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更新日:平成28(2016)年10月27日

画像診断部

画像診療部の紹介

画像診断とは、外からでは見ることのできない身体の中の様子を、CTやMRIなどの検査機器を使い画像情報とすることで、腫瘍の早期診断やその広がりの評価、また治療後の再発や転移の確認など適切な治療を行うために重要な役割を果たしています。

画像診断部では、各診療科の依頼により画像検査(一般撮影(レントゲン)・消化管造影・CT・MRI・血管造影)やIVR(画像検査機器を利用した治療)を最新の装置を使用して、診断価値の高い情報を提供しています。

スタッフは医師8名、診療放射線技師15名、受付クラーク6名にて構成され、患者さんに安心して検査や治療を受けていただけるよう日々努力しています。

主な実績(年度別検査件数)
検査 平成24年度 平成25年度 平成26年度
CT検査

19,366件

19,269件

19,946件

MRI検査

5,928件

5,371件

5,145件

検査について

X線検査

マンモグラフ装置X線を使って身体の中の様子を観察する検査です。
一般撮影(2台)、X線透視撮影(2台)、マンモグラフィ、パノラマ撮影、骨塩定量などの装置があります。

  • 乳腺撮影(マンモグラフィ)
    乳房は柔らかい組織のために、専用の装置で乳房を圧迫して撮影します。乳房の厚みを薄く均一に圧迫することで、乳腺構造の重なりが分離され小さな病変も観察しやすくなります。また、被ばく線量も少なくすることができます。
    撮影時には圧迫による痛みを伴うことがありますが、正確な診断のためにご理解とご協力をお願いします。

次に該当する方は、検査ができない場合があります。必ず事前に主治医にご相談ください。

なお、撮影時の圧迫による損傷等の危険防止のため、検査を開始する前にあらかじめ担当技師にお申し出ください。

  • ペースメーカーや除細動器を装着されている方
  • 埋め込み型ポートを留置されている方
  • 豊胸手術をなされている方・脳室腹腔内シャントを留置されている方

当センターは「マンモグラフィ検診施設画像認定」を取得しており、撮影は主に女性技師が担当しています。

CT(コンピューター断層撮影)検査

CT装置CTは、X線を使用して、コンピューター処理をすることで身体の輪切りの画像を作成する検査です。

輪切りの画像からは、立体画像(3D)や見たい身体の断面(MPR)も作ることができ、X線写真だけでは分かりにくい病変の状態や広がりなどを診断することができます。

当センターでは患者さんの苦痛を軽減するために、腸で吸収されやすい炭酸ガスを使用した大腸CTなども行われています。

また、病変を詳しく調べるために、造影剤を使用することがあります。造影剤を使用することによって、血管の走行や腫瘍の状態をより正確に診断できるようになります。

次に該当する方は、検査ができない場合がありますので、必ず事前に主治医にご相談ください。

  • ペースメーカーや除細動器を装着されている方
  • 妊娠またはその可能性のある方

CT検査は主治医が被ばくを考慮して、患者さんに必要と判断した場合にのみ行われますので、安心して検査を受けてください。

CT装置

SIEMENS社製 SOMATOM Definition Flash(2010年3月導入)

SIEMENS社製 SOMATOM Definition DefinitionAS64(2014年11月導入)

MPR画像

3D画像

 

VGP画像

Dual energy画像

MRI(磁気共鳴画像)検査

MRI装置MRIは強力な磁場のなかで、身体に電波をあてた時に起こる信号で画像を作成する検査です。

大きな音がしますが、放射線による被ばくはありません。

MRIの検査では、膵管や胆管を描出するMRCPといった撮影や体内の細胞の代謝物質の状態を測定できるMRSを行うこともできます。検査時間は内容にもよりますが、20分から1時間ほどかかります。

また、病変を詳しく調べるために、造影剤を使用することがあります。造影剤を使用することによって、血管の走行や腫瘍の状態をより正確に診断できるようになります。

次に該当する方は検査ができない場合があります。必ず事前に主治医に申し出てください。

  • ペースメーカーや人工内耳を埋め込んでいる方
  • 体内に金属類(人工関節やプレートなど)を入れる手術を受けた方
  • 磁石式のバルーンカテーテル用キャップをつけている方
  • 妊娠またはその可能性のある方
  • 狭いところが苦手な方

また、検査室に持ち込めないものに

  • 金属類(メガネ、時計、鍵、カイロ、アクセサリーなど)
  • 磁気記憶媒体(キャッシュカード、銀行のカード、診察券など)

検査当日の化粧は、なるべくお控えください。化粧品の中には、金属を含んでいる製品もあり、皮膚やけどになる可能性や画像に影響がでる場合があるからです。

MRI装置

SIEMENS社製 MAGNETOM skyra3テスラ(2015年3月導入)

SIEMENS社製 MAGNETOM Aera1.5テスラ(2013年10月導入

SIEMENS社製 MAGNETOM Avant1.5テスラ(2006年10月導入)

MR画像

MR画像

 

MRCP画像

MRS

 

血管造影検査

血管造影では、血管の中にカテーテルという細い管を挿入して、目的部位の血管で造影剤を流すことにより血管の走行や形態、腫瘍との関係などを調べる検査です。

当センターでは、この方法から腫瘍に抗がん剤を直接注入する動注化学療法や、腫瘍に栄養を運んでいる血管を塞いで、腫瘍を縮小させる動脈塞栓術をCT撮影で確認しながら、より精度の高い治療を画像診断部の医師が行っています。

また、抗がん剤治療に使われる静脈用の埋め込み型ポートの留置や肺塞栓症予防目的の下大静脈フィルター、画像ガイド下生検・ドレナージ、出血時の緊急止血なども行われています。

IVR―CT

SIEMENS社製 AXIOM Artis dTA(2004.4導入)

SIEMENS社製 SOMATOM Sensation16(2004.4導入)

検査を受ける患者さんへ

一般撮影以外の検査は、すべて予約検査となりますので、時間に余裕を持ってお越しください。ご都合により予約時間に来院できない、また、キャンセルの場合は、早めのご連絡を地域医療連携室にお願いします。予約変更に関しては主治医にご相談ください。

画像診断部では円滑な検査の遂行に努めておりますが、緊急検査や検査の状況により多少時間が前後することがありますので、

ご了承ください。

検査の注意事項およびチェックリストついては、予約時に診療科でご説明しますが、必ず目を通してご確認ください。

チェックリストは、その都度必要となりますので、お変わりがなくともご記入の上お持ちください。

ペースメーカーについて

当センターでは循環器科医師が不在のため、ペースメーカーや除細動機を装着された方のCT、MRI,X線透視、血管撮影、マンモグラフィは、誤動作や損傷を防ぐため原則的に行わない事になっています。装着されている方は、事前に主治医にご相談ください。

造影剤について

CT・MRIの造影検査は、予約時間の4時間前から飲食禁止です。但し、糖尿病治療中の方や高血圧などの薬を服用している方は、主治医にご相談ください。

検査に必要な採血結果が確認できていない場合、結果が出るまでお待ちいただくことになります、ご了承ください。

当センターでは、CTとMRIの造影検査を原則的に同一日に行うことはできません。両方の造影剤を同じ日に使用した際の安全性が確立していないことや、双方の検査画像に影響を与えることからです。

造影剤を使うことにより、まれに副作用がでることがあります。副作用を予測することはできません。

喘息やアレルギー体質の方は、かゆみや発疹などが起こる可能性が高くなります。特に以前に造影剤で副作用が出たことのある方は、必ず事前に主治医にご相談ください。

副作用としては、嘔気・発疹・かゆみ・冷や汗などの軽い症状から、意識消失・呼吸困難・血圧低下などの重篤な症状が出る場合もあります。画像診断部では常駐する医師が適切な処置を行えるように体制を整えておりますので、安心して検査を受けていただけます。

なお、検査終了後しばらくしてから症状がでることがあります。その場合には、なるべく早く当センターに連絡してください。