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センター紹介

センターについて

基本理念

私たちは、心と体にやさしく希望の持てるがん医療を提供します。

基本方針

  1. 安全で最適な医療を提供します。
  2. 患者さんにわかりやすく説明し、患者さんの自己決定権を尊重します。
  3. 新しい医療の研究開発を行い、高度先進的な医療をめざします。
  4. 誠実で思いやりの心を持つ医療者を育成します。
2019年5月1日改訂

千葉県がんセンターのロゴマークについて

ロゴマーク

 

千葉の頭文字Cを模した太平洋の水平線から昇る太陽をかたどった意匠。
千葉市や千葉大学のシンボルマーク作成に関わった経験のある千葉大学工学部工業意匠学科宮崎紀郎教授(当時)に依頼、平成8年(1996年)6月に制定。作成にあたっては、多数の職員にインタビューやアンケートを行った。込められた思いは、「目標に向かってのチャレンジ」、「暖かい思いやりと協調」、「千葉県らしさ」。

 

センター概要

千葉県がんセンターは、県民の多年の要望に沿って、年々増加するがんの征圧に向かって、がん対策の中心的役割を果たすために建設され、昭和47年11月、その第一歩を踏み出しました。開設までの経緯及びその後の経過の概略は次のとおりです。

沿革

1972年11月

千葉県がんセンター開院

1991年7月 東病棟増築
2006年4月 電子カルテ稼働
2006年8月 都道府県がん診療連携拠点病院に指定
2007年4月 日本医療機能評価機構認定(ver.5)
2011年7月 手術支援ロボット導入
2013年11月 事務研修棟増築
2018年4月

がんゲノム医療連携病院に指定

2018年10月

がん治療と緩和ケアが統合された施設として欧州臨床腫瘍学会(ESMO)認定

2019年9月

がんゲノム医療拠点病院に指定

2019年11月 小児がん連携病院に指定
2020年10月

新病院開院

2022年3月 ISO 15189認定

学会等認定施設

1 日本病理学会研修B認定施設
2 日本脳神経外科学会認定医訓練施設
3 日本麻醉科学会麻醉科認定病院
4 日本消化器外科学会専門医修練施設
5 日本静脈経腸栄養学会NST稼働認定施設
6 日本静脈経腸栄養学会実地修練認定教育認定施設
7 日本婦人科腫瘍学会専門医制度指定修練施設
8 日本産科婦人科学会専門医専攻医指導施設
9 日本整形外科学会認定研修施設
10 日本消化器病学会認定施設
11 日本核医学会専門医教育病院
12 日本呼吸器外科専門医制度認定基幹施設
13 日本臨床細胞学会認定施設
14 日本乳癌学会認定施設
15 日本呼吸器学会認定研修施設
16 日本外科感染症学会外科周術期感染管理教育施設
17 日本耳鼻咽喉科学会認可施設
18 日本緩和医療学会認定施設
19 日本内科学会認定教育病院
20 日本泌尿器科学会専門医教育施設
21 日本呼吸器内視鏡学会認定施設
22 日本食道学会食道外科専門医認定施設
23 日本放射線腫瘍学会認定施設
24 日本外科学会外科専門医制度修練施設
25 日本大腸肛門病学会修練認定施設
26 日本臨床腫瘍学会認定研修施設
27 臨床輸血看護師制度指定研修施設
28 日本がん治療認定医機構認定研修施設
29 千葉県臨床衛生技師会臨床化学部門基幹施設
30 日本血液学会認定研修施設
31 日本輸血細胞治療学会認定制度指定施設
32 日本消化器内視鏡学会専門医指導施設
33 日本医学放射線学会放射線科専門医総合修練機関認定施設
34 日本頭頸部外科学会頭頸部がん専門制度認定指定研修施設
35 日本形成外科学会認定施設
36 日本輸血細胞治療学会輸血機能評価制度指定施設
37 臨床修練指定病院
38 臨床研修指定病院
39 日本病院評価機構基準認定施設(3rdG:Ver.2.0)
40 日本遺伝性腫瘍学会専門医研修施設
41 ESMO: Designated Centres of Integrated Oncology and Palliative Care
42 日本超音波医学会認定施設

敷地および施設

敷地面積

59,228平方メートル

延床面積:

50,917平方メートル(2020年10月26日現在)

病床数:

450床
一般:358、HCU:16、RI:3、無菌:20、緩和ケア:53

職員数:

986(医師181、看護403、その他402)

立地環境

千葉県がんセンターは、千葉市の東南部に当たり、市の中心部から約5.5km、今では少なくなった雑木林が付近には多く残されている緑豊かな台地に位置します。センター付近には、国立病院機構千葉東病院、ジェイコー千葉病院、千葉県精神保健福祉センター、千葉県衛生研究所が設置されており、また、当センタ-の東南約2kmには、千葉県こども病院、千葉県リハビリテーションセンター、国立病院機構下総精神医療センターも設置されており、付近一帯は千葉県の医療のメッカとなっています。

病院長挨拶

2024年4月に病院長を拝命いたしました加藤厚です。

千葉県がんセンターは一昨年に創立50周年の節目を迎えました。半世紀にわたり千葉県のがん医療の拠点としての重責を担ってきました。ひとえに県民の皆様の温かいご協力とご支援のおかげであり、心より感謝申し上げます。

2020年10月には地下1階、地上9階建ての新病院がオープンいたしました。今後、旧病院の改修・取り壊し、駐車場整備などが予定されております。その間、患者さんやご家族の皆様には大変ご不便をおかけしますが、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

 がんの診断・治療は日々進化しており、多様な診断法・治療法が開発されています。手術療法、化学療法、放射線療法を中心とした集学的治療を行っており、都道府県がん診療連携拠点病院として高度ながん診療を提供しています。遺伝子パネルに代表される遺伝子診断の分野では、がんゲノム医療拠点病院として、千葉県内で中心的役割を果たしています。またロボット支援下手術においては早くから2台体制を構築し、泌尿器科、婦人科、消化器外科、呼吸器外科などの分野で精密な外科治療を提供しています。さらにIMRT(強度変調放射線治療)を使った最先端の放射線治療や、県内唯一の温熱療法(ハイパーサーミア)設備を導入するなど、さまざまな治療法や治療機器を積極的に導入しています。

 緩和医療に関しては、がんを治療されている中での身体的苦痛や精神的苦痛を和らげ、がん治療に専念できるように緩和ケアセンターやがん相談支援センターを整備しています。また、公的病院としては日本最大の病床数を持つ緩和ケア病棟を有しており、自宅療養の支援を含めた体制を整えています。

 

 今後の50年のがん医療を見据えた新しい技術や治療法の導入を積極的に行っていくと同時に、多様化するがん医療に対応するための職員の教育や育成を行い、がん患者さんやご家族の皆様に信頼していただける医療が提供できるよう、日々努力を行って参ります。

 

        2024年4月1日 千葉県がんセンター病院長 加藤 厚

 

各種パンフレット

がんセンターパンフレット

パンフレットダウンロード(PDF:3,128.5KB)

ダヴィンチ

パンフレットダウンロード(PDF:3,128.5KB)