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更新日:令和6(2024)年3月18日
ページ番号:15217
関東ふれあいの道(千葉県)2
小御門神社の森
JR下総神崎駅より田園地帯を一面に見ながら平坦な道路を進むと左手に小御門(こみかど)神社があります。神社を包む森には、シラカシ、クスノキ、タブなどの樹木が繁茂しており、なかでも樹齢90年以上のシラカキ林としては県内最大規模のもので県の天然記念物として指定されています。
なお、山林、畑地の間をぬう町道を進むと龍正院(りゅうしょういん)に出ます。ここは県有形文化財に指定され滑河観音の名で親しまれております。
このコースにはこの他にも神宮寺、宇迦神社、常福寺、楽満寺、檀林寺があり自然林の中を歩きながら、たくさんの神社・寺院をたずねることができます。
坂東三十三所観音霊場の第28番札所で滑河観音(なめがわかんのん)の名でよび親しまれ古くから延命、安産、子育に霊験ありとして参詣者が跡をたちません。
本堂は八間四面な宏荘な建物で元緑10年の建立で県有形文化財に指定されています。
又、仁王門は桃山時代の端麗な建物で龍正院(りゅうしょういん)の山門、八脚四柱茅葺きで大正5年国宝の指定をうけ、国の重要文化財であります。
名木のお不動様として知られています。寺伝によると延応元年(1239年)湛導和尚の開基と伝えられています。その後、火災にあって衰微していたが、寛永2年(1625年)に宥鍵和尚が中興し、翌年更に御本尊(不動明王)を安置してから信者が門前市をなしたといいます。毎月28日が縁日となっています。
安産・子育ての観世音として広く親しまれています。建暦2年(1212年)国一禅師の開基と伝えられ、御本尊は如意輪観世音です。毎月19日が縁日で、特に正月と8月の縁日には大祭が行われ善男善女で賑わいます。また3月末より4月までの札打と称する数十ヶ町村の観音巡拝と11月に背負観音と称する観音廻りが古くから行われています。
位置:成田市
地点名:楽満寺
撮影対象:解説標識
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