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更新日:令和元(2019)年7月5日

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「おいしい水づくり計画」10年間の取組と成果

千葉県水道局では、お客様のおいしい水への要望を実現するため、「おいしい水づくり計画」(平成18年度から27年度まで)を策定しました。

「おいしい水づくり計画」は、国の定める水質基準よりも厳しい独自の水質目標を設定するとともに、その目標達成に向けて様々な技術的な取組を行ってきました。こうした技術的な取組の成果が、この10年間で水質検査結果だけでなくお客様の意識調査にも現れてきました。一方で、未達成な目標や計画を進めるうちに新たな課題も見つかりました。

ここでは、「おいしい水づくり計画」の10年間の取組と成果について紹介します。

(参考)「おいしい水づくり計画」の策定について

(参考)「おいしい水づくり計画」推進懇話会について

 水質目標達成に向けた主な取組実績

高度浄水処理の拡大

老朽化した古ヶ崎浄水場に代わる施設として、平成19年度に高度浄水処理を導入したちば野菊の里浄水場を稼働しました。

(参考)高度浄水処理の拡充

管路・管網の整備

震災などの緊急時対応策として、各配水区域を62のブロックに細分化しました。

62ブロックの細分化図

配水区域の細分化(ブロック化)とは
県水道局では、給水区域内の人口分布や地盤の高低差などを考慮して、給水区域を62の区域に再編しました。これは、大きな給水区域では、管網が複雑で、水の流れがわかりにくく、災害時の復旧作業に時間を要するなどの課題があったからです。
配水区域の細分化によって、次のような効果が期待できます。

  • 渇水時・震災時などの非常時において断水等の影響範囲を極力縮小できる。
  • 管路末端までの到達時間を短縮することにより、残留塩素の低減化が図れる。

水質監視の強化

配水区域の細分化に合わせ、62ブロック全てに水質自動監視装置を設置し、水質管理体制を強化しました。

(参考)水質自動監視装置による監視

水温による塩素注入管理の見直し

水温別に3段階(夏期・春秋期・冬期)から4段階(最夏期・夏期・春秋期・冬期)に塩素の注入管理を見直したことにより、浄水場・給水場における塩素の注入量が減り、残留塩素濃度を低減することができました。

水質分析の信頼性保証

水質センターが、平成24年8月に優良試験所(水道GLP)の認定を取得しました。

(参考)水道GLP認定の取得

塩素多点注入方式の導入

きめ細かな塩素注入管理が可能な多点注入方式を、平成25年度に誉田給水場に導入しました。

(参考)塩素多点注入方式の拡大

貯水槽水道の適正管理

実際に使用されている受水槽で残留塩素濃度の時間変化を測定し、受水槽内の塩素消費量の予測式を独自に開発しました。

(参考)千葉県受水槽内塩素消費量実態調査検討委員会について

(参考)千葉県水道局受水槽内塩素消費量実態調査研究会

 お客様アンケート調査結果

「おいしい水づくり計画」では、水道水に対してお客様が抱く「不安感」や「おいしくない」という「マイナスイメージ」から、水道に対して「安心感」や「おいしい」というプラスイメージへの転換を図り、水道水への「信頼感」や「満足感」を向上させることを将来目標としました。

将来目標

お客様アンケート調査結果から、「飲み水としての満足度」が計画策定時の30%から平成27年度には78%と向上し、大きな成果を上げることができたと考えています。また、「おいしさ」や「安全性」についての評価も着実に向上しています。

 

満足度のグラフ

飲み水としての満足度の推移

おいしさのグラフ

おいしさについての推移

 

塩素臭を感じるグラフ

塩素臭についての推移

安全性のグラフ

安全性についての推移

 水質目標の達成状況

「おいしい水づくり計画」における水質目標について、残留塩素を除き、概ね目標を達成する見込みとなっています。

観点

項目

国の定める基準等

おいしい水の水質目標

平成26年度の達成状況※1

におい及び味

残留塩素

1mg/L以下
0.1mg/L以上

0.4mg/L以下
0.1mg/L以上

未達成
(0.56mg/L)

臭気強度(TON)

3以下

1(臭気なし)

達成
(100%)

2-MIB※2

10ng/L以下

1ng/L以下

ほぼ達成
(96%)

ジェオスミン※2

10ng/L以下

1ng/L以下

達成
(100%)

有機物(TOC)

3mg/L以下

1mg/L以下

達成
(100%)

外観

色度

5度以下

1度以下

達成
(100%)

濁度

2度以下

0.1度以下

達成
(100%)

安心

総トリハロメタン※3

0.1mg/L以下

0.03mg/L以下

達成
(100%)

におい

トリクロラミン

検査体制が整い次第目標値を設定

※4

※1:平成27年度の達成状況は現在集計中です。

※2:かび臭の2-MIB、ジェオスミンの用語解説は以下のページをご参考ください。水のQ&Aその16

※3:総トリハロメタンの用語解説は以下のページをご参考ください。水のQ&Aその17

※4:トリクロラミン単独での目標設定を見送り、今後はトリクロラミンを含むカルキ臭全体として評価することを検討します。

残留塩素については、蛇口での平均残留塩素濃度を0.4mg/L以下に目標設定し、残留塩素低減化に向けた様々な取組を行ってきましたが、計画期間内での目標達成には至りませんでした。

蛇口における残留塩素濃度(平均値)の推移

 課題と今後の方向性

「おいしい水づくり計画」を策定し、10年間にわたり様々な取組を進めた結果、多くの成果が得られた一方で、課題も見つかりました。

課題 今後の方向性
残留塩素濃度がまだ高い ほとんどの方が塩素臭を感じない0.4mg/Lを目指す
カルキ臭が味を損なう 水道水の味を損なう要因の調査・研究に取り組む
貯水槽水道の管理状況 無清掃や長時間の滞留による水質悪化を解消する
水道水を飲んでいただけない おいしくなった水道水を利き水などでPRする
お客様に伝わる広報 一方的に「伝える」広報から「伝わる」広報を目指す
お客様との意識のギャップ お客様と連携・協力した施策を推進する
水道水への漠然とした不安 不安解消のため、お客様に安全性を確認していただく

これらの課題や、継続すべき事業が残されており、また、今後もお客様の満足度を高いレベルで維持していくためにも、引き続きおいしい水づくりに取り組むこととし、「第2次おいしい水づくり計画」を平成28年3月に策定しました!

おいしい水づくりに向けて~第2次おいしい水づくり計画~

 

お問い合わせ

所属課室:水道部計画課おいしい水づくり推進班

電話番号:043-211-8632

ファックス番号:043-274-9804

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