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更新日:令和3(2021)年12月1日

ページ番号:6309

『ちば文化資産候補』印旛地域

番号 ちば文化資産
候補の名称
候補の概要

所在

市町村

候補の写真
51 伊能歌舞伎 元禄時代から続いたとされる伊能歌舞伎は大須賀38か村の総鎮守、大須賀大神の春の例大祭に奉納芝居として行われていました。後継者不足により、一時途絶えた時期もありましたが、平成11年(1999年)に復活し今に受け継がれています。毎年11月に定期公演を開催しています。 成田市

51伊能歌舞伎

提供成田市

52 旧学習院初等科正堂 明治32年(1899年)に東京市四谷区尾張町に学習院初等科正堂として建設され、昭和11年(1936年)に正堂の改築に伴い遠山村立尋常高等小学校(現遠山中学校)の講堂として移築され長く使用されてきましたが、昭和50年(1975年)に千葉県立房総のむらに移築されています。明治時代後期の洋風学校建築の技術を今に伝える貴重な建物(重要文化財)です。 成田市

52旧学習院初等科正堂

提供成田市

53 公津原古墳群 印旛沼の東側に位置する成田ニュータウン内に残された古墳群の総称で、龍角寺古墳群とともに千葉県を代表する古墳群です。古墳群は4世紀の前半から7世紀の後半まで造営されており、平成2年(1990年)には40基が県の史跡に指定されています。 成田市

53公津原古墳群

提供成田市

54 成宗電車第一トンネル・第二トンネル 京成成田駅前から成田山門前に通じる1kmの道路には、明治43年(1910年)に開通した千葉県最初の電車である成宗電車が走っていました。この通りには2つの煉瓦づくりのトンネルが残されており、公益社団法人土木学会の土木遺産に選ばれています。 成田市

54成宗電車第一トンネル・第二トンネル

提供成田市

55 宗吾霊堂 宗吾霊堂は、宗吾様の名で親しまれる古刹で、9月第一土・日の御待夜祭や紫陽花の名所として知られています。開基は古く、桓武天皇の時代に征夷大将軍・坂上田村麻呂が、房総を平定した時に戦没者供養のために建立したと言われています。 成田市

55宗吾霊堂

提供成田市

56 成田山新勝寺・門前町と祇園祭 成田山新勝寺は「成田のお不動さま」の名で親しまれる真言宗智山派の大本山です。近世の貴重な寺院建築として、新勝寺内の5棟が国の重要文化財に指定されました。また、新勝寺門前の表参道は、歴史的建造物が残る江戸情緒あふれる町並みで、夏には約300年の歴史がある成田祇園祭が開催されます。 成田市

56成田山新勝寺・門前町と祇園祭

提供成田市

57 マロニエ並木 マロニエ並木は三里塚記念公園内にある三里塚御料牧場記念館の正面に広がる並木道です。公園は旧宮内庁下総御料牧場の跡地で、「日本の歴史公園100選」にも選ばれています。明治時代からある雄大な並木道は当時の面影を今に伝える貴重な景観です。 成田市

57マロニエ並木

提供成田市

58 DIC川村記念美術館 近現代美術のコレクションとしては日本でも有数の規模をもつ、佐倉市にある私立美術館です。館内には、巨大な現代美術の作品群がゆったり鑑賞できるよう、広大な展示室が設けられています。 佐倉市

58DIC川村記念美術館

提供DIC川村記念美術館

59 旧佐倉順天堂 天保14年(1843年)に著名な蘭医学者だった佐藤泰然は江戸から佐倉に移住し、医塾兼診療所の「順天堂」を開設しました。ここでは全国から門人を集め、多くの優れた人材を輩出し、日本近代医学の発祥の地となりました。 佐倉市

59旧佐倉順天堂

佐倉市提供

60 千葉県立佐倉高等学校記念館 千葉県立佐倉高等学校記念館は、佐倉藩最後の藩主である堀田正倫の援助により、明治43年(1910年)に建設されました。県内の高等学校で唯一、現在も使用されている明治期の木造校舎(現管理棟)であり、明治後期の洋風学校建築の特徴を留めています。 佐倉市

60千葉県立佐倉高等学校記念館

県立佐倉高等学校提供

61 佐倉城跡・城下町と”江戸”時代まつり 慶長16年(1611年)に佐倉城築城と城下町整備が始まりました。城には江戸幕府中枢を担う譜代大名が城に入り、近世後半は堀田家が代々城主となりました。城下町は、城の東に連なる台地を造成し、武家屋敷、寺、町屋が配置形成されました。最後の佐倉藩主である堀田正倫の和風邸宅と洋風庭園も残されています。また城下町を舞台として、100人以上からなる時代衣装行列や江戸の時代の体験ができる佐倉“江戸”時代まつりが開催されます。 佐倉市

61佐倉城跡・城下町と”江戸”時代まつり

佐倉市提供
(写真は佐倉城跡)

62 佐倉チューリップフェスタ 印旛沼湖畔にある佐倉ふるさと広場では、4月にチューリップフェスタを開催しています。オランダ風車と印旛沼を背景に、関東最大級・60万本以上の色とりどりのチューリップが一面に咲き揃います。期間中はオランダに関連した楽しいイベントもあります。 佐倉市

62佐倉チューリップフェスタ

佐倉市提供

63 佐倉の秋祭り 佐倉の秋祭りは江戸時代より受け継がれる「麻賀多神社祭禮」を母体とし、五穀豊穣に感謝する祭りです。新町通りを中心に山車、御神酒所(屋台)の曳き廻しや御輿の渡御で賑わいます。また、千葉県最大級の麻賀多神社の大神輿の渡御は見ごたえ十分です。 佐倉市

63佐倉の秋祭り

佐倉市提供

64 城下町佐倉の武家屋敷 佐倉藩主堀田家に仕えた武士が住んでいた江戸時代後期の武家屋敷である、旧河原家住宅(県指定文化財)、旧但馬家住宅(市指定文化財)、旧武居家住宅(国登録有形文化財)が保存、公開されています。 佐倉市

64城下町佐倉の武家屋敷

佐倉市提供
(写真は旧但馬家)

65 武術 立身流 佐倉藩の剣術を現在に伝える古武術。その起源は戦国時代にさかのぼり、多くの佐倉藩士たちが学んだ、居合、剣術を中心とした実戦的な総合武術です。現在も宗家を中心に門人たちが稽古に励んでいます。 佐倉市

65武術立身流

佐倉市提供

66 亀崎ばやし 市指定文化財の亀崎ばやしは、亀崎熊野神社の例祭で奉納される伝統神事です。ひょっとこ、おかめ、白狐などの面をかぶり、御囃子に合わせ道化などを演じます。近代には全国で流行った農村演劇(河童釣り・狐取り)を現在も継承しています。 四街道市

66亀崎ばやし

四街道市教育委員会提供

67 栗山ばやし 市指定文化財の栗山ばやしは、江戸時代の宝永3年(1706年)5月創建と伝わる栗山香取神社の祭礼で奉納される伝統神事です。御囃子は太鼓・笛などで構成され、道化は面をかぶり、鈴で舞います。 四街道市

67栗山ばやし

四街道市教育委員会提供

68 内黒田はだか参り 内黒田熊野神社で行われる市指定文化財の内黒田はだか参りは、五穀豊穣と無病息災を祈願する伝統神事です。男性の裸坊が、焚き火の側で水をかけ合い身を清め、鳥居と拝殿の間を往復、拝殿に藁を投げ込み豊凶を占い、妙見締めで終了します。 四街道市

68内黒田はだか参り

四街道市教育委員会提供

69 下総台地の牧遺構群(柳沢牧・小間子牧) 江戸幕府が千葉県下(下総)に設置した馬の放牧場の内、柳沢牧と小間子牧、2つの牧場の痕跡が無数に残されています。中でも、馬を捕えた小間子牧の捕込跡や柳沢牧の勢子土手は非常に残りも良く、市の指定文化財として保護されています。 八街市

69下総台地の牧遺構群(柳沢牧・小間子牧)

八街市提供
(写真は小間子牧捕込跡)

70 ぼっち(落花生の野積み)の風景 地干しが終わった落花生を円筒状に積み上げ、藁の笠を被せたものを「ぼっち」といい、1ヶ月程この状態で乾燥させると豆の苦味が抜け、甘みと油がのり、ほどよい美味しさになります。この「ぼっち」は、八街市ではおなじみの風景で、昔ながらの晩秋の風物詩となっています。 八街市

70ぼっち(落花生の野積み)の風景

千葉県

71 浦部の神楽 浦部の神楽は江戸時代初期に八千代市村上より伝わったといわれています。神話を題材とした12の演目が伝承されており、十二座神楽とも呼ばれています。毎年7月最終日曜日の阿夫利神社の例大祭と、10月第3日曜日の鳥見神社の例大祭で演じられます。 印西市

71浦部の神楽

印西市提供

72 木下貝層 木下貝層は、千葉県北部から茨城県南部にかけて分布する、貝化石を多量に含む地層です。印西市木下で最初に調査されたことが名前の由来です。木下万葉公園内の露頭では、当時生息していた100種類以上の貝化石が密集する木下層の模式的な構造が観察できます。 印西市

72木下貝層

印西市提供

73 栄福寺薬師堂 栄福寺薬師堂は正面側面ともに三間の堂で、屋根は茅葺寄棟造です。外陣は鏡天井に極彩色で天女が描かれ、内陣は極彩色で彩った須弥壇を設けています。棟札に文明四年(室町時代)の墨書銘があり、建立時代の明確な県下最古の木造建造物です。 印西市

73栄福寺薬師堂

印西市提供

74 七仏薬師(木造薬師如来坐像及び立像)

松虫寺の薬師如来像は、坐像の中尊の脇に立像が3躯ずつ並んでいます。これは、平安時代に広まった七仏薬師と呼ばれるものです。通常は光背に七仏が取り付けられたり、描かれることが多く、本像のような坐像と立像の構成は他に例のない珍しいものです。

※薬師如来拝観の希望者は事前予約が必要

印西市

74七仏薬師(木造薬師如来坐像及び立像)

印西市提供

75 泉福寺薬師堂 泉福寺薬師堂は正面側面ともに三間の堂で、屋根は茅葺寄棟造です。内部は後部二間が内陣、前部一間が外陣という構造になっていますが、現在の構造や痕跡からかつて中敷居を入れた建具があったと推定されます。建立年代は、室町時代と考えられています。 印西市

75泉福寺薬師堂

印西市提供

76 鳥見神社の神楽 鳥見神社の神楽は室町時代から始まったといわれています。毎年10月17日の鳥見神社の例大祭にて演じられ、別名大和神楽と呼ばれています。神楽は十六座で構成され、神代の物語と農耕生活を取り入れた所作で舞われています。現在は六~七座が上演されます。 印西市

76鳥見神社の神楽

印西市提供

77 鳥見神社の獅子舞 悪疫払いと豊作を祈念して、ジジ(親獅子)、セナ(若獅子)、カカ(雌獅子)の3匹によって舞われる獅子舞です。現在は5月3日の鳥見神社の例大祭に合わせて奉納されています。 印西市

77鳥見神社の獅子舞

印西市提供

78 宝珠院観音堂 宝珠院観音堂は、「光堂」とも呼ばれ、正面側面ともに三間の茅葺寄棟造です。外観は簡素な造りですが、内陣は組物などが極彩色で塗られ、須弥壇や来迎柱は漆塗、厨子も色彩装飾が施されています。建立年代は、厨子内の墨書銘から室町時代と推定されています。 印西市

78宝珠院観音堂

印西市提供

79 銅造不動明王立像

結縁寺の本堂に安置されている不動明王立像は、像高47cmの小像ながら、両目を強く見開き、力強く立つ姿からは不動明王特有の怒りが感じられます。国の重要文化財に指定されている不動明王の中でも、銅造はこの像を含め3像しかない貴重なものです。

※9月28日の開帳法要以外の拝観は事前予約が必要

印西市

79銅造不動明王立像

印西市提供

80 清戸の泉 船橋カントリー倶楽部の中にあるこの泉には、平安時代初期に竜神に雨乞いした際に、大雨と共に小さな青龍が落ちて来たという伝説があります。北総地域にはいくつかの龍神信仰に基づく伝説や遺跡が伝えられていますが、清戸の泉はその代表例とされています。 白井市

80清戸の泉

白井市教育委員会提供

81 旧岩崎家末廣別邸 富里市にある旧末廣農場内に建てられた岩崎家の邸宅。近代和風建築として国の登録有形文化財に登録されています。現在は公園化に向けての計画を策定中のため、一般には非公開となっています。 富里市

83旧岩﨑家末廣別邸

冨里市提供

82 本佐倉城跡 本佐倉城は戦国時代の城郭であり、文明年間(1469~1487年)に千葉輔胤によって築城され、その後約100年間下総国を治める千葉氏の本拠となりました。千葉県初の城郭での国史跡であり、歴史と文化と広大な緑地を包括する千葉県を代表する城跡です。 酒々井町、佐倉市

82本佐倉城跡

酒々井町教育委員会提供

83 龍角寺古墳群と風土記の丘 印旛沼北岸に位置する龍角寺古墳群は、114基の古墳が自然環境と共に良好に保存整備されています。房総のむら風土記の丘資料館で出土品も見学でき、通称「白鳳のみち」を散策すると千葉県最古の龍角寺にたどり着きます。 栄町、成田市

83龍角寺古墳群と風土記の丘

提供(公社)千葉県観光物産協会

84 千葉県立房総のむら 千葉県立房総のむらは、房総の伝統的な生活様式や技術を来館者が直接体験するとともに、県内各地から出土した考古資料や武家・商家・農家などの展示を通して歴史が学べる体験型博物館です。 栄町

84千葉県立房総のむら

栄町提供

お問い合わせ

所属課室:環境生活部文化振興課企画調整班

電話番号:043-223-2408

ファックス番号:043-224-2851

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