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更新日:令和8(2026)年8月18日
ページ番号:8453
花植木研究室では鉢花類や植木、観葉植物を研究対象としており、鉢花類の安定生産技術や低コスト化、緑花木類の繁殖技術、植木類の海外輸出に対応するための技術、イヌマキ類の育種など、生産現場からの要望に応えられる技術開発を目指して試験研究に取り組んでいます。
ポットカーネーションは、千葉県の主要鉢花品目の一つであり、5月第2日曜日の「母の日」の出荷を目標に生産されています。目標出荷日が年により異なること、近年の異常気象により栽培期間中の気象の年次変動が大きくなっていることなどから、安定した出荷がとても難しくなっています。生産者は、その年の気象と生育状況に応じて暖房温度や昼温管理を経験により調整することで開花をコントロールしています。そこで、基準となる品種について、その年の気温や日照条件、暖房管理温度が開花、品質に及ぼす影響を明らかにするとともに、開花を予測するシステムの開発に取り組んでいます。

[写真]ポットカーネーションの開花期の様子

[写真]スマートフォンを活用した環境制御
近年、切り枝や鉢植木として人気が高まっているオリーブやギンヨウアカシア、ユーカリ等の樹種は、挿し木等の栄養繁殖が難しく、安定した優良苗の確保が困難です。そこで、発根率を向上させるための挿し床や母樹の適切な環境条件、挿し木時期などを明らかにすることで、安定した挿し木繁殖技術の確立を目指しています。

[写真]好適環境下でのオリーブの挿し木

[写真]切り枝用のギンヨウアカシアの開花期の様子
植木の生産振興や幅広い消費者ニーズの多様化に対応するため、新梢が赤や黄色に発色する系統や斑入り系統など観賞性が高く安定生産可能なイヌマキの優良品種の育成に取り組んでいます。

[写真]イヌマキ品種「紅くじゃく」

[写真]春と秋に新梢が伸びる際、濃赤色になります
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