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報道発表案件

更新日:令和5(2023)年2月3日

ページ番号:4259

平成28年人口動態統計の概況(確定数)

平成29年9月21日
健康福祉部健康福祉指導課
企画情報班

人口動態調査の概要

1調査の目的

出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の人口動態事象を把握し、人口及び厚生労働行政施策の基礎資料を得ることを目的とする。

2調査の対象

「戸籍法」及び「死産の届出に関する規程」により届け出られた出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の全数を対象としているが、本概況では、平成28年に日本において発生した日本人の事件を客体とした。

3調査の期間

平成28年1月1日から同年12月31日

4調査の方法及び報告経路

市区町村長は、出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の届出を受けたときは、その届書に基づいて人口動態調査票を作成し、これを保健所長、都道府県知事を経由し、厚生労働大臣に送付する。

調査の方法及び報告経路

5結果の集計

厚生労働省において行い、本概況は本県の結果について、まとめたものである。

利用上の注意

(1)表章記号の規約

計数のない場合-
統計項目のありえない場合・
計数不明又は計数を表章することが不適当な場合…
比率が微小(0.05未満)の場合0.0
減少数(率)の場合△

(2)この概況に掲載している割合の数値は四捨五入しているため、内訳の合計が「総数」に合わない場合がある。

(3)用語の解説

自然増減・・・・・・・・・出生数から死亡数を減じたもの

乳児死亡・・・・・・・・・生後1年未満の死亡

新生児死亡・・・・・・・生後4週未満の死亡

早期新生児死亡・・・生後1週未満の死亡

死産・・・・・・・・・・・・・妊娠満12週以後の死児の出産

周産期死亡・・・・・・・妊娠満22週以後の死産に早期新生児死亡を加えたもの

合計特殊出生率・・・15歳から49歳までの女子の年齢別出生率を合計したもの
(1人の女子が仮にその年次の年齢別出生率で一生の間に生むとしたときの子どもの数に相当)

結果の概要

総覧

表1人口動態総覧

人口動態総覧
区分

実数
平成28年(A)

実数
平成27年(B)


A-B


平成28年


平成27年

平均発生間隔
(時間:分:秒)
平成28年

平均発生間隔
(時間:分:秒)
平成27年

出生

45,387

47,014

△1,627

7.4

7.7

11分35秒

11分11秒

死亡

56,396

56,079

317

9.2

9.1

9分20秒

9分23秒

乳児死亡

95

101

△6

2.1

2.1

92時12分38秒

86時43分58秒

新生児死亡

45

50

△5

1.0

1.1

194時40分0秒

175時12分0秒

自然増減

△11,009

△9,065

△1,944

△1.8

△1.5

-

-

死産

1,001

1,102

△101

21.6 22.9

8時45分5秒

7時56分58秒

周産期死亡

188

179

9

4.1

3.8

46時35分45秒

48時56分19秒

婚姻

29,610

30,204

△594

4.8

4.9

17分46秒

17分25秒

離婚

10,612

10,916

△304

1.73

1.78

49分32秒

48分09秒

注1)出生・死亡・自然増減・婚姻・離婚率は人口千対、乳児・新生児死亡率は出生千対、死産率は出産(出生+死産)千対、周産期死亡率は出産(出生+妊娠満22週以後の死産)千対である。

 

図1出生率・死亡率・婚姻率・離婚率の推移
図1

出生

出生数は45,387人(平成27年より1,627人減少)

出生数は、第二次ベビーブーム(昭和48年:82,960人)をピ-クに減少した後、平成3年(54,187人)から増減を繰り返しながら減少傾向にあり、平成28年は45,387人(124.3人/日)(全国976,978人)で、前年の47,014人(全国1,005,677人)より1,627人減少(全国28,699人減少)しました。
出生率は、人口千人に対して(以下「人口千対」という。)7.4(全国7.8)で、前年の 7.7(全国8.0)を0.3ポイント下回りました。

出生数を母の年齢(5歳階級)別に見ると、40歳以上の各階級で増加しましたが、15~39歳の各階級で減少しました。
(全国 39歳以下の各階級で減少。40歳以上の各階級では増加)

表2母の年齢(5歳階級)別にみた出生数

母の年齢(5歳階級)別にみた出生数

出生数

対前年増減

母の年齢

平成24年

平成25年

平成26年

平成27年

平成28年

25年-24年

26年-25年

27年-26年

28年-27年

総数

48,881

48,343

46,749

47,014 45,387 △538

△1,594

265

△1,627

~14歳

3

0

2

2

3

△3

2

0

1

15~19

577

561

553

509

465

△16

△8

△44

△44

20~24

4,075

3,852

3,772 3,577 3,538 △223

△80

△195

△39

25~29

13,230

12,571

11,925

11,771

11,144

△659

△646

△154

△627

30~34

17,513

17,467

16,837

17,274

16,663

△46

△630

437

△611

35~39

11,315

11,407

11,105

11,165

10,826

92

△302

60

△339

40~44

2,118

2,430

2,498

2,657

2,663 312

68

159

6

45~49

46

52

54

56

79

6

2

2

23

50歳~

4

3

3

2

6

△1

0

△1

4

不詳

0

0

0

1

0

0

0

1

△1

出生数の、母の年齢別構成割合は、30~34歳階級(36.7%)が最も多く、次いで25~29歳階級(24.6%)、
35~39歳階級(23.9%) の順となっています。
(全国 (1)30~34歳階級36.3% (2)25~29歳階級25.7% (3)35~39歳階級22.9%)

表3母の年齢(5歳階級)別にみた出生数の構成割合

母の年齢(5歳階級)別にみた出生数の構成割合

母の年齢

~15歳

15~19

20~24

25~29

30~34

35~39

40~44

45~49

50歳~

構成割合

0.0%

1.0%

7.8%

24.6%

36.7%

23.9%

5.9%

0.2%

0.0%

合計特殊出生率(一人の女性が一生の間に生む子供の数を表す。)は、昭和51年に2.0を下回り、平成15年に1.20となったのちに平成16年から上昇し、平成22年以降はほぼ横ばいで推移しています。
平成28年は 1.35(全国 1.44)で、前年の1.38(全国 1.45)を0.03ポイント下回りました。全国順位は43位となっています。(表6

図2出生数、合計特殊出生率の年次推移

図2

死亡

死亡数は56,396人(平成27年より317人増加)

死亡数は、昭和50年代から増加傾向で推移しており、平成28年は、56,396人(154.5人/日)(全国 1,307,748人)で、前年の56,079人(全国 1,290,444人)より317人増加(全国17,304人増加)しました。(表5

平成28年の死亡率(人口千対)は 9.2で、前年より0.1ポイント上回りました。また、全国の死亡率 10.5(全国前年10.3)を1.3ポイント下回り、全国第41位となっています。

平成28年の死因順位をみると、第一位は悪性新生物(死因構成割合29.8%) 、第二位は心疾患(17.1%)、第三位は肺炎(9.7%)(全国 (1)悪性新生物(28.5%) (2)心疾患(15.1%) (3)肺炎(9.1%))となっています。
これら上位3死因が全死亡数に占める割合は、56.6%(全国 52.7%)で、前年56.7%(全国 53.3%)を0.1ポイント下回りました。(表7

表4主要死因別死亡数及び構成割合

主要死因別死亡数及び構成割合

区分

千葉県

全国

死因

平成28年

平成27年

平成28年

死亡数

構成割合

死亡数

構成割合

死亡数

構成割合

1悪性新生物

16,798 29.8

16,443

29.3

372,986 28.5

2心疾患

9,646 17.1 9,874

17.6

198,006 15.1

3肺炎

5,443 9.7

5,471

9.8

119,300 9.1

4脳血管疾患

4,584 8.1

4,623

8.2

109,320 8.4

5老衰

3,950 7.0

3,560

6.3

92,806 7.1

6不慮の事故

1,393 2.5 1,438

2.6

38,306

2.9

7自殺

1,026 1.8

1,182

2.1

21,017

1.6

8腎不全

905 1.6 921

1.6

24,612

1.9

9大動脈瘤及び解離

831 1.5

797

1.4

18,145 1.4

10肝疾患

633 1.1

661

1.2

15,773

1.2

11糖尿病

530 0.9

528

0.9

13,480

1.0

その他

10,657 18.9 10,581 18.9 283,997 21.7

56,396

100.0

56,079

100.0

1,307,748

100.0

※各項目で小数第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合がある。

図3死因別死亡割合・対全国比較

図3

図4主な死因の年次推移

図4

平成28年の乳児死亡数は、95人(0.26人/日)(全国 1,928人)で、前年の 101人(全国1,916人)より6人減少(全国12人増加)しましたが、乳児死亡率(出生千対)は2.1(全国2.0)で、前年の2.1(全国1.9)と同率でした。
表5表6

死産

死産数1,001胎(平成27年より101胎減少)

死産数は、1,001胎(2.7胎/日)(全国20,934胎)で、前年の1,102(全国22,617胎)より101胎減少(全国1,683胎減少)し、死産率[出産(出生数+死産数)千対]は21.6(全国21.0)で前年の22.9(全国22.0)を1.3ポイント下回りました。(表5表6

婚姻

婚姻数29,610組(平成27年より594組減少)

婚姻数は、平成12年(39,597組)以降減少傾向で推移し、平成28年は、29,610組(全国620,531組)で、前年の30,204組(全国635,156組)より594組減少(全国は14,625組減少)しました。
また、婚姻率(人口千対)は、平成28年は4.8(全国 5.0)で、前年の4.9(全国 5.1)を0.1ポイント下回りました。
なお、平均初婚年齢は夫 31.4歳(全国 31.1歳)、妻 29.6歳(全国 29.4歳)です。
(平成27年 夫31.5歳  妻29.6歳(全国 夫31.1歳  妻29.4歳))(表5表6

離婚

離婚数10,612組(平成27年より304組減少)

離婚数は、平成14年をピークに減少傾向にあり、平成28年は10,612組(全国216,798組)で、前年の10,916組(全国226,215組)より 304組減少(全国 9,417組減少)しました。
また、平成28年の離婚率(人口千対)は、1.73(全国1.73)で前年の 1.78(全国1.81)を0.05ポイント下回りました。(表5表6

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所属課室:健康福祉部健康福祉指導課企画情報班

電話番号:043-223-2607

ファックス番号:043-222-6294

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