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更新日:令和4(2022)年6月23日

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鉛給水管QandA

「鉛給水管」について、わからないことがあるんだけど・・・

その疑問にお答えいたします!

Q1 鉛給水管と水道はどんな関係があるの?

A1 鉛給水管は、柔らかくて加工や修理が簡単なので水道が普及し始めたころから、道路に埋まっている配水管と各家庭の水道メーターをつなぐ給水管などに広く使われていました。
 しかし、漏水が多いことや国からの指導もあって、千葉県営水道では平成元年10月から使用していません。

鉛給水管の使用部分説明図

Q2 鉛についての水道水質基準はあるの?

A2 はい、1リットルあたり0.01ミリグラム以下と定められています。
 これまでの基準値は、生涯にわたる連続的な摂取をしても人の健康に影響が生じない水準をもとに安全性を考慮して、1リットルあたり0.05ミリグラム以下と定められていました。しかし一層の鉛の低減化を推進することを目的に、平成15年4月からはWHO(世界保健機関)の飲料水水質ガイドライン値にあわせて、鉛の水質基準値が1リットルあたり0.01ミリグラム以下に強化されました。

Q3 鉛給水管を使っているんだけど、飲んでも大丈夫?

A3 大丈夫です。鉛給水管を使用しているご家庭でも、今の基準を満たしているので安心して飲んでいただけます。
 また、基準の改正に向けて様々な取り組みを実施し、より安全性を高めることとしています。
 しかし、旅行などで家を留守にしたときや朝一番の水道水については、給水管内に長期間滞留しているため、鉛の濃度が普段より僅かに高くなることがあります。
 鉛給水管を使っていないご家庭でも、長時間使わなかったときは、赤水が発生したり消毒用の塩素が少なくなっていることがあるので、最初のバケツ1杯分程度は飲み水以外(トイレ、散水など)に使っていただくことをおすすめします。

Q4 鉛給水管に対して、どんな取り組みをしているの?

A4 より安全な水をお届けするために、次のような対応策をとっています。

(1) 水道水への鉛溶出抑制

 鉛はアルカリ性の水に溶けだしにくいという性質があるため、水道水の弱アルカリ性への調節を、平成14年4月から全給水区域内で実施しています。

(2) 広報活動の充実

 給水管の中に長時間滞留していた水道水は、飲用以外にご使用されることをすすめる内容の広報文を「県水だより」「水道のしおり」「使用水量のお知らせ(検針票)」などに載せています。

(3) 鉛管の更新

 最も基本的な対策として、従来から行っていた「古くなった配水管などと一緒に交換」することに加えて「鉛給水管だけを交換」することも平成11年度から行っています。
 これからも財政状況などを踏まえながら、なるべく早い時期に鉛給水管の一掃を図ります。

ご家庭などの鉛給水管に関するお問い合わせは、県水お客様センターへお願いいたします。

お問い合わせ

所属課室:水道部給水課配水施設室配水工務推進班

電話番号:043-211-8595

ファックス番号:043-274-9806

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