8)夏に多い水の事故
(看護局)
楽しい夏休みの季節です。けれど・・・
残念ながら毎年、子どもの事故がニュースで流れます。
1歳以上の子どもの死因第1位は「不慮の事故」です。事故の多くは家庭で起こっていると言われていますが、ちょっとした注意で防ぐことができる事故もあります。
1. 小さな子どものいるご家庭は、浴槽や洗濯機に水を貯めたままにする習慣はやめましょう
行水目的で浴槽に水を貯めておくことはありませんか?10cmの水深でも溺水は発生します。
子どもの鼻と口を覆う水があれば溺水は起こります。
2. 子どもだけでの水遊びはやめましょう
子どもの水遊び中は、しっかり大人が見ていましょう。お風呂場に子どもが入れないような工夫も大切です。もし、おぼれてしまったら・・・
- 意識がない場合は直ちに蘇生法をはじめます。
いざという時にあわてないように、人工呼吸や心臓マッサージの仕方を練習しておきましょう。 - 水から引き上げたあと、大きな声で泣くようなら、まずは大丈夫。
- 後から発熱したり、咳が続くようなら受診しましょう。