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更新日:令和5(2023)年12月26日

ページ番号:401474

知事定例記者会見(令和2年11月19日)概要

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日時

令和2年11月19日(木曜日)10時30分~11時3分

場所

中庁舎10階大会議室

動画 令和2年11月19日知事定例記者会見(動画)

項目

  1. 新型コロナウイルス感染症への対応について
  2. 千葉のちから「中小企業・小規模企業表彰」について
  3. 期間限定アンテナショップ「ちばI・CHI・BA」について
  4. この時期にお勧めの耳より情報(ニューイヤーコンサート)

新型コロナウイルス感染症への対応について

知事

はじめに、新型コロナウイルス感染症への対応について、お話をいたします。本県における新規感染者数は、直近7日間平均で1日当たり70名前後を推移しており、今月14日には過去最多となる88名となりました。東京都においても、新規感染者数がさらに増加しているとともに、全国的にも新規感染者数が過去最多となるなど、急速な感染拡大が懸念されており、非常に強い警戒が必要になっているものと認識しているところでございます。

最近の感染状況の特徴として、社会福祉施設等でのクラスターの発生のほかに、東葛地域で引き続き多くなっていること、クラスターによらない新規感染者数が急激に増加しており、市中感染が広まっているおそれがあること、20代から50代までを中心に、幅広い年代に感染が広がっていること、家庭内、職場内など日常生活の中で感染していることなどが見られるようになりました。

医療提供体制については、昨日時点で、病床稼働率は40%、重症患者の受入れ率は約15%、ホテル稼働率は約23%となっているところでございます。

これ以上の感染拡大を何としても抑えるために、基本的な感染防止対策の徹底がますます重要となっているところでございます。国が示す感染リスクが高まる「5つの場面」において、「飲酒を伴う懇親会等」、「大人数や長時間に及ぶ飲食」が示されており、注意が必要でございます。

本県においても11月21日から、国が実施している「Go Toイート」「Go Toトラベル」を利用される場合、会食の人数は原則として、「4人以下の単位」での飲食とすることといたします。また、「Go Toイート」等を利用しない一般の会食についても、感染リスクを低減させるため、「4人以下の単位」での飲食を基本としていただくようにお願いいたします。これは、一律に5人以上の会食を制限するものではありません。例えば8人のグループであれば、テーブルを2つに分ける、「4人以下の単位」での飲食となるよう工夫していただきたいと、そのように思っております。例えばパーティションやアクリル板を利用して、飛沫を避けられるように、4人以下の単位で区切っていただく方法でも構いません。なお、日頃同居している家族での会食や、お子さん、介助が必要な方が同席するために5人以上のグループとなることは、差し支えありません。飛沫が多人数の間で飛び交うことがないよう、大声はなるべく出さないことや、換気が適切になされているなどのガイドラインを遵守したお店を利用すること、体調が悪い人は参加しないなど、会食の際の注意事項をしっかりと守ってください。皆様一人ひとりが意識しながら、会食を楽しんでいただきますようお願いいたします。

また、新型コロナウイルスだけでなく、インフルエンザの蔓延を防ぐためにも、一人ひとりが自分の体調を把握するため、毎日、体温をチェックしましょう。私も一日、朝、昼、晩、5回ぐらい、体温計を2つ持っているんです。検査しているんです。また、発熱等の症状のある方は、新型コロナウイルスやインフルエンザに感染している可能性があります。受診する以外は外出を控えてください。また、周りの方にうつさないように、食事や寝るときも含め、家族とはなるべく別の部屋で過ごすなど、接触を極力控えるようにお願いいたします。急速な感染拡大が懸念される中で、これ以上の感染の広がりを何としても抑えるため、県民の皆様に改めてお願いをいたします。こまめな手洗い、「うつらない、うつさないためのマスク」の着用、あと換気、これは大事ですから、換気などの基本的な対策を実践する。これが何よりも大事でございます。また、感染症に対する抵抗力を高めるためにも、バランスの良い食生活、適度な運動、十分な睡眠などを心がけましょう。引き続き、県民の皆様一人ひとりの御理解、御協力をお願いするところでございます。

千葉のちから「中小企業・小規模企業表彰」について

知事

次に、「千葉のちから『中小企業・小規模企業表彰』」について、お話をいたします。県内企業の99.8%を占める中小企業は、本県経済の活力の源であり、地域社会の元気のために欠かせない存在でございます。本県では、事業活動を通じて地域の発展に貢献している皆様を応援するため、3つの分野で表彰を行っております。

ここで、今年度の受賞者を御紹介いたします。

1つ目は、「中小企業・小規模企業」表彰です。独自ブランドの化粧品でモンドセレクション金賞を受賞した浦安市の「株式会社マナビス」や、オンデマンド印刷機を活用し、小規模な企業や団体の会報誌づくりを積極的に手がけている「有限会社 草の実工房すずき印刷」など、11社が受賞されております。

2つ目は、「商店街」の表彰でございます。外国人向けの観光や買い物のサイトを制作、運営するなど、外国人の方にも安心して買い物ができる環境づくりと情報発信を行っている佐倉市の「臼井ショッピングセンター協同組合」など、3団体が受賞されます。

3つ目は、「従業員」の表彰でございます。芝山町にある「南建設株式会社」で、入社以来40年の長きにわたり、一貫して建築の現場業務を担当され、若手従業員の指導にも優れた手腕を発揮して、会社の発展に大きく貢献している、平野吉秋さんをはじめ6名の方が受賞されます。

表彰式は、この後11時30分から、本庁舎5階大会議室で行います。県では、元気な中小企業や小規模企業、商店街、地道な努力を続けられる従業員の方々を、今後も幅広く紹介し、地域を支える中小企業を支援してまいります。

期間限定アンテナショップ「ちばI・CHI・BA」について

知事

次に、期間限定のアンテナショップについて、お話をいたします。明後日の21日から来月19日まで、東京駅前の商業施設「キッテ」に、アンテナショップ「ちばいちば」をオープンいたします。開催は今年で6年目となり、東京丸の内の冬の風物詩として定着してきたところでございます。今年は、「千葉のお宝大発見!『ちばの宝島』」をテーマに、県内各地域のお宝である特産品と観光地それぞれの魅力を結集し、一体となって千葉県の魅力を発信いたします。

今年のアンテナショップの特色は、3つあります。

1つ目は、千葉県ならではのとっておきの県産品の販売です。「食のちばの逸品コンテスト」で金賞を受賞した「純米ばうむ」や、「全国水産加工たべもの展」で水産庁長官賞を受賞した「いわしの銚子煮」は、今回の注目商品でございます。

2つ目は、新たに開設する特設WEBサイトです。このサイトでは、出品者自らが動画で商品の魅力を発信するとともに、店舗で気に入った商品のリピート購入や、来店いただかなくても、御自宅などから商品を購入できます。

3つ目は、観光情報コーナーの充実でございます。店内のマルチビジョンで、市町村のPR動画を放映するほか、県内各地域の観光パンフレットやポスターとともに、日替わりでお勧め商品を紹介いたします。

このほか、アンテナショップでは、先着でオリジナルのチーバくんグッズや、本県が開発したお米の新品種「粒すけ」などをプレゼントいたします。「ちばいちば」は、皆様に安心してお楽しみいただくため、感染防止対策を徹底しております。ぜひ「キッテ」に足をお運びいただき、「ちばの宝」を発見していただきたいとお願いするところでございます。

この時期にお勧めの耳より情報(ニューイヤーコンサート)

知事

最後は、「この時期にお勧めの耳寄り情報」でございます。新年恒例の千葉交響楽団による「ニューイヤーコンサート2021新春に贈る音楽の花束」が、来年1月10日、日曜日に、千葉県文化会館で開催されます。

今回は、歌唱力と演技で多くの聴衆を魅了し続けているソプラノ歌手の別府美沙子さんをゲストにお招きし、ヨハン・シュトラウス二世の有名な喜歌劇「こうもり」の楽曲などを披露していただきます。別府さんの透明感のある美しい歌声と、音楽監督の山下一史さんによる情熱のタクトで奏でる音楽が皆さんをお迎えいたします。ぜひ会場に足をお運びいただき、華やかなコンサートですばらしい新年をお迎えくださいませ。

私からは以上でございます。

質疑応答

記者

よろしくお願いします。過去最多レベルの感染者が確認されている中で、飲食業界への営業時間短縮や休業要請についてはどうお考えでしょうか。

知事

今、東京も過去最多とも言われています。隣県としてもしっかり考えていかなきゃいけないと。休業要請等でございますが、今の段階においては、それを要請することは考えておりません。しかし、今の推移がまだまだ上がっていく、そのような状態になったならば、これは専門家の皆様のお話も聞きながら対応していかなければならないのではないかなと、そのように感じております。

記者

推移を見ながらということですけれども、今後推移を見ていく上で何か重要視するポイントはありますか。

知事

そうですね。クラスターも、前は歓楽街とか、意外とこういうところが危ないよと分かっていたのですが、最近は、もっとはっきり言うと家庭内なんですね。非常にそういうのが感染が大きくなってきたと聞いております。その辺をしっかり精査しながら考えてまいりたいと。はい、ご説明して。

職員

健康福祉政策課でございます。休業要請等の要請につきましては、ポイントとしては、新規感染者数の推移、それから、やはり医療提供体制の状況、また、今、知事のほうからお話がありましたクラスターの発生状況とか、近隣の状況も踏まえまして、その時点で判断していきたいと思っております。

知事

本当に、休業要請とかいろんなことを県としてもお願いしますが、やっぱり私たち一人ひとりが、基本であるマスク、手洗い、そしてまた今は換気ですね、これをしっかり守っていかなきゃならないなと改めて強く思うところでございますし、県民の皆様にお願いするところでございます。何しろ、ウイルスというのは透明人間みたいなものですから、どこからすーっと入ってくるか分からないんですよ。本当にどこまで注意したらいいんだとかいろいろございますが、何しろ、私たち一人ひとりの今できることをしっかりやっていかなければならないなと、そのように思っています。

記者

新型コロナの関係で、病床確保計画のフェーズの引き上げについて、地域ごとにいろいろと異なると思うのですが、その検討の状況や見通しなどについて。

知事

これは記者さん御案内のとおり、病床稼働率40%となっているんです。これは非常に厳しい状況になってきたなと思っております。フェーズのことでございますが、これをどうするんだという話も出てきているのでございます。これは日々の新規感染者数や病床の稼働率、陽性患者数の増加、その辺の増減をしっかり見ながら、圏域ごとに引き上げを機動的に行っていきたいなと、そのように考えているところでございます。ですから、今月24日から、印旛圏内及び市原圏内をフェーズ2からフェーズ3に引き上げることとしております。

記者

もう一つ、先ほど菅総理が記者会見したときに、「Go Toイート」に関連すると思うのですけれども、飲食を通じた感染リスクが指摘されているとして、食事中も会話の際にはマスクを着用する、「静かなマスク会食」の実践を国民に呼びかけられました。それを受けて、何か千葉県としての対応というのはありますか。

知事

まず、やっぱり会食中は静かな会食といいますか、何しろ一人ひとりが飛沫を飛ばさないように心がけることが私は大事かなと、そのように思っております。

記者

一応マスクの着用もした上で。

知事

ですから、それはその状況もあるだろうし、それよりも大事なことは飛沫を飛ばさないことなので、私は食事中は、黙って食べるというと変な言い方ですけれども、食事中はなるたけお話をしないで、そして、終わった後マスクをして皆さんとお話しするのがいいのではないかなと。個人個人がその場、状況でしっかり考えるのだと私は思っております。

記者

話が戻って恐縮なのですが、先ほど印旛地域はフェーズを引き上げるということをおっしゃったと思いますけれども、フェーズ引き上げの判断の理由というのを教えてもらっていいですか。

職員

健康福祉政策課でございます。昨日現在の病床稼働率が40%を超えてきておりますのと、新規感染者数がこのところ大幅に増えているということで、対応を考えたところでございます。

知事

私がはじめに言ったように、新規感染者数、それから病床の稼働率、陽性患者数の増加、その辺を勘案して決めております。

記者

ありがとうございます。

記者

よろしくお願いします。今回の5人以上の会食の話なのですが、あくまでも特措法とかそういうものに基づくものではなくて、5人以上の会食を自粛するように県民にお願いするという認識でよろしいでしょうか。

知事

そういうことでございます。だから、特措法云々ではなくて、このように注意をいたしましょうということでございます。ですから、例えばもうちょっと多人数になったら駄目なのか。そのときはテーブルを分けて4人ぐらいにするとか、いろんなことも考えられるわけですね。そういうことも考えながらやってほしいと、そのようにお願いしているところでございます。

記者

こういった措置なのですけれども、今後感染者の減少に伴って少しずつ解除していくものだと思うのですが、どれぐらいの期間をめどにこういう措置を取られるのですか。

知事

私は思うんですけれども、今、ぐっと上がってきている。これ、まだ読めないんだな。だから、今の段階で1週間とか2週間とか、もうちょっと時間をくれますか。もうちょっと見ていかないと、これは難しいですね。

職員

健康福祉政策課でございます。

 当面の間というふうにしておりますけれども、まず今回、国のほうから呼びかけがあってということでございますので、国のほうである程度指針を示されるのかなというふうに思っております。また、県としましては、今フェーズ3でございますけれども、できるだけフェーズ2、日々の感染者が40人以下になることを目指したいなというふうには考えております。

知事

難しいんですよね。例えば昨日の感染者数でも、神奈川、埼玉、過去最多になったと。2桁ですよ。千葉県だけが66人という。ごめんなさい、3桁です。千葉県だけが低いわけです。これでよかったかというと、とんでもないですよ。大東京が今あのような状態ですから、必ず千葉にも影響が来るわけです。ですから、私どもはなるたけ影響が来ないように、今一生懸命やっているところでございます。ですから、一番大事なことは重症者ですよね。今、千葉県は8名で抑えているところでございます。ですから、その辺を鑑みて、そういう重症者の人をいかに出さないか、こういうことをしっかり考えていかなければならない。言うなれば、医療体制の強化ですよね。そのように考えているわけでございます。

記者

ありがとうございます。

記者

よろしくお願いします。会食のところで、4人以下ということで、なぜ4人という数字を出されたのか、根拠をお願いします。

知事

国から都道府県に対し、5人以上の会食を「Go Toイート」の対象から外すことを検討するよう要請があったことも事実でございますが、あと、国の分科会の緊急提言においても、5人以上の会食では感染リスクが高まると、言うなれば専門家の方がそのようにおっしゃっているわけでございますので、私どももそれを遵守したところでございます。

記者

分かりました。もう1点、病床の確保のところについて伺います。4割になって、知事からも先ほど、非常に厳しい状況になってきたと思いますというお言葉がありました。東葛地域が特に今多いということで、例えばここのレベルを4に上げていくとか、印旛、市原だけではなくて、全域をもっと引き上げていくというようなところのお考え、今後どのように病床をお考えか教えてください。

知事

何しろ千葉って、東京と神奈川を合わせたぐらい、広いんですよね。ですから、いろいろと地域差があるんです。東葛地域と同じレベルに全部合わせるというと、またそこにいろいろと問題が出てくることも確かです。その辺を説明してください。

職員

健康福祉政策課でございます。フェーズにつきましては、まずは、全県をフェーズ3にすることを考えておりまして、今、市原地域以外、今、フェーズ2の地域につきましても、フェーズ3に上げていきたいと考えております。フェーズ4というのは、かなり次元の異なった段階だと考えておりまして、一般医療への影響もかなり大きいので、フェーズ4に行く前に、全県をフェーズ3にしますと756床となりますけれども、それにプラスしまして、個々の医療機関さんのほうで一般医療に影響が出ない範囲でさらに病床が増やせないかどうか、今、調査をしているところでございます。

知事

ですから、何しろ新規感染者、それと同時に重症者を増やさないように、私たちしっかりやっていかなければならないなと、そのように思っているところでございます。

記者

お願いします。さっきは感染者の話だったのですけれども、今度は飲食店側に対して、既に忘年会等のいろいろな予約も入っているかとは思うのですが、その辺り、飲食店の業者さんに対するケアとしては、どういうことを考えられているのでしょうか。

知事

私もいろんなところを見たり、聞いたりもしているんですけれども、確かに差はあります。でも、まず私お願いしたいんです。はっきり言ってお店の体力もあるわけですよ。でも、何しろまず換気、それから来た方の手洗い、大きな声を出して飛沫が飛ぶようなことがないように、それから加湿でございますね。そういうことを今県としてもいろいろとお願いをしているところでございます。

記者

業者さんとしては、既に予約が入っているのに、今回の件でお客さんが来なくなるという心配もあるとは思うのですけれども、その辺り、どういうふうにお考えですか。

知事

そうですね、もうどうにもならないでしょう、コロナウイルスのことですからね。確かにお客さんから予約が入っているのにどうしてくれるんだと、そういうお気持ちも分かります。でも、これはやっぱり何としてもみんなで打ち負かさなきゃいけないということなので、県としても、国の考え等いろいろ考えながら、4人を1つの単位にしてやってくださいと。でも、8人、10人いたら来るなということか。いや、そうじゃないと。そういうときには、例えばテーブルを分けてやってくださいと。そういうようなことをお願いしていこうと。これはみんなで知恵を出し合って、まさしく傷をなめ合わなければいけないのかなと思いますけれども、本当にこれは、そういう事業者には申し訳ございませんが、お力を貸していただきたいと、そのように思っております。

記者

ありがとうございます。

記者

よろしくお願いします。先日、日本医師会の会長が、Go Toトラベルが今回の感染拡大のきっかけになっているという発言をされたのですが、知事はどういうお考えでしょうか。

知事

きっかけかどうかは分かりませんが、やっぱり経済は両立させなければいけませんから。ということは、人と物の流れが増えるわけですから、そういう可能性もあったのではないかなと、それは思いますね。

記者

「我慢の3連休」という声も聞こえるのですが、3連休を控えまして、県民にもし呼びかけるとしたら、改めてどういうことを呼びかけますか。

知事

何度も言っているようですが、基本的なことですね。会食に行く場合でも、私どもが何回も言っているように、ちゃんとそういう感染防止対策を取っている店かどうか、これはものすごく大事なことです。それをしっかり見ていただいて、自身においても、先ほどお願いしたこととか、それから、大声を出してワーワーしないとか、そういう今まで私どもがお願いしたことをしっかり頭の中に入れていただいて。大変申し訳ないです、こんなことを言うのは。その中で楽しんでいただきたい。そう私はお願いしているところですけれども。これは、やっぱり3連休となれば、誰だって心が緩みますよ。記者さんだってそうでしょう。でも、こういうときだから、最低限のルールは守ろうよと。それを守って、そういう規則を遵守して、そして、楽しもうということをお願いしているところでございます。

記者

最後に一つお願いします。第2波のときもお伺いしたのですが、第3波と今巷で言われていることなのですが、知事御自身は第3波という認識はお持ちなのでしょうか。

知事

私は専門家でもありませんので、第3波という位置づけがどうなんだと言われても、非常に困るのでございますが、でも、この波を見ると、大変つらいというか、厳しい状況なんだなということは認識しています。何とか頑張らなきゃいけないということです。

記者

ありがとうございます。

記者

知事、先週、臨時会見で、コロナの医療体制の見直しについてお話がありましたけれども、今週、新たな発熱外来の医療体制がスタートをして、どのような御認識を持っているのかということと、あと、導入当初に当たって見えてきた課題や、何か注意する点がありましたらその点と、あとは特に注意する点、患者さんへの呼びかけですとか、その辺何かありましたらお願いします。

知事

非常に細部にわたることなのであれですけれども、細かいことはまた言いますけれども。まず医療体制でございますが、先ほど言ったように、一番大事なことは、重症者を出さない、また、重症になった方をしっかりとケアをする、そういう医療体制は私は初めから言っていました。でも、今、新規感染者は、いろんなことを聞くと、意外と軽症者というか、そこまで重症になっていないという方が非常に多い。そういうことも聞いておりますので、ただ人数だけにとらわれるのではなくて、いかにそういう必要な医療体制というものをしっかり、言うならば、まさしく正しく怖れて、そして、医療体制というのは、それと同時に人も必要になってくるわけです。ですから、そういうマンパワーのこともしっかりと連携しながら考えていかなければならないと、そのように思っているところでございます。あと、発熱等は、私も実は体温計と、ポーンと熱を測るのがあるんです。あれを自分でよくやっているんですけれども、まず大事なことは、37度以上で、なんかちょっと熱っぽいと思ったら、何はともあれ外出はやめようよと。そしてまた、何かで約束があっても、「ごめんな、ちょっと体調が悪いんだ」と言ったら、言われるほうも、「いいよ、そんなのいいから休めよ」と、そういう気持ちを持ってもらわないと、昔は「ちょっとぐらいの熱なんかどうってことないだろう。来いよ」なんて言ってたけれども、そんなことは駄目と。これは非常に軽視されがちですよ。でも、そういうのって大事なんですよね。だから、お互いに相手の立場、そして、今のコロナの現状を認識して、まさしく自分はかからない、人にはうつさないという気持ちを持っていただきたいなと、そのように思っております。

職員

健康福祉政策課でございます。16日からスタートしました発熱外来の診療体制につきましては、今のところ、支障があるといったようなお声は聞こえてきておりません。ただし、発熱患者さんを見ていただく医療機関数、819でスタートしておりますけれども、県民の皆様にできるだけ速やかに発熱したときに受診していただけるように、この数、医療機関につきましては、数を増やしていくことが課題と考えております。医師会さん等と引き続き連携して、医療機関の確保に努めてまいりたいと考えております。

知事

本当に医師会さんをはじめ関係機関の皆さんが非常に協力的なので、私どもも助かっており、また、感謝をしているところでございます。

内容についてのお問い合わせ先

  • 新型コロナウイルス感染症への対応について
    →健康福祉部健康福祉政策課【電話】043-223-2610
  • 千葉のちから「中小企業・小規模企業表彰」について
    →商工労働部経済政策課【電話】043-223-2289
  • 期間限定アンテナショップ「ちばI・CHI・BA」について
    →商工労働部観光企画課【電話】043-223-2486

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

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