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インフルエンザ様疾患による休園について

発表日：令和元年9月3日

千葉県健康福祉部疾病対策課

概要

• 施設区分：幼稚園（園児数：246名）
• 患者数：全9組の園児246名中インフルエンザ様疾患による患者が53名（欠席者は49名）
• 主な症状：発熱
• 休園期間：令和元年9月4日から9月8日まで

本県の状況

感染症発生動向調査による患者報告数及び定点医療機関からの報告数は本年第34週（8月19日～8月25日）で21例、0.10でした。（昨年同時期は2例、0.01でした。）

全国の状況

感染症発生動向調査（第34週8月19日～8月25日（速報））によると、沖縄県（766例、13.21）で多く、近県では東京都（51例、0.13）、神奈川県（34例、0.10）、埼玉県（19例、0.08）、茨城県（7例、0.06）の報告となっていました。

※今シーズンのインフルエンザの流行状況調査は、9月2日から開始しています。

手洗い、うがいなどで予防を心がけるとともに、体調管理を徹底し、早めに予防接種を受けましょう。

県民の皆様へ

インフルエンザは、突然の高熱、頭痛、関節痛など、普通の風邪に比べて全身症状が強く、気管支炎や肺炎などを合併し重症化することが多いので、体力のない高齢者や乳幼児などは、特に注意が必要です。

インフルエンザの予防のため、次のことを心がけましょう。

• 予防接種を受けましょう。（重症化の予防に有効です。）
• うがいや手洗いを日常的に行う。
• 室内では、加湿器などを使って乾燥を防ぐ。
• 十分に栄養と休養をとり、体力や抵抗力を高め、体調管理を行う。
• 人混みを避け、外出時にはマスクを着用する。

インフルエンザにかかったら、早めに医療機関で受診しましょう。

定点医療機関

県が県内の215ヶ所の小児科・内科を標榜する診療所等（インフルエンザ定点）を定点として指定し、その定点の医師が、インフルエンザ患者と診断した場合に保健所へ報告することになっている。

定点あたり報告数とは、各定点において1週間に診断した患者数の平均値を指します。

参考

• 千葉県の情報（千葉県感染症情報センター）
• 国立感染症研究所感染症情報センターホームページ

報道発表用記事