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報道発表案件

更新日:令和4(2022)年8月19日

ページ番号:524916

令和3年度企業局の決算見込みの概要について

発表日:令和4年8月12日
(令和4年8月19日更新)

企業局管理部財務課

令和3年度の決算見込み概要は次のとおりです。

1.上水道事業

  • 収益的収入が827億円、収益的支出が713億円であり、純利益(消費税調整後)は前年度に比べ、4億円増の85億円となりました。
  • 資本的収入が168億円、資本的支出が473億円(うち建設事業費349億円)でした。
  • 将来的には給水人口が減少に転ずると予想され、給水収益の増加を望めない一方、老朽化した浄・給水場施設や水道管路の更新・整備に多額の建設事業費が必要となることから、「中期経営計画」等に沿って計画的に事業を実施し、健全な経営に努めてまいります。

2.工業用水道事業

  • 収益的収入が138億円、収益的支出が120億円であり、純利益(消費税調整後)は前年度と同程度の14億円となりました。
  • 資本的収入が38億円、資本的支出が79億円(うち建設事業費44億円)でした。
  • 施設の老朽化対策や地震対策が急務となっていることから、「施設更新・耐震化長期計画」や「中期経営計画」に沿って計画的に事業を実施し、健全な経営に努めてまいります。

3.造成土地管理事業

  • 収益的収入が124億円、収益的支出が96億円であり、純利益(消費税調整後)は前年度に比べ、5億円減の28億円となりました。
  • 資本的収入が10億円、資本的支出が42億円(うち出資金30億円)でした。
  • 未処分土地は、前年度に比べ、2ヘクタール減少し、令和3年度末では172ヘクタールになりました。
    今後も、「経営計画」に沿って保有する土地の処分を迅速かつ着実に進めてまいります。

1.上水道事業会計

(1)収益的収支(消費税込み)

水道水をつくり供給するための営業活動等に要した収入・支出の合計です。

(単位:百万円、%)

区分

令和3年度

a

令和2年度

b

増減

c=a-b

増減率

c/b

収入

給水収益

64,622

65,019

△397

△0.6

給水申込納付金

4,099

4,191

△92

△2.2

長期前受金戻入

7,585

7,605

△20

△0.3

その他

6,400

5,688

712

12.5

計A

82,706

82,503

203

0.2

支出

人件費

5,965

6,062

△97

△1.6

動力費

2,505

2,221

284

12.8

修繕費

6,962

6,851

111

1.6

薬品費

2,570

3,023

△453

△15.0

委託料

9,291

9,225

66

0.7

減価償却費

28,166

27,599

567

2.1

支払利息

2,046

2,261

△215

△9.5

その他

13,792

13,087

705

5.4

計B

71,297

70,329

968

1.4

収支差C=A-B

11,409

12,174

△765

△6.3

純利益(消費税調整後)

8,519

8,076

443

5.5

(ア)収益的収入:前年度に比べ2億円増の827億円

  • 給水収益は、新型コロナウイルス感染症の影響が継続していることに伴う使用水量の減などにより3億97百万円減少
  • その他のうち、第二期上下水道料金徴収一元化に伴う関係市からの負担金が6億88百万円増加

(イ)収益的支出:前年度に比べ10億円増の713億円

  • 動力費は、燃料費の高騰に伴う電気料金の増などにより2億84百万円増加
  • 薬品費は、入札に伴う活性炭単価の減などにより4億53百万円減少
  • 減価償却費は、償却資産の増などにより5億67百万円増加
  • 支払利息は、償還が金利の高い債権から低い債権に移行していることなどにより2億15百万円減少

(ウ)この結果、純利益(消費税調整後)は前年度に比べ4億円増の85億円となりました。

(2)資本的収支(消費税込み)

水道施設の整備等に要した収入・支出の合計です。

(単位:百万円、%)

区分 令和3年度
a
令和2年度
b
増減
c=a-b
増減率
c/b
収入

企業債

13,500

12,000

1,500

12.5

その他

3,250

3,252

△2

△0.1

計A

16,750

15,252

1,498

9.8

支出

建設事業費

34,945

48,071

△13,126

△27.3

企業債償還金

12,048

11,427

621

5.4

その他

301

357

△56

△15.7

計B

47,294

59,855

△12,561

△21.0

収支差C=A-B

△30,544

△44,603

14,059

31.5

(ア)資本的収入:前年度に比べ15億円増の168億円

  • 企業債は、建設事業費の執行状況を踏まえ15億円増加(令和3年度最終予算220億円に対し、発行額は135億円。充当対象となる建設事業費の繰越に伴い、令和3年度中の発行を一部見送ったことによるもの。残額については、繰越事業が完了する令和4年度中に発行予定。)

(イ)資本的支出:前年度に比べ126億円減の473億円

  • 建設事業費は、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う部品供給遅延などにより、浄給水場や管路の更新・整備に係る工事費に多額の繰越が生じたことなどから、131億26百万円減少(繰越額199億円(104億円増)。大部分は令和4年度前半に完了見込)
  • 企業債償還金は、近年における発行額の増により6億21百万円増加

(ウ)この結果、資本的収支が305億円不足することから、損益勘定留保資金等で補てんします。

(3)資金残高

(単位:百万円)

区分

平成29年度

平成30年度

令和元年度

令和2年度

令和3年度

資金残高

51,609

50,706

48,997

47,615

45,928

資金残高は、17億円減少し、459億円となりました。

(4)企業債残高

(単位:百万円)

区分

平成29年度

平成30年度

令和元年度

令和2年度

令和3年度

企業債借入額

8,000

8,000

10,000

12,000

13,500

企業債償還額

11,933

12,310

11,072

11,427

12,048

企業債残高

141,918

137,608

136,536

137,109

138,561

企業債残高は、15億円増加し、1,386億円となりました。

2.工業用水道事業会計

(1)収益的収支(消費税込み)

工業用水の給水に要した収入・支出の合計です。

(単位:百万円、%)

区分

令和3年度

a

令和2年度

b

増減

c=a-b

増減率

c/b

収入

給水収益等

12,132

12,123

9

0.1

長期前受金戻入

1,459

1,471

△12

△0.8

その他営業外収益

245

227

18

7.9

その他

8

9

△1

△11.1

計A

13,844

13,830

14

0.1

支出

人件費

868

898

△30

△3.3

動力費

765

648

117

18.1

減価償却費等

6,046

6,060

△14

△0.2

委託料

1,747

1,705

42

2.5

修繕費

645

701

△56

△8.0

その他

1,941

1,819

122

6.7

計B

12,012

11,831

181

1.5

収支差C=A-B

1,832

1,999

△167

△8.4

純利益(消費税調整後)

1,458

1,431

27

1.9

(ア)収益的収入:前年度とほぼ同程度の138億円

  • 給水収益等は、超過料金増などにより9百万円増加
  • その他営業外収益は、配水管撤去工事に係る負担金収入の増などにより、前年度に比べて18百万円増加

(イ)収益的支出:前年度に比べ、2億円増の120億円

  • 動力費は、燃料費の高騰に伴う電気料金の増などにより1億17百万円増加
  • 委託料は、浄水関連費用の増などにより42百万円増加

(ウ)この結果、純利益(消費税調整後)は前年度とほぼ同額の14億円となりました。

(2)資本的収支(消費税込み)

工業用水道施設の整備等に要した収入・支出の合計です。

(単位:百万円、%)

区分 令和3年度
a
令和2年度
b
増減
c=a-b
増減率
c/b
収入

企業債

25

53

△28

△52.8

出資金

3,000

3,000

0

0.0

国庫補助金

333

259

74

28.6

工事負担金等

402

162

240

148.1

計A

3,760

3,474

286

8.2

支出

建設事業費

4,438

3,504

934

26.7

企業債償還金

2,233

2,334

△101

△4.3

他会計借入金返還金

850

850

0

0.0

その他

366

403

△37

△9.2

計B

7,887

7,091

796

11.2

収支差C=A-B

△4,127

△3,617

△510

△14.1

(ア)資本的収入:前年度と比べ3億円増の38億

  • 企業債は、八ッ場ダム事業費の減などにより28百万円減少
  • 国庫補助金は、施設更新・耐震化事業の本格化などにより74百万円増加

  • 工事負担金等は、対象工事等の増により2億40百万円増加

(イ)資本的支出:前年度に比べ8億円増の79億円

  • 建設事業費は、施設更新・耐震化事業の増などにより9億34百万円増加

  • 企業債償還金は、償還期間の終了などにより1億1百万円減少

(ウ)この結果、資本的収支が41億円不足することから、損益勘定留保資金等で補てんします。

(3)資金残高

(単位:百万円)

区分

平成29年度

平成30年度

令和元年度

令和2年度

令和3年度

資金残高

22,912

26,306

29,181

32,644

34,420

資金残高は、18億円増加し、344億円となりました。

(4)企業債残高

(単位:百万円)

区分

平成29年度

平成30年度

令和元年度

令和2年度

令和3年度

企業債借入額

446

559

357

53

25

企業債償還額

3,035

2,652

2,379

2,329

2,229

企業債残高

25,453

23,360

21,338

19,062

16,858

企業債残高は、22億円減少し、169億円となりました。

3.造成土地管理事業会計

(1)収益的収支(消費税込み)

土地の分譲・貸付及び管理等に要した収入・支出の合計です。

(単位:百万円、%)

区分 令和3年度
a
令和2年度
b
増減
c=a-b
増減率
c/b
収入

土地分譲収益

8,371

15,866

△7,495

△47.2

土地貸付収益

2,433

2,637

△204

△7.7

特別利益

65

15

50

333.3

その他

1,537

1,747

△210

△12.0

計A

12,406

20,265

△7,859

△38.8

支出

土地分譲原価

3,788

13,510

△9,722

△72.0

人件費

1,037

1,032

5

0.5

修繕費

216

117

99

84.6

負担金

1,513

502

1,011

201.4

資産減耗費

434

23

411

1,787.0

特別損失

3

137

△134

△97.8

その他

2,640

1,594

1,046

65.6

計B

9,631

16,915

△7,284

△43.1

収支差C=A-B

2,775

3,350

△575

△17.2

純利益(消費税調整後)

2,776

3,350

△574

△17.1

(ア)収益的収入:前年度に比べ79億円減の124億円

  • 土地分譲収益は、大口の新規分譲が減少したことなどにより74億95百万円減少

(イ)収益的支出:前年度に比べ73億円減の96億円

  • 土地分譲原価は、土地分譲の減により97億22百万円減少
  • 負担金は、港湾施設改修負担金の増などにより10億11百万円増加

(ウ)この結果、純利益(消費税調整後)は前年度に比べ5億円減の28億円となりました。

(2)資本的収支(消費税込み)

造成土地管理事業に係る出資金・負担金等の収入・支出の合計です。

(単位:百万円、%)

区分

令和3年度
a

令和2年度
b
増減
c=a-b
増減率
c/b
収入

貸付金返還金

903

850

53

6.2

固定資産売却収入 76 0 76 皆増
その他 6 0 6 皆増
計A

985

850

135

15.9

支出

建設改良費

1,193

1,278

△85

△6.7

出資金

3,000

3,000

0

0.0

その他

55

3

52

1,733.3

計B

4,248

4,281

△33

△0.8

収支差C=A-B

△3,263

△3,431

168

4.9

(ア)資本的収入:前年度に比べ1億円増の10億円

  • 貸付返還金は、前年度に比べ53百万円増の9億3百万円

(イ)資本的支出:前年度とほぼ同程度の42億円

  • 建設改良費は、公益的施設負担金の減等により85百万円減少

(ウ)この結果、資本的収支が33億円不足することから、損益勘定留保資金で補てんします。

(3)資金残高

(単位:百万円)

区分

平成29年度

平成30年度

令和元年度

令和2年度

令和3年度

資金残高

99,441

74,782

77,333

86,893

94,295

資金残高は、74億円増加し、943億円となりました。

(4)未処分土地の状況

                                      (単位:ha)

区分

平成29年度

平成30年度

令和元年度

令和2年度

令和3年度

処分面積

104

38

2

8

2

年度末未処分土地

222

184

182

174

172

令和2年度末に174ヘクタールあった未処分土地は2ヘクタール減少し、令和3年度末では172ヘクタールとなりました。

注意事項

表示単位未満を四捨五入し、端数処理をしていない場合があるため、合計と一致しないことがあります。

PDF版

令和3年度企業局の決算見込みの概要について(PDF:302.7KB)

お問い合わせ

所属課室:管理部財務課予算第一班

電話番号:043-211-8565

ファックス番号:043-274-3236

所属課室:管理部財務課予算第二班

電話番号:043-307-2429

ファックス番号:043-274-3236

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