなく、2回の予防接種歴が明らかでない場合は予防接種をご検討ください。
また、発疹、発熱などの麻しんのような症状がある場合は、麻しんの疑いがあることを事前にかかりつけ医または医療機関に電話等で伝え、受診の要否や注意点を確認してください。医療機関へ移動される際は、周囲の方への感染を防ぐためにもマスクを着用し、公共交通機関の利用は可能な限り避けてください。詳細については、下記ホームページをご参照ください。
千葉県では2026年第12週に4例の届出があり、累計は98例となった。
2025年の過去の発生状況については別ページに掲載しています。
千葉県では2026年第12週に4例の届出があり、累計は13例となった。
2010年から2025年の過去の発生状況については別ページに掲載しています。
2026年第12週の県全体の定点当たり報告数は、前週(4.94)から減少して、4.07となった。
2016/17シーズンから2024/25シーズンの過去の発生状況については別ページに掲載しています。
千葉県では2026年第12週に6例の届出があり、累計は68例となった。
2021年から2025年の過去の発生状況については別ページに掲載しています。
千葉県では、2026年第12週に届出はなく、累計は0例であった。
2008年から2025年の過去の発生状況については別ページに掲載しています。
保健所へは、小児科・ARI定点の医療機関は報告様式1と2の両方を、ARI定点は報告様式2をご報告ください。
なお、集計様式は、保健所への送付は不要です。
参考:急性呼吸器感染症(ARI)に関する説明会の開催について(千葉県疾病対策課)
急性呼吸器感染症定点にかかるシステム上の入力方法について 医療機関向け(PDF:1,419.1KB)
オンライン報告を希望される場合、ちば電子申請サービスから手続きをお願いします(県庁疾病対策課ホームページへ)
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