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香取地域(かとりちいき)のみどころ

北総台地(ほくそうだいち)の北部に位置し、北総東部用水(ほくそうとうぶようすい)などの大規模(だいきぼ)な用水事業とあわせ、米や野菜、養豚(ようとん)、養鶏(ようけい)などの多彩(たさい)な農業が行われており、重要な食料供給地域(しょくりょうきょうきゅうちいき)となっています。また、水郷(すいごう)や利根川など、水と緑の豊(ゆた)かな自然にもめぐまれています。香取市周辺(かとりししゅうへん)は、江戸時代(えどじだい)に利根川(とねがわ)水運の中継地(ちゅうけいち)として栄えたところで、その面影(おもかげ)を今に伝えています。

みどころマップ【香取地域(かとりちいき)】

香取地域のみどころマップ

水郷佐原(すいごうさわら)あやめパーク/香取市(かとりし)

水郷佐原水生植物園

利根川の北にある依田浦(よだうら)の水と緑を生かした、ハスとハナショウブの植物園。6月の最盛期(さいせいき)には400種類(しゅるい)、150万本のハナショウブが咲(さ)き誇(ほこ)り、あやめ祭りが催(もよお)されます。7・8月には300種以上のハスが咲(さ)き、美しさに魅了(みりょう)されます。

JR佐原駅(さわらえき)からバス「水生植物園入口」下車徒歩5分

伊能忠敬(いのうただたか)記念館/香取市(かとりし)

伊能忠敬記念館

歴史的(れきしてき)町並(まちな)みの一角にある伊能忠敬(いのうただたか)旧宅(きゅうたく)の小野川をはさんだ向かいにあります。忠敬(ただたか)は延享(えんきょう)2年(1745年)九十九里に生まれ、17歳(さい)で佐原(さわら)の伊能家(いのうけ)を継(つ)ぎ、50歳(さい)で隠居後(いんきょご)、江戸(えど)に出て天文・暦学(れきがく)を学びました。その後約(やく)17年をかけて、日本全国の正確(せいかく)な実測地図(じっそくちず)を作成するという偉業(いぎょう)を成(な)しとげています。忠敬(ただたか)の使用した測量器具(そくりょうきぐ)、測量図(そくりょうず)、遺書(いしょ)、遺品(いひん)などを展示(てんじ)しています。

JR佐原駅(さわらえき)から徒歩15分

歴史的町並(な)み/香取市(かとりし)

歴史的町並み

市を二分するように流れる小野川沿(ぞ)いを中心に木造(もくぞう)や蔵造(くらづく)りの商家が建ちならび、近郷(きんごう)の物資(ぶっし)の集散地(しゅうさんち)として栄(さか)えた往時(おうじ)の面影(おもかげ)をしのぶことができます。この歴史的町並(まちな)みは、関東地方(かんとうちほう)で初(はじ)めて国の重要伝統的(じゅうようでんとうてき)建造物群(けんぞうぶつぐん)保存地区(ほぞんちく)に選定(せんてい)されました。また、地区内には、国指定史跡(くにしていしせき)の伊能忠敬旧宅(いのうただたかきゅうたく)があります。

JR佐原駅(さわらえき)から徒歩10分

香取(かとり)神宮/香取市(かとりし)

香取神宮

鹿島神宮(かしまじんぐう)と並(なら)び称(しょう)される東国の名社です。本殿(ほんでん)は、元禄(げんろく)13年(1700年)に徳川(とくがわ)5代将軍(だいしょうぐん)綱吉(つなよし)の造営(ぞうえい)による壮大(そうだい)な三間社(さんけんしゃ)流造(ながれづくり)。朱塗(しゅぬ)りの楼門(ろうもん)も美しく、ともに国の重要文化財(じゅうようぶんかざい)に指定されています。宝物館(ほうもつかん)には日本三名鏡(さんめいきょう)のひとつ海獣、葡萄鏡、(国宝(こくほう))をはじめ、古文書や美術品(びじゅつひん)が多数展示(てんじ)されています。

JR佐原駅(さわらえき)からバスで15分

東庄(とうのしょう)県民の森/東庄町(とうのしょうまち)

東庄県民の森

緑豊(ゆた)かな下総台地(しもうさだいち)にあり、眼下(がんか)には干潟八万石(ひがたはちまんごく)と呼(よ)ばれる大水田地帯が広がります。森の中には県内有数のカモ類(るい)の飛来地(ひらいち)として知られる夏目(なつめ)の堰(せき)があり、水鳥観察舎(かんさつしゃ)、展望塔(てんぼうとう)や芝生広場(しばふひろば)などの施設(しせつ)が整備(せいび)されています。運動広場には、テニスコートやフィールドアスレチックもあり、スポーツをしながら森林浴も楽しめます。

JR下総橘駅(しもうさたちばなえき)から車で10分