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更新日:令和2(2020)年3月23日

豚丹毒

  • 豚丹毒菌(Erysipelothrix rhusiopathiae)に起因する豚の細菌性疾病。
  • 急性型である敗血症型及び蕁麻疹型、慢性型である関節炎型及び心内膜炎型の4つの病型に分けられる。
  • 食肉衛生検査において検出される豚丹毒は、関節炎型が大部分を占める。一方、敗血症型はほとんどみられない。
  • 本病は人獣共通感染症である。感染事例は、動物、食肉・魚介類等の食品を取扱う人に多く、職業病として認識される。

1.生体検査所見

  • 蕁麻疹型は、皮膚に淡赤色~赤色、隆起した菱形あるいは四角形の特徴的な病変(菱形疹)がみられる。
  • 関節炎型は、四肢の関節に好発し、腫脹、疼痛、跛行が見られる。
  • 心内膜炎型は、多くが無症状である。

2.解体検査所見

  • 蕁麻疹型は、菱形疹の他は病変に乏しい。
  • 関節炎型は、関節腔内の滑液増量、滑膜肥厚、絨毛の増生がみられる。支配リンパ節(特に内腸骨リンパ節)の充血・腫大が特徴的である。
  • 心内膜炎型は、心臓弁膜にカリフラワー状の肉芽組織が形成される。

関節炎型(関節腔内病変)

3.精密検査所見

グラム染色にて、グラム陽性の小桿菌で単在、または数個連鎖するが、しばしば独特な毛髪状長連鎖を示す。豚丹毒菌グラム染色

また、アザイド平板培地で正円で露滴状の透明コロニーを示す。

豚丹毒露滴状コロニー

よくある質問

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部東総食肉衛生検査所検査指導第一課

電話番号:0479-62-2887

ファックス番号:0479-62-2757

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