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更新日:令和6(2024)年4月1日

ページ番号:343764

研究ライブラリー(令和元(2019)年度)

  • 本研究報告に掲載されている内容は、平成30(2018)年度の研究実績です。
  • 各報告の研究者所属は、平成30(2018)年度のものです。
  • 研究報告の内容を転載・複製等される場合には、前もって企画連携室へ御連絡の上、利用許諾を得るようお願いします。
    千葉県産業支援技術研究所・企画連携室:電話番号043(231)4326

環境反応型イルミネーション装置の開発
~関数型プログラミングをサポートする組み込み開発フレームワークの開発~

材料技術室 石川 隆朗

音、光等の周囲の環境情報を様々なセンサで読み取り、それらに対してインテリジェントな反応を示すイルミネーション装置の開発を目的とした関数型言語を用いた組み込みマイクロプロセッサ開発用フレームワークの作製を行った。リバーシ・ゲーム・イルミネーション等の試作イルミネーションを作成し高い開発効率を持つことを示した。

3Dデジタイザを活用したヒューマンシェイプドデザインの開発

生産技術室 岡村 成将、中嶋 貴生
プロジェクト推進室 大谷 大輔

3Dデジタイザを活用して人体形状を3次元データ化し、機能的なデザインを開発するものとして、スキャニング及びデータ編集、試作方法の検討を行った。

雰囲気制御SPSによる可視光応答光触媒の開発
~ポットミルを用いたTiコーティング手法の確立~

材料技術室 吉田 浩之
食品・化学技術室 西村 祐二
生産技術室 中嶋 貴生
プロジェクト推進室 大谷 大輔
千葉大学大学院融合理工学府 魯 云

これまでに、遊星型ボールミルを用いた簡便でかつ煩雑な作業の必要のない、乾式コーティング手法である遊星型ボールミルを用いたメカニカルコーティング法を提案してきた。本報では、光触媒成膜の前段階として、さらに安価な回転台式ポットミルを用いて、金属Ti成膜の作製を試みた。その結果、Ti薄膜表面は凹凸を有しその膜厚はMCT時間とともに厚くなるが、700時間で約10マイクロメートルに収束することが分かった。

生乳のHTST及びUHT殺菌による遊離アミノ酸、クエン酸及びリン酸の変化

食品・化学技術室 大垣 佳寛、大久保 紘子、海老原 昇
技術支援室 宮崎 浩子
古谷乳業株式会社 高野 和也、白井 寛、三浦 みゆき

本研究では、収集時期の異なる千葉県産生乳を用い、殺菌方法の異なる(HTSTとUHT殺菌)試料の殺菌前、殺菌後の遊離アミノ酸、クエン酸及びリン酸の定量分析を行った。その結果、UHT、HTST殺菌とも、殺菌前に比べて、殺菌後の遊離アミノ酸が100ミリリットルあたり8.0ミリグラムから100ミリリットルあたり7.7ミリグラムに減少し、UHT、HTST殺菌とも減少の割合はほとんど変わらなかった。クエン酸の量は、UHT、HTST殺菌とも殺菌後の減少はほとんど認められなかったが、リン酸についてはUHT、HTST殺菌とも殺菌後10%程度減少した。これらの成分の変動は、牛乳の風味や色調、品質に影響を及ぼすと考えられる。

お問い合わせ

所属課室:商工労働部産業支援技術研究所企画連携室

電話番号:043-231-4326

ファックス番号:043-233-4861

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