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更新日:令和7(2025)年4月23日
ページ番号:3678
千葉県では、医学を学ぶ大学生の方を対象に、将来、千葉県で医師として働いていただくことを目的とした修学資金貸付制度を実施しています。
貸付けコースには、千葉大学、順天堂大学、日本医科大学、帝京大学、東邦大学の医学生を対象とした「長期支援コース(地域枠)」のほか、地域枠の5大学に、国際医療福祉大学、東京慈恵会医科大学及び東京女子医科大学を加えた「長期支援コース(一般枠)」、千葉県外の大学医学部に在籍している千葉県出身者を対象とした「ふるさと医師支援コース」があります。
また、既に貸付けを受けている医師修学資金貸付制度利用者(以下、制度利用者とします)で、将来、小児科医を目指す方、または産科・産婦人科で分娩を取り扱う医師を目指す方を対象に、修学資金の貸付けを加算する「小児科コース」と「産婦人科コース」があります。
この修学資金は、医師免許取得後に一定期間、千葉県内の県が指定する医療機関に勤務していただいた場合、その返還が全額免除になります。
※別枠入試で各大学に合格する必要があります。
※一般枠の申し込みにあたっては、各大学からの推薦が必要です。
千葉県出身者(※)で、県外の大学医学部に入学した者
(※)千葉県出身者とは、次の(ア)から(エ)のいずれかの条件を満たす方を指します。
(ア)千葉県内に住所(*)を有する方
(イ)千葉県内に所在する高等学校等(高等学校、中等教育学校の後期課程、特別 支援学校の高等部、大学、高等専門学校、専修学校の高等課程)を卒業し又は修了した方
(ウ)大学に入学するために住所(*)を変更した方であって、当該変更をした日前の 1年間千葉県内に住所を有していた方
(エ)二親等以内の親族が千葉県内に住所(*)を有している者
(*)居住地を含む
月額15万円(国公立大・私立大共通)
正規の修学期間を経過するまでの期間
指定なし(貸付加算を受けている制度利用者を除く)
医師免許取得後、貸付期間の1.5倍の期間、知事が定める病院等に勤務したとき
※返還の猶予期間:医師免許取得後4年間(大学院博士課程への進学、海外留学などが可能。)
別途、正当な理由があると知事が認める場合の加算による配慮あり。詳細は募集要項で御確認ください。
※制度利用者の就業義務年限、就業先となる医療機関群、医療機関群ごとの就業期間、取得可能な専門医等の資格、義務履行の猶予期間(配慮事情)を記載した就業に係るプログラムを「キャリア形成プログラム」と言います。知事が定める病院等(特定病院等)の情報と併せて、以下のページによりプログラムの内容を御確認ください。
返還免除要件を満たさない場合、貸与額に10パーセントの利息を付した金額を返還いただきます。
各大学での支援のほか、キャリアコーディネータが、医師としてのキャリア形成を支援します。また、専門医の取得などが図れるよう配慮します。
また、県内各地域の医療機関で活躍している先輩医師の中から、制度利用者のキャリア形成支援に関する相談などに協力いただける方を、キャリアサポータとして任命しています。
在学中は、「キャリア形成卒前支援プラン」の対象となり、県等が実施する地域医療に関する講義やセミナー、イベント等の卒前支援プロジェクトに参加する必要があります。
※令和5年度以降に大学の医学部に入学した方が対象となります。
※全てのイベント等に参加しなければならないわけではありません。オンライン等により、遠方からでも参加しやすい企画を実施予定です。
制度利用者のうち、将来、小児科を希望する4年生以上の方
次の全ての要件を満たす必要があります。
・臨床研修修了後、小児科専門医の取得を目的とした勤務を行い、資格取得後も小児科医として勤務すること。
・次の(1)、(2)いずれかに示す医療機関で勤務すること。
(1)医師数の少ない医療圏(山武長生夷隅、君津医療圏)又は小児科医が相対的に不足している医療圏(東葛南部、東葛北部、山武長生夷隅、君津医療圏)に所在する医療機関で、2年以上勤務。
(2)新生児科医として勤務する場合、周産期母子医療センターのみの勤務でも可。
各年度の予算による
5万円/月
制度利用者のうち、将来、産科(分娩取扱医師)を希望する4年生以上の方
次の全ての要件を満たす必要があります。
・臨床研修修了後、産婦人科専門医の取得を目的とした勤務を行い、資格取得後も産科医(分娩取扱医師)として勤務すること。
・次の(1)、(2)いずれかに示す医療機関で勤務すること。
(1)医師数の少ない医療圏(山武長生夷隅、君津医療圏)又は分娩取扱医師が相対的に不足している医療圏(東葛北部、香取海匝医療圏)に所在する医療機関で、2年以上勤務。
(2)周産期母子医療センターで勤務。
各年度の予算による
5万円/月
(1)地域枠
千葉大学、日本医科大学、順天堂大学、帝京大学及び東邦大学の医学部に在籍する医学生を対象としています。応募にあたっては、大学の推薦書が必要となります。募集、選考等は各大学内で行われますので、詳細については募集要項をご覧いただくとともに、各大学窓口にお問い合わせください。
(2)一般枠
千葉大学、順天堂大学、日本医科大学、帝京大学、東邦大学、国際医療福祉大学、東京慈恵会医科大学及び東京女子医科大学の医学部に在籍する医学生を対象としています。応募にあたっては、大学の推薦書が必要となります。募集は各大学内で行われ、選考は県で行います。詳細については募集要項をご覧いただくとともに、各大学窓口もしくは県にお問い合わせください。
令和7年度における長期支援コース(地域枠)の募集は終了しました。
令和8年度の募集については、詳細が決まり次第、御案内いたします。
令和7年度の長期支援コース(一般枠)の募集要項及びチラシを掲載します。
なお、募集にあたっては大学からの推薦書が必要です。
千葉県外の大学医学部に在籍している千葉県出身者を対象としています。応募先及び選考を行うのは県になりますので、詳細は、募集要項や募集チラシをご覧いただくか、県にお問い合わせください。
令和7年度のふるさと医師支援コースの募集要項及びチラシを掲載します。
既に貸付けを受けている制度利用者のうち、将来、小児科医を目指す方、または産科・産婦人科で分娩を取り扱う医師を目指す方を対象に、修学資金の貸付けを加算します。
令和7年度は、10月頃に募集予定です。詳細が決まり次第、御案内いたします。
本県では、当該制度に係る説明会を、オンラインで開催しています。
説明会資料等は、「修学資金貸付制度オンライン説明会のご案内」のページに掲載しておりますので、ご覧ください。
次のとおり貸付けを決定しています。
年度 | 長期支援コース 地域枠 |
長期支援コース 一般枠 |
ふるさと医師支援コース |
---|---|---|---|
平成29年度 |
30名 |
10名 |
15名 |
平成30年度 |
19名 |
6名 |
18名 |
令和元年度 | 33名 |
4名 |
17名 |
令和2年度 | 38名 | 9名 | 16名 |
令和3年度 | 39名 | 9名 | 15名 |
令和4年度 | 39名 | 10名 | 9名 |
令和5年度 | 39名 | 8名 | 14名 |
令和6年度 | 39名 | 7名 | 16名 |
千葉県医師修学資金貸付条例を掲載しています。
千葉県医師修学資金貸付条例施行規則を掲載しています。
現在、令和7年度版の手引きを作成中です。掲載まで、もうしばらくお待ちください。
千葉県医師修学資金貸付制度に係る手引きです。制度概要のほか、よくある問合せや様式を掲載しています。
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