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更新日:令和6(2024)年8月22日
ページ番号:17706
千葉県建築文化賞は、優れた建築物を表彰することにより、うるおいとやすらぎに満ちた快適な街づくりを推進することを目的に、平成6年度に創設されました。
第16回目となる今回は、68点の応募があり、選考委員会の厳正な審査に基づき、建築文化賞4点及び建築文化奨励賞4点が決定されました。
全文 (全文一括(PDF:1,500.6KB))
分割
表紙、1ページ、選考経過と総評(PDF:378.6KB)
3ページ(PDF:134.5KB) 4ページ(PDF:117KB)
5ページ(PDF:135KB) 6ページ(PDF:153.5KB)
7ページ(PDF:173.3KB) 8ページ(PDF:157.4KB)
9~10ページ、裏表紙(PDF:252.4KB)
○回向院市川別院 (市川市)
外観
耐震や蓄熱も配慮したコンクリート造をすっぽり木造でくるむ手法に挑み、外観の自然と伝統の調和を図る一方、本堂内の祭壇の演出は巧みで現代的空間創出を成功させている。
(建築主) 宗教法人回向院
(設計者) 河原泰建築研究室
(施工者) 松井建設株式会社
○音楽ホールのある家 (鎌ケ谷市)
東側外観夜景
音楽ホールを覆う大屋根は、斜面に合わせた勾配でボリュームを抑えており、公園から見上げると、斜面の緑と一体になりながらスカイラインを引き締める役割を果たしている。
(建築主) 松岡氏
(設計者) 龍口元哉建築設計事務所
(施工者) 株式会社大畑工務店
○産経新聞印刷千鳥センター (浦安市)
外観
大小のピクトグラムや色彩計画が巧みにデザインされ、上空を飛ぶ飛行機からの目線まで意識した結果、どこにいても海辺の明るく楽しい気持ちと隣り合わせになれる、そんな生産労働環境が実現した。
(建築主) 株式会社産業経済新聞社
(設計者) 株式会社サンケイビルテクノ、鹿島建設株式会社一級建築士事務所
(施工者) 鹿島建設株式会社東京建築支店
○神田外語大学7号館 (千葉市)
外観
L字状に配置された設備機械室は、暗騒音や熱負荷への対策の観点から、非空調スペースが外部と居室との間の緩衝空間として巧みに機能している。
(建築主) 学校法人佐野学園
(設計者) 株式会社松田平田設計
(施工者) 大成建設株式会社千葉支店
○大多喜街なみ環境整備事業景観形成地区 (大多喜町)
大多喜の街並み
城下町としての景観を残すため環境整備事業として取り組んだ修理、修景事業により、街並みの修景が進んでいる。
(活動団体) 房総の小江戸大多喜をつくる会
(応募者) 山岸満佳
○長南町立長南中学校 (長南町)
南側外観
以前から建っている管理棟のレンガ貼りを受け継ぎ、それまでの学校の空間的記憶の文脈に配慮してていねいにデザインされている。
(建築主) 長南町
(設計者) 株式会社榎本建築設計事務所
(施工者) 西松片岡特定建設工事共同企業体
○Care House INO(けあはうすいの) (佐倉市)
西側外観
設計は母親の将来の車いす利用を考慮した暮らしをみんなで支えていこうという配慮が感じられる。
(建築主) K氏
(設計者) 有限会社翔建築設計
(施工者) 株式会社尾嶋建設
○House in Sakura(はうすいんさくら) (佐倉市)
建物内部から見た風景
夏は細長い住居を貫通する南北の通風と、冬は45センチメートルもある厚いコンクリート床の蓄熱で暖房効果を図ってエコライフを徹底させた。
(建築主) RY氏
(設計者) 山﨑健太郎
(施工者) 阿部建設株式会社
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