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更新日:令和6(2024)年4月19日

ページ番号:12901

主要設備(原子吸光分光光度計):産業支援技術研究所・加曽利庁舎

※機器故障のため御利用いただけません。

機器設備の概要、型番など

概要

試料を高温(約1000から3000℃まで)で熱解離すると、気体状態の原子が生成します。この蒸気中に測定したい原子が存在する場合、その原子が吸収する特定波長の光を照射すると吸光現象が起こります。そこで吸収する光の波長を調べれば試料中に含まれる原子の種類が決定できます。また原子の濃度(数)と光吸収の強度は比例関係にあるため(ランバート・ベールの法則)、試料中の着目している原子濃度の測定が可能です。

原子吸光分析は、非常に高感度で共存イオンの妨害が少なく、選択性が良い分析法です。一次試料を溶液化出来れば、あらゆる試料と金属元素に適用できるため、材料分析や環境分析・微量金属成分の測定に活用する事ができます。

製造者
株式会社日立製作所
型番
180-30
導入年度
1983
備考  

主な仕様及び性能

機器設備の仕様など
バーナー
水冷式プレミックス形
波長範囲
190から900ナノメートル

原子吸光分光光度計(180-30)の外観

お問い合わせ

所属課室:商工労働部産業支援技術研究所食品技術室

電話番号:043-231-4365

ファックス番号:043-233-4861

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