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更新日:令和2(2020)年6月19日

その14水の硬度ってなぁに?

(1)そもそも「硬度」って何?

水のなるほど豆知識その2水質には硬水と軟水があるけど「水道水」はどっち?で、硬度は「水の中に比較的多く含まれるミネラル成分のカルシウムとマグネシウムの合計含有量」と説明しました。

もう少しくわしく説明すると、水中のカルシウムイオンとマグネシウムイオンの量を、これに対応する炭酸カルシウム(CaCO3)の量(mg/L)に換算しています。

炭酸カルシウムの量に換算したものを特に「アメリカ硬度」と言い、日本でも用いられています。

硬度は国によって表し方が違い、他には酸化カルシウム(CaO)の量に換算する「ドイツ硬度」などがあります。

「硬度」って国によって表し方が違うんだ!

(2)「硬度」は何を表しているのかな?

硬度は「石鹸の泡立ちにくさ」を表す指標で、硬度が高くなるほど泡立ちにくくなります。

そのため、水道水の硬度は300mg/L以下にすることが水道水質基準で定められています。

「硬度」が高いと石鹸が泡立ちにくくなるんだね。

(3)「硬度」は何で決まるの?

水中の硬度は主に地質環境で決まるため、地域によって差があります。

一般的に石灰岩が多いヨーロッパ地域では、河川水や地下水にミネラル成分が多く溶け出すため、硬度が高くなる傾向にあります。

一方、河川が短く流れが急な日本では、水が岩や土に触れる時間が短く、溶け出すミネラル成分が少ないため硬度が低くなる傾向にあります。

ちなみに、千葉県営水道の水道水は中程度の軟水(60~120mg/L)です。

※硬度の分類については、水のなるほど豆知識その2水質には硬水と軟水があるけど「水道水」はどっち?で紹介しています。

「硬度」は地域によって違うんだね!

(4)「硬水」と「軟水」って、どんな特徴があるの?

水のなるほど豆知識その2水質には硬水と軟水があるけど「水道水」はどっち?で、「軟水」は緑茶に適していると紹介しました。

今回紹介した石鹸の泡立ちの他にも、「硬水」と「軟水」にはそれぞれ特徴があります。

軟水

硬水

  • ミネラル成分が少ない。
  • 石鹸が泡立ちやすい。
  • 出汁が良く出る。
  • 緑茶や紅茶に適している。
  • おなかに優しい。
  • ミネラル成分が多い。
  • 石鹸が泡立ちにくい
  • お肉が柔らかくなる。
  • アクが良く出て臭みが取れる。
  • お通じが良くなる。

 

日本は軟水の地域が多いから、出汁を使った料理を食べるようになったのかも!?

(5)「硬度」が水の味を左右する!?

硬度は水の味に影響を与え、硬度成分が適度に含まれていることが、おいしい水の要件(旧厚生省「おいしい水研究会」(昭和60年4月))の1つになっています。

硬度の高い水は口に残るような味がし、硬度の低い水は淡白でコクのない味がすると言われています。

また、カルシウムに比べてマグネシウムが多い水は、苦味が増すと言われています。

「硬度」で水の味に違いが出るんだね!

参考文献

水道用語辞典(日本水道協会)

水のあらまし(日本水道協会)

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所属課室:企業局 水道部計画課おいしい水づくり推進班

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