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更新日:平成29(2017)年5月10日

くらし・福祉・健康

「最期まで自分らしく生きる」 パート5

掲載日:2014年5月20日

再生時間:6分

誰もが皆、いつかは人生の終わりの時期を迎えます。その時をどのように過ごしたいか、あなたは考えたことがありますか。このビデオでは、ある家族のドラマや専門家の解説をまじえて、自分らしく最期を迎えるために知っておきたいこと、考えておきたいことをご紹介しています。
ここでは、在宅での看取りについて、体験談を中心に説明いたします。

動画の内容

<1>最後は母がおじいちゃんは自宅でなくなることを望んでいたんだといい、自宅で看取ることに決定する
兄「じゃあどうすればいいんですか?」
母「お父さんは最期まで私がこの家で看るわ。ご近所の田中さんだって一人暮らしだったけど、最期は自宅で亡くなったって聞いたしね・・・」
兄「でもお母さんそれは・・・」
母「無理かもしれないけど、お父さんが最期まで家でって言ってる気持ちを大事にしたいの・・・」
<2>一同、決心した表情の映像
こうして、母の決意に家族が納得し、父を自宅で看取ることになりました。

(事例紹介のテロップ)
ご本人の意志を尊重して看取った家族の方のお話を伺いました。
<インタビュー応答>
藤田委員:以前息苦しさが出た時に、もう一度父の気持ちを確かめたことがあるんです。父はこのまま家にいたい、自然のままで暮らしていきたいとそう望んでいました。それで母の疲れもあり、正直迷いましたが、正月に腸閉塞になり、救急車で病院に行ったときに、髭も剃らず、ただ一点を見つめる父をみて、この状態で私たち、父とお別れをしたくないって、そういうふうに思ったんです。最期は、突然やってきた感じはしましたけど、眠った時間が長くなり、食事の量も減ると聞いていましたので、覚悟はしていました。それで先生に「どうしますか?病院に戻りますか?」と聞かれた母は、迷うことなく手を握り、穏やかに見送る方を選んだんです。
父の最期は痛みも起こらず、本当に穏やかだったんです。ご近所の方も父の死に顔をみて「こうやって死にたい」といって、実際に家で亡くなった人もいます。いま思うと、父とたくさん話ができたこと、母のこと褒めないのに看護師さんやヘルパーさんに母への感謝の言葉を残したり、意外な素顔を知ることができました。でも、死の恐怖を口にしたりしたこともあるんですけれど、趣味の絵に囲まれながら、「ここはお父さんの好きなものばっかりだろ?だからここにいると落ち着くんだ」って、そう言ってました。死を前にしても、普通の暮らしをずっと続けること、それが大切なんだって、私たち、父から教わりました。本当に大変なことがたくさんありましたけど、たくさんの人に助けていただき、父の希望を叶えられたこと、私も母も本当に良かったと思っています。

<1>一年後のテロップ
<2>仏壇前で(微笑みながら)お茶を飲む母、とそこに、娘が現れ、一緒にお茶を飲む
(娘のナレーション)
父は希望したとおり自宅で亡くなることができて、幸せだったと思います。自宅での父の生活は、たくさんの皆さんの協力があったからこそ実現できたと思っています。お世話になった皆様には本当に感謝しています。ありがとうございました。

(イメージ映像)
人生の終わりの時期をどのように過ごしたいかは人それぞれです。大家族の場合、高齢夫婦の場合、一人暮らしの場合、それぞれの過ごし方があります。大切なのはどのような最期を迎えたいのかを自分なりに考えておくこと、そしてそれを実現するために周りの大切な人、支えてくれる人とよく話し合い、自分の考えや思いを共有することです。
人生の終わりは誰にでもやってきます。あなたも家族や大切な人達と一緒に考えてみましょう。

「ウィークリー千葉県」