ここから本文です。

ページ番号:353720

印旛地域(いんばちいき)のみどころ

下総台地(しもうさだいち)の中央部に位置(いち)し、わが国の表玄関(おもてげんかん)である成田空港(なりたくうこう)を擁し(よう)し、成田(なりた)ニュータウンや千葉ニュータウンなどの大規模(だいきぼ)な住宅団地(じゅうたくだんち)や、内陸(ないりく)工業団地(こうぎょうだんち)などが年々(ねんねん)整備(せいび)されてきています。この地域(ちいき)では、利根川(とねがわ)や印旛沼(いんばぬま)など豊(ゆた)かな自然(しぜん)の恵(めぐ)みを受け、古くから農業がさかんで、米をはじめ、落花生やスイカなどが全国に出荷されています。また、城下町(じょうかまち)の佐倉市(さくらし)や、門前町の成田市(なりたし)、古墳群(こふんぐん)の広(ひろ)がる栄町(さかえまち)など、歴史の面影(おもかげ)が随所(ずいしょ)に残(のこ)っている地域(ちいき)です。

みどころマップ【印旛地域(いんばちいき)】

印旛地域のみどころマップ

白鳥飛来地(はくちょうひらいち)/印西市(いんざいし)

白鳥飛来地冬の印西市(いんざいし)では、白鳥の美しい姿(すがた)を見ることができます。冬季も水をはった水田に飛来(ひらい)する白鳥は、年々(ねんねん)その数を増やし(ふやし)、「白鳥を守る会」の人たちが与(あた)える餌(えさ)をついばんでいます。

場所は印旛沼(いんばぬま)に近い水田地帯で、主要地方道(しゅようちほうどう)鎌ケ谷(かまがや)・本埜線(もとのせん)の甚兵衛沼(じんべえぬま)の近くです。

JR小林駅から車で10分

国立歴史民俗博物館(こくりつれきしみんぞくはくぶつかん)/佐倉市(さくらし)

国立歴史民俗博物館

日本の歴史学、考古学、民俗資料(みんぞくしりょう)を収集(しゅうしゅう)・保存(ほぞん)している国立の博物館(はくぶつかん)。佐倉城址公園内(さくらじょうしこうえんない)にあり、歴史のまち佐倉(さくら)のシンボルになっています。日本の原始から近世までの生活史に重点を置き、実物や模型(もけい)、グラフィックパネルでわかりやすく紹介(しょうかい)しています。

京成佐倉駅(けいせいさくらえき)から徒歩15分またはJR佐倉駅(さくらえき)からバス15分

DIC川村記念美術館(ディーアイシーかむらきねんびじゅつかん)/佐倉市(さくらし)

川村記念美術館緑に囲(かこ)まれ、池を前にしたユニークな建物に、レンブラントからステラまでの絵画、彫刻(ちょうこく)などを展示(てんじ)しています。ルノワールの「水浴する女」、モネの「睡蓮(すいれん)」など有名な絵画も多くあります。

JR・京成佐倉駅(けいせいさくらえき)から送迎(そうげい)バスあり

房総(ぼうそう)のむら/栄町(さかえまち)

房総のむら

房総(ぼうそう)のむらは、江戸後期(えどこうき)から明治初期にかけての上総(かずさ)・安房(あわ)・下総(しもうさ)の農家、商家、武家屋敷(ぶけやしき)などを再現(さいげん)。はた織(お)りや紙すきなど、当時の生活様式を実体験しながら学ぶことができます。

JR安食駅(あじきえき)からバス「房総(ぼうそう)のむら」下車

印旛沼(いんばぬま)/佐倉市(さくらし)ほか

印旛沼

印旛沼(いんばぬま)は、佐倉(さくら)・成田(なりた)などの市町村に周辺を囲まれています。古くから文化の開けた地域(ちいき)で、付近からナウマンゾウの化石が発見され、貝塚(かいづか)や縄文遺跡(じょうもんいせき)も広く分布(ぶんぷ)しています。現在(げんざい)も沼(ぬま)は自然の宝庫(ほうこ)。年間を通じて釣(つ)りが楽しめ、周辺(しゅうへん)ではバードウォッチング、サイクリングなどもできます。

成田山新勝寺(なりたさんしんしょうじ)/成田市(なりたし)

成田山新勝寺

真言宗(しんごんしゅう)智山派(ちざんは)の大本山。年間1千万人以上の参詣者(さんけいしゃ)が訪(おとず)れます。境内(けいだい)には、国指定の重要文化財(じゅうようぶんかざい)、仁王門(におうもん)・三重塔(さんじゅうのとう)・釈迦堂(しゃかどう)などがあり、桜(さくら)・梅・ツツジの名所として知られる成田山公園もあります。毎年、立春の前日には節分会(せつぶんえ)が盛大(せいだい)に行われます。

JR・京成成田駅(けいせいなりたえき)から徒歩(とほ)20分

本佐倉城跡(もとさくらじょうあと)
 /酒々井町(しすいまち)・佐倉市(さくらし)

本佐倉城跡

文明年間(1469年~86年)に千葉輔胤(ちばすけたね)の代に築城(ちくじょう)されました。天正18年(1590年)に小田原北条氏(おだわらほうじょうし)と共に滅亡(めつぼう)するまで百余年間(ひゃくよねんかん)9代にわたり千葉宗家(ちばそうけ)の居城(きょじょう)でした。土塁(どるい)・空堀(からぼり)などがほぼ完全(かんぜん)な姿(すがた)で残っています。

京成酒々井駅(けいせいしすいえき)から徒歩25分