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ページ番号:9785

更新日:令和6(2024)年4月16日

自動車整備科|市原テクノスクール

整備科トップ写真

国家試験の結果について(令和6年3月24日実施)

令和5年度自動車整備科修了生については2級ガソリン自動車、2級ジーゼル自動車共に全員合格となりました。

自動車整備科について

お知らせ

 概要

定員・訓練期間

  • 定員:23名
  • 訓練期間:2年

訓練の目標

  • 国家二級自動車整備士ガソリンとジーゼルの取得
  • 自動車業界で活躍できる自動車やバイク、建設車両系の整備士(メカニック)を育成します

取得可能資格

在校中

  • 電気自動車等の整備の業務に係る特別教育修了証

電気自動車


修了後

  • 国家二級ガソリン自動車整備士
  • 国家二級ジーゼル自動車整備士

※ページ下部に修了生の合格実績を掲載

エンジンの整備実習

 学習内容

エンジン整備実習

一年次はトヨタの直列4気筒エンジンを用いて、エンジンの分解組立実習を実施しています。実際に運転できるエンジンを使用し、作業完了後にエンジンが問題無くかかるまで作業を担当します。

二年次になると、

  • スバルの水平対向エンジン(FB20A,EZ36)
  • マツダのロータリーエンジン(13B-T)
  • トヨタのV型エンジン(3GR-FSE)
  • 日産のV型エンジン(VQ35)

などを使用し、一年次の実習で身に付けた基礎スキルを活かした応用実習を行います。

1年次エンジン整備実習風景2

エンジン整備作業(一年次)

エンジン部品の精密測定

エンジン部品の精密測定

 


ロータリーエンジン

マツダのロータリーエンジン

水平対向エンジン

スバルの水平対向エンジン

シャシ整備実習

一年次は車両の部品を用いた作業と、車両を用いた作業により、基礎的な整備技術を習得します。

二年次になると、車検整備実習で車両全体で作業すると共に、オートマチック・トランスミッションの分解組立て、カーエアコンの整備など学習の範囲が広がります。

《作業項目》

  • ブレーキ
  • クラッチ
  • トランスミッション(マニュアル・オートマチック)
  • タイヤ・ホイール
  • ステアリング
  • サスペンション
  • パワーウインド
  • バンパーなど車体外装品
  • カーエアコン

ミッション外し作業

車体からのトランスミッション取外し

トランスミッション実習2

マニュアルトランスミッション

内部部品の分解組立


 

ドラムブレーキ分解作業

ドラムブレーキの分解組立

オートマチックトランスミッション作業

オートマチックトランスミッション

内部部品の分解組立

 


ディスクブレーキ作業

ディスクブレーキの分解組立

タイヤチェンジャーの使用

タイヤチェンジャー取り扱い

電装品整備実習

一年次は各種装置の分解・測定・組立から、電気装置の基礎を学んでいきます。

二年次になると、

  • 電気装置の波形観測(オシロスコープ,ストレージスコープ使用)
  • ドライブレコーダー・ETC・カーナビゲーションなどの用品取付

を含めた整備技術を習得します。

《作業項目》

  • 灯火装置(ヘッドライトなど)
  • 充電装置(オルタネータ)
  • 始動装置(スタータモーター)
  • 点火装置(イグナイターなど)
  • ボデー電装品(オーディオ,メーターなど)
  • カーナビゲーション、ETC装着など

オシロスコープ取扱作業

波形観測作業

(オシロスコープ)


 


エアコン整備

エアコン整備作業

機器の取扱実習

自動車整備をするに当たって、取り扱いを習得しておかなければならない機械類が沢山あります。

そこで、入校当初にそれら自動車整備機器に関する取り扱い方を身に付けていただきます。

《作業項目》

  • 油圧ジャッキ(ガレージジャッキ)の取り扱い
  • 油圧リフト(オートリフト)の取り扱い
  • 油圧プレス機の取り扱い
  • 高圧洗浄機の取り扱い

車両のジャッキアップ作業

油圧ジャッキの取り扱い作業

タイヤ脱着作業

タイヤ脱着作業

 


各種調整・測定機器の説明

各種測定・調整機器の説明

門型リフトと高圧洗浄機の使用方法

オートリフトと高圧洗浄機の作業

 

故障原因探求実習

自動車に搭載されるコンピューターは年々発達・高度化していて、現在は車両に故障診断器を接続すると、不具合情報が

読み取れるようになっています。

この実習では、専用の診断器を活用して故障を発見、修理するまでの作業を行います。また、診断器に表示されない故障も

ありますので、今まで当科で学んだ自動車の知識をフルに活用し、故障の原因を突き止める作業も行っています。

使用機材

  • 日立 HDM-3000
  • デンソー DST-i
  • ヤマト自動車 S-DMT-MS
  • ツールプラネット TPM-5

診断機を用いた作業

外部診断器の取り扱い作業 

診断器を用いた作業

自動車検査実習

二年次になると、一年次の基礎的技術をベースにして、法定点検という法律で定められた点検整備作業を学びます。

一部の班ではありますが、当校の公用車の車検取得のために袖ヶ浦自動車検査登録事務所での校外実習を行っています。

ヘッドライトテスターの取扱

自動車検査ラインでの測定作業

測定数値の確認


 企業との各種イベント

入校当初は、ほとんどの方が自動車整備業界について知らないと思います。

そこで、自動車整備科では近隣の自動車ディーラー様にご協力いただき、店舗の見学及び業務説明をいただく機会を設けています。時期はおおむね6月頃に行っています。

また、11月から12月の時期に各自動車関連企業様にご協力をいただき、校内で各自動車メーカーにおける新技術のセミナー等の各種講座を開催していただいています。

さらに、民間の専門学校と同様に、就職支援として本校内で企業説明会を開催しています。就職活動が本格化する前の時期となる1年次の11月頃を目途に開催し、皆さんの就職活動を支援しています。


 


 

校内企業説明会

校内企業説明会

人材力向上セミナー

スズキフレッシュマンセミナー


 


学科と実技について

自動車整備科では、基本的に午前3時間は学科、午後4時間は実習として、1日7時間の授業を行っています。

 就職

市原テクノスクールでは、一人一人にそれぞれの特徴に合った企業をできる限り紹介し、修了した生徒がそれぞれの科で学んだ技術、技能を活かし企業で活躍できるよう応援しています。

就職率(自動車整備科)

年度 就職率(%)
前年度(R5)

100

2年前(R4)

100(進学者を除く)

3年前(R3)

100

主な就職先(自動車整備科)

トヨタ系ディーラー

  • 千葉トヨタ自動車株式会社
  • ネッツトヨタ千葉株式会社
  • 千葉トヨペット株式会社
  • トヨタカローラ千葉株式会社
  • トヨタL&F千葉株式会社

その他自動車ディーラー

  • 株式会社スズキ自販京葉
  • 株式会社スズキ自販千葉
  • 千葉スバル株式会社
  • ダイハツ千葉販売株式会社
  • 株式会社千葉マツダ
  • 株式会社ホンダカーズ千葉
  • 株式会社ヤナセ
  • 東邦オート株式会社

日産系ディーラー

  • 日産サティオ千葉株式会社
  • 千葉日産自動車株式会社
  • 日産プリンス千葉販売株式会社

トラックなど事業車両系

  • いすゞ自動車首都圏株式会社
  • 三菱ふそうトラック・バス株式会社
  • ヤマトオートワークス株式会社
  • UDトラックス株式会社
  • コマツカスタマーサポート株式会社
  • ロジスネクスト東京株式会社
  • 日立建機日本株式会社

その他

  • 日本自動車連盟(JAF)

 求人状況

求人実績(自動車整備科)

前年度

求人事業所数

108社

求人数

120人

市原テクノスクールは千葉労働局へ届け出を行い、企業からの求人の受付、企業への訓練生の紹介ができる「無料職業紹介事業所」です。

(テクノスクール側から訓練生の皆様に求人情報の提供と、企業への紹介が出来る施設です)

 国家試験について(自動車整備技能登録試験)

当校自動車整備科は、二年間の課程を無事に修了すると

  • 実技試験の免除(修了後二年間に限る)

が得られます。これは、民間の自動車整備専門学校と同じです。

合格率

年度

二級ガソリン

合格率(%)

二級ジーゼル

合格率(%)

前年度(R5)

100

100

2年前(R4)

100

100

3年前(R3)

100

100

4年前(R2)

100

94

5年前(R1)

100

94

 先生からのメッセージ

ぜひ一度見に来てください!

保住先生

保住先生

私の担当は、実習全般と、学科ではシャシ構造を主に担当しています。

自動車は日々進歩していますので、その進歩に見合った内容を未来のメカニックに教えていきたいと考えています。

お客様から「ありがとう」と言われるメカニックを一緒に目指しましょう。

川口先生

川口先生

私は実習全般とエンジン構造を主に担当いたします。

自動車整備士は人の役に立ち、感謝されるやりがいのある仕事です。

自動車整備士として必要な知識・技術はもちろんのこと、より車が好きになれるように指導して参ります。

ぜひ一緒に学んでいきましょう!

 

 

 

髙橋先生

 

髙橋先生

私は、実習全般と学科の補助をしています。

皆さんの生活に身近な自動車の構造や知識、技術に興味がある方、当校で一緒に学んでみませんか?

一緒に国家資格整備士を目指しましょう!

 

 

 

お問い合わせ

所属課室:商工労働部千葉県立市原テクノスクール訓練第二課

電話番号:0436-22-0403

ファックス番号:0436-22-0436

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