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更新日:令和2(2020)年11月24日
ページ番号:9785
※ページ下部に当科修了生の合格実績を掲載
一年次はトヨタの直列4気筒エンジンを用いて、エンジンの分解組立実習を実施しています。実際に運転できるエンジンを
使用し、作業完了後にエンジンが問題無くかかるまで作業を担当します。
二年次になると、
などを使用し、一年次の実習で身に付けた基礎スキルを活かした応用実習を行います。
エンジン整備作業(一年次)
マツダのロータリーエンジン
スバルの水平対向エンジン
一年次は車両の部品を用いた作業と、車両を用いた作業により、基礎的な整備技術を習得します。
二年になると、車検整備実習で車両全体で作業すると共に、オートマチック・トランスミッションの分解組立て、
カーエアコンの整備など学習の範囲が広がります。
平成28年と30年度の訓練では、クルマを構造を深く知るためにフロントガラスの交換作業を行いました。
《作業項目》
車体からのトランスミッション外し
マニュアルトランスミッション
内部部品の分解組立(一年次)
ドラムブレーキの分解組立
オートマチックトランスミッション
内部部品の分解組立(二年次)
フロントガラスの交換作業
一年次は各種装置の分解・測定・組立から、電気装置の基礎を学んでいきます。
二年次になると、
を含めた整備技術を習得します。
なお、平成30年度は、千葉県庁の公用車5台に本校訓練生がドライブレコーダーの取付を行いました。
平成31年度(令和元年度)についても千葉県庁の及び教育庁の公用車のドライブレコーダー取付を行っております。
《作業項目》
波形観測作業
(オシロスコープ)
波形観測作業
(ストレージスコープ)
ドライブレコーダー取付作業説明
ドライブレコーダー取付作業中
令和2年度は電気装置整備実習の一環として普及率が増えてきているバックモニターの取り
付け実習を行いました。実習には実際に公道を走行する当校の公用車であるトヨタアクアを
使用しました。
ステアリングホイールを取り外し、舵角
センサーの取り付けを行います。
この時きちんとマーキングして取外しを
行わないとステアリングホイールの中心
位置がずれてしまうため注意が必要です
バックカメラの映像はカーナビゲーション
に表示されるため、配線作業のためにカー
ナビゲーションの取り外しが必要となりま
す。写真のように養生し慎重に作業を行い
ます。
バックドアに取り付けるバックカメラと
カーナビゲーションを結線する必要があ
ります。インストメントパネル等を脱着
し配線が隠れるように作業を行います。
バックドアについても保護カバーを取り
外しバックカメラの結線作業を行います。
正確な配線の取り回しを行わないと走行
中の振動等により異音が発生する場合が
あります。
バックカメラを取り付けるためにバック
ドアに電動ドリルで穴を開ける作業を行
います。専用の治具を使用し正確に穴を
開ける場所を確認して作業を行います。
バックカメラ取り付け後の写真です。
バックカメラを固定してガーニッシュを
取り付け、作業の出来栄えの確認を行い
ます。取り付け状態、取り付け位置共に
良好です。
カーナビゲーションの設定画面でバック
モニターのガイド線の設定を行います。
ガイド線の設定が完了して作業は終了と
なります。ステアリングホイールの操作
に応じて、黄色と赤色のガイド線が移動
して車両の後退方向を表示します。
自動車整備をするに当たって、取り扱いを習得しておかなければならない機械類が沢山あります。
そこで、入校当初にそれら自動車整備機器に関する取り扱い方を身に付けていただきます。
《作業項目》
油圧ジャッキの取り扱い作業
整備作業後の車両を綺麗にすることは整備士にとって大事なことであり、近年ではCS(顧客満足度)の向上に
重要な役割を担っています。
以前から実習後の教材車の洗車は行っておりましたが、令和2年度はルームクリーナーを使用し室内清掃の
作業も行っております。
使用しているルームクリーナー
フロアカーペットの清掃
シートの清掃
清掃後の液剤の汚れ具合
自動車に搭載されるコンピューターは年々発達・高度化していて、現在は車両に故障診断機を接続すると、不具合情報が
読み取れるようになっています。
この実習では、専用の診断機を活用して故障を発見、修理するまでの作業を行います。また、診断機に表示されない故障も
ありますので、今まで当科で学んだ自動車の知識をフルに活用し、故障の原因を突き止める作業も行っています。
外部診断機の取り扱い作業
二年次になると、一年次の基礎的技術をベースにして、車検整備という法律で定められた点検整備作業を学びます。
一部の班ではありますが、実際に道路を走行する車両の車検取得のために袖ヶ浦自動車検査登録事務所での校外実習を
行っています。
自動車検査ラインでの測定作業
袖ヶ浦自動車検査登録事務所での校外実習
入校当初は皆さん、自動車整備業界についてほとんどご存じないかと思います。
そこで、当科では平成28年から、近隣の自動車ディーラー様にご協力いただき、店舗の見学及び業務説明をいただく機会を設けています。時期はおおむね6月頃に行っています。
また、11月から12月の時期に各自動車関連企業様にご協力をいただき、校内で各自動車メーカーにおける新技術のセミナーや、タイヤの組付けに関する資格取得講座を開催していただいています。
さらに、平成29年度からは民間の専門学校と同様に、就職支援として本校内で企業説明会を開催しています。就職活動が本格化する前の時期となる1年次の11月頃を目途に開催し、皆さんの就職活動を支援しています。
平成30年10月28日(日曜日)及び令和元年10月27日(日曜日)には、ちばテク市原カーフェスタを開催しました。千葉県内外の自動車関連企業様と連携し、本校の敷地を全て使用してくるまの魅力を体験できるイベントになっています。
開催結果や当日の会場の様子については別ページで公開しています。
地域ディーラー店舗の見学会
地域ディーラー店舗の見学会
校内自動車新技術セミナー
校内自動車新技術セミナー
校内企業説明会
タイヤの空気充てん業務特別教育
タイヤの空気充てん業務特別教育
当科では、基本として午前3時間は学科、午後4時間は実習として、1日7時間の授業を行っています。
市原高等技術専門校では、一人一人にそれぞれの特徴に合った企業をできる限り紹介し、修了した生徒がそれぞれの科で学んだ技術、技能を活かし企業で活躍できるよう応援しています。
年度 | 就職率(%) |
---|---|
前年度(H31) | 89 |
2年前(H30) | 100 |
3年前(H29) | 81 |
求人事業所数 |
100社 |
---|---|
求人数 |
110人 |
市原高等技術専門校は千葉労働局へ届け出を行い、企業からの求人の受付、企業への訓練生の紹介ができる
「無料職業紹介事業所」です。
(専門校側から訓練生の皆様に求人情報の提供と、企業への紹介が出来る施設です)
当校自動車整備科は、二年間の課程を無事に修了すると
が得られます。これは、民間の自動車整備専門学校と同じです。
年度 | 二級ガソリン 合格率(%) |
二級ジーゼル 合格率(%) |
---|---|---|
前年度(H31) | 100 |
94 |
2年前(H30) | 94 |
94 |
3年前(H29) | 100 |
100 |
4年前(H28) | 100 |
100 |
5年前(H27) | 92.3 |
92.3 |
ぜひ一度見に来てください!
荻原先生
私は、実習全般と自動車シャシを主に担当いたします。
最近、学生から「自動車整備士は人の役に立つ仕事だと
思い選択しました。」と言われて、とても嬉しくなりました。
信頼を得るためには豊富な知識と確実な技術が大切です。
一緒に学んでいきましょう!
保住先生
私の担当は、実習全般と、学科ではガソリンエンジンを主に
担当しています。
自動車は日々進歩していますので、その進歩に見合った内容を
未来のメカニックに教えていきたいと考えています。
お客様から「ありがとう」と言われるメカニックを一緒に
目指しましょう!
糟谷先生
みなさんこんにちは。
自動車というものは、たくさんの人の役に立つ大変便利なもの
です。乗用車をはじめ、トラック、バスなど、社会全体を支え
ているものでもあります。
自動車の整備は、社会を支えるやりがいのある仕事です。
整備の魅力をみなさんに伝えていきたいと考えています。
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