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診療科・部門紹介

外来化学療法科

最先端のがん薬物療法を伝統のマネジメント力で提供します

診療科の紹介とアピール:外来化学療法科

従来化学療法と呼ばれてきた分野の進歩は目覚しく、分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬など新規治療の開発が相次いでいます。このような背景の中、役割が異なるくすりを利用した治療を総称する用語として、「がん薬物療法」が定着してきました。そのため、2000年に19床で始動し通院化学療法室と称していた外来化学療法ユニットは、2020年の新棟移転を契機に「がん薬物療法センター」として生まれ変わりました。広くて美しい空間には52床の専用ベッドを配置し、年間18,000件を超える治療を行なっています (図1)。これは、全国トップレベルの規模であり、対象は全臓器・領域に及びます(図2)。このユニットの運営管理を、これまで蓄積してきたマネジメント力を駆使して行っています。

レジメンの中央管理とリスクマネジメント

各診療科から提出されたレジメン案は、がん薬物療法管理委員会で審査されます。前投薬、投与順序・速度などの具体的な投与方法や支持療法もこの委員会で決定されます。この作業は医学的に重要なエビデンスだけでなく、リスクマネジメントの観点も加えて行われます。この徹底したレジメンの標準化と中央管理は電子カルテが導入された2006年以来続けており、各ステップにおけるインシデントやアクシデントを最小限に抑えています。

患者さんの状態を良好に保つために

がん薬物療法中の副作用は、許容範囲を超えると高い治療効果を得ながらの中断、あるいはQOLの低下につながります。がん薬物療法センターには、全ての診療科から患者が集まってきます。この中央部門としての特性を利用し、十分な患者指導と副作用のモニターを行っています。ここで発揮されるのは、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士など多職種によるチーム力です。それぞれが専門性を活かして対応することにより、患者さんの状態を良好に保つ努力を続けています。

新規治療への対応と今後の課題

当院では、承認間もない薬剤の新規導入はもちろん、多数の治験にも参加しています。これらの中にはこれまで経験したことのない副作用や合併症を生じるものもあり、十分な準備と細やかな管理が必要です。私達はこれらに即座に対応できる水準を維持しながら、新しいエビデンス作りに貢献しています。

所属医師の専門医資格

がん薬物療法専門医・血液専門医(両者の資格を保有)2名

診療実績

治療実績件数グラフ(図1)

治療実績件数グラフ

診療科別対象疾患割合円グラフ(図2)

診療科別対象疾患割合円グラフ

医療機関の皆様へ

がん薬物療法の分野は日々 進歩しますます複雑化しています。すべての領域の治療に習熟し安全に実施するため、知識だけでなく経験とそれに基づくノウハウを身につけたプロフェッ ショナルを配置しています。

医師のご紹介

外来化学療法科部長

辻村医師
辻村 秀樹(つじむら ひでき)
【指導医、専門医、認定医など】
  • 日本内科学会 認定内科医・指導医
  • 日本血液学会 血液専門医・指導医
  • 日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医・指導医
【専門分野/得意分野】
  • 専門は造血器腫瘍 がん化学療法全般

主任医長

 
真子 千華(まなこ ちか)
【指導医、専門医、認定医など】
  • 日本内科学会 総合内科専門医・内科指導医
  • 日本血液学会 血液専門医・指導医
  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
  • 日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医
【専門分野/得意分野】
  • 造血器腫瘍
  • がん薬物療法全般