看護局
看護局長あいさつ
千葉県こども病院は1988年に全県対応型の小児専門病院として開院し、一般病院では難しい特殊疾患や重症患者に対する診断や治療をはじめ、生活支援、相談・指導、予防医療を行っています。
病院の基本理念である「その子らしく、その子のために」を看護職員の行動規範として、こどもにとって安全で安心できる環境を整え「こどもの権利」を尊重し、「ご家族とともにお子さんを育てていく」姿勢を大切にして看護を実践しています。
病院には、新生児から思春期まで幅広い年齢のこどもが入院しています。私たち看護師は、こどもと家族にとって最も近い存在として、出産前から治療中、退院後の在宅療養まで疾病の回復過程に沿って継続した支援を行っています。病気を持ちながら大人になっていく過程を支える移行支援にも力を入れています。また、保育士やチャイルドライフスペシャリスト、教員など、他の専門職と連携し、成長発達段階に合わせた遊びや学習の場を提供し、心のサポートも重要な支援として取り組んでいます。
看護体制は、チームナーシングに加え、2人が組になって担当患者さんを受け持つパートナー体制をとっています。経験の浅い看護師でも先輩看護師と相談しながら看護を行うことができます。
そして、それぞれの看護師が「その子らしく、その子のために」看護を実践すると同時に、一緒に働く仲間が「あなたらしく、あなたのために」「わたしらしく、わたしのために」相互にサポートし、それぞれがやりがいをもって看護が実践できるよう、3つのらしくを大切に活気のある職場づくりを目指しています。
看護局長 平野 美佐子
看護局の概要
看護職員数(令和5年04月01日現在)
看護師 | 344名 | (男性看護師26名) |
---|---|---|
看護補助者 | 33名 | (会計年度) |
病棟クラーク | 24名 | (委託) |
保育士 | 21名 | (委託) |
看護師平均年齢(令和5年4月1日現在、看護師長以上の管理者及び嘱託を除く)
37.8歳
20代:25.8%
30代:20.4%
40代:24.8%
50代:18.9%
看護師経験年数・こども病院在職年数(令和5年4月1日現在)
看護師免許取得後年数:16.3年
こども病院平均在職年数:10.7年
離職率(令和5年度)
看護師全体 8.4%
新採用者 5.0%
看護提供方式
チームナーシング
プライマリーナーシング
パートナー体制(一部)
看護単位11単位
外来、手術室、PICU、NICU・GCU、一般病棟(6病棟)、産科病棟
看護師配置基準
一般病棟7対1(夜間9対1)
PICU2対1 NICU3対1 GCU6対1
シフト体制・勤務時間
病棟、PICU、NICU・GCU:2交替 手術室:オンコール体制
日勤8時30分~17時15分
二交替夜勤16時00分~翌日9時30分