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更新日:平成29(2017)年5月10日

くらし・福祉・健康

「最期まで自分らしく生きる」 パート4

掲載日:2014年5月20日

再生時間:7分

誰もが皆、いつかは人生の終わりの時期を迎えます。その時をどのように過ごしたいか、あなたは考えたことがありますか。このビデオでは、ある家族のドラマや専門家の解説をまじえて、自分らしく最期を迎えるために知っておきたいこと、考えておきたいことをご紹介しています。
ここでは、家族との話し合いの重要性や意思表明について説明いたします。

動画の内容

<1>リビングに集まって話し込んでいる親族
かかりつけの先生から入院するか、自宅で療養を続けるかを判断するよう言われたので急遽、家族会議をすることになりました。
<2>リビングテーブルを囲みながら話す母、娘、兄、おじさん
兄「父さん、もう長くないってことかなぁ・・・」
娘「うちで看取れないかしら・・・」
兄「でもなぁ、うちじゃあいざとなったときに何もできないしなぁ・・・やっぱり入院したほうが安心なんじゃないか?」
娘「でも父さん、入院中、もう病院は嫌だって言ってたし、また入院させるのもどうかな・・・」
兄「でも、母さんが一人で看るってのはちょっと無理なんじゃないか?それにさぁ、実際看取るったって一体どうしたらいいんだ!」
おじさん「病院でやれるとこは全部やってもらった方がいいんじゃないのか?家で何もできないで放っておいたら、近所からあそこの家は父親を見放してると言われるぞ・・・」
兄「おじさん、今さらそんな世間体を気にしてどうするんですか!」
おじさん「お前だって無理だって言ったじゃないか!」
兄「いやそりゃ言いましたけど・・・それは・・・それは母さんが一人看ることが無理だって言ったんですよ!」
<3>言い合ってる親族の映像
家族会議では、入院してさらに治療をするべきか、このまま自宅での療養を続けるべきか、みんながそれぞれの意見を譲らず、大変もめました。

(イメージ映像)
このような家族の中での意見の食い違いは、現実の場面でも珍しいことではありません。
<インタビュー応答>
井上委員:結論は、ご家族とそれから医療提供側、皆でよく話をする以外、導く言うてもですね。ただ一番困るのは、一番困るのはその患者さんの今の状態ってのをきちんと理解されてない、他の、いままであまり関わりなかったご家族が来て、かき混ぜると言ったら失礼ですけど、そういう方の意見が大きいと、声が大きいと、大変皆混乱をしてしまう。そういう混乱してしまうということで困ることは多いです。いずれにしても、医療提供側とよくご家族が話し合う、そしてご家族も、どなたを代表に、意見の代表者として、どなたがなるのかということ、その方がしっかりしていれば大丈夫じゃないでしょうかね。
皆でよく、常日頃から話し合って、意思疎通を図っておくことだと思いますね。やはり、誰でも一度は死を迎える。前は死を、死のことに関して話をするっていうのは、縁起でもないとか皆嫌がった。しかし今ですね、そういう時代ではないだろうと。子供さんであれば自分の親御さんをどうやって見送るか。また、我々も自分自身、どうやって最期を迎えるかというのを常日頃思いを巡らしながら、それらを周りの人とよく話をしておく、そういうことがきちんとしておれば、あまり心配なことはない。そのように思いますけれども。

自分の死について家族と話し合うことについてのためらいや抵抗感(アンケートデータ)
延命治療を受けたいかどうかについて話し合ったことがあるか(アンケートデータ)
県民アンケートによると、「自分の死について家族と話し合うことについてのためらいや抵抗感は全くない」という人が半数以上を占めているにも関わらず、延命治療を受けたいかどうかについて「家族と全く話し合ったことがない」人は6割にのぼり、終末期に受ける医療に関してあまり話し合われていないのが現状です。

医療の決定に関する指示を書面で示しておきたいか(アンケートデータ)
医療の決定に関する意思表明を書面で用意しているか(アンケートデータ)
また、医療の決定に関する指示を書面で示しておくことについて、4割の人が「示したい」と答えているにもかかわらず、終末期医療に関する意思表明の書式はほとんどの人が用意していませんでした。

医療の決定に関する意思表明を書面で用意しているか(アンケートデータ)
終末期医療に関する意思や、自分の生き方、最期の迎え方についての希望を示すためには、書面で残すことが一般的な方法です。こうした意思表明のための様式には様々なものがあります。
<インタビュー応答>
清水委員:いろいろな様式が出回ってます。それで、いろんな市民団体だったり、こういうふうに終末期の医療あるべきだということをね、お考えになっているような団体で出しているものもあります。で、どれにしてもですね、具体的な、具体的にこういうことをしてほしい、してほしくない、ということをとおっしゃる、あの、予め表明しておきたいときにはね、ただあの、不慮の事故の時にはこうしてほしいとか、もしもの時にはこうしてほしいとかっていうそういうような様式だととてもわかりにくいんですね。むしろ、こうこうこういう状態になったら、例えば不治の病で、医療の限り尽くしても死が避けられないとかですね、そういう場合には、こうこうこういうふうにしてほしい、というような様式のものをお使いになるのがいいんじゃないかと思うんですね。
で、いずれにしましても、そういう様式だけじゃなくて、もしそこに書く部分があれば、いいですけれど、そういう個別のことに加えて、私はこう生きたいんだ、こう過ごしたいんだということを書き加えられるのがいいかと思います。"
ご家族とか、主治医の方、それから、もしご自宅で介護を受けている方だったら訪問看護だとか介護の方とかですね、そういう関係者とよくお話しになって、ご自分一人でこうだっていうふうに決めないでね、そういう方とよく話し合われて、書かれるというのが大事だと思うんですね。そうすると周りの方も、そのご本人の希望をよくわかっていただき、それから、あぁこの人こういうふうに生きてる人なんで、こういうふうにして欲しいんだなぁと理解していただけますから、実際に意思表明ができなくなったときに、よくそのご本人の気持ちを、考えてね、相談していただけると思うんですね。

「ウィークリー千葉県」