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更新日:令和6(2024)年3月22日
ページ番号:2059
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キース・オブライエン(著) 小林 政子(訳)
国書刊行会(2023年8月刊)
2024年1月末、アメリカの海洋探査企業の調査チームによって女性飛行士アメリア・イアハートの搭乗機の残骸の可能性があるものが南太平洋の深海で発見された、という報道がありました。
アメリア・イアハートは、アメリカの伝説的女性パイロットで、1927年のチャールズ・リンドバーグに続いて、1932年に女性初の大西洋単独横断飛行に成功し、1937年には赤道上空の世界一周飛行に挑戦、南太平洋上で消息を絶ち行方不明のままとなっています。今回の報道の真偽は判明していませんが、当時生存説が出るなど、彼女の最期はいまだに「謎」とされています。女性の地位向上のために熱心な活動もしていたイアハートは、当時から絶大な人気を誇り、その後も多くの書籍で取り上げられ、その生涯が映画化されるなど、今でもアメリカの国民的ヒロインのひとりです。
ただ、飛行機の黎明期に活躍した女性パイロットは、アメリア・イアハートだけではありませんでした。それは、イアハートがあまりにも有名になったために取り上げれられることが少なかったルイーズ・ターデン、ルース・エルダー、ルース・ニコルズ、フローレンス・クリンゲンスミスなどです。
本書では、後に航空黄金時代として記憶される1927年から1937年の活気に満ちた10年間に、男性パイロットに交じってスピードと距離を競う航空レースに挑み、航空史にその名を残した(もちろんイアハートも含む)5人の女性たちの挑戦と失敗と成功、そして各々の人生とその業績が描かれています。このノンフィクションは、航空史の本でもあり、女性史の本でもあります。
佐藤 眞一(著) 島影 真奈美(執筆協力)
ディスカヴァー・トゥエンティワン(2023年12月刊)
日本における認知症研究の第一人者で、40年間にわたって認知症心理学、いわば「認知症の人の心の中」を研究してきた著者によると、認知症の人の発言や行動は、介護する家族から見れば「困った言動」ですが、本人にはそれなりの考えや理由があるそうです。そのため、そのような言動をする理由=「認知症の人の心の中」を理解して、より伝わりやすい言葉かけをすることで、コミュニケーションが改善され、結果的に介護する家族もラクになるということです。
本書では、認知症の人と介護する家族の間でよく見受けられる具体的なやり取りの場面ごとに、「ついつい言ってしまうフレーズ」と、それを「スッと伝わる形に言いかえたフレーズ」が紹介されています。また、認知症の人の心を理解するための認知症に関する基礎知識や、認知症の人を介護する家族からの実際によくある質問とそれに対する回答もQ&A形式で掲載されています。
認知症の人の介護方法を工夫する、あるいは見直すための参考になる本です。
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