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千葉県総合救急災害医療センター病院案内

千葉県総合救急災害医療センター病院外観

※画像をクリックすると拡大画像が表示されます。

千葉県総合救急災害医療センターは、令和5年11月1日に開院しました。

これまで県全域を対象に重症患者の救命救急措置を行う第3次医療施設として、また高度救命救急センターとして救急医療を支えてきた千葉県救急医療センターと、わが国初の精神科救急に特化した病院、また県の精神科救急医療システムの中核医療施設として、県内の精神科救急を支えてきた千葉県精神科医療センターを統合して誕生したものです。

2つの病院が一体的に整備されることにより、身体と精神の救急医療のさらなる充実、医療の質の向上が図られます。

千葉県民の健康と安全、生命を守るため、県内救急医療における最後の砦としての役割を担い、災害時においても、身体と精神の両面にわたる包括的な医療を提供してまいります。

救急医療

屋上にヘリポートを設置し、従来からの搬送時間の短縮と遠方からの受け入れを推進しています。初療室ではハイブリッドERを運用し、CT撮影による診断からの緊急処置と血管造影診断装置によるカテーテル治療が同時に対応可能です。特に重症外傷や院外CPA(心肺停止)患者への治療介入の時間短縮を図り、救命率を改善します。

精神科救急

県内で発生する精神科救急ケースに、24時間365日対応することを主たる任務としています。入院した急性期患者は退院まで治療し、退院後の在宅ケアもフォローアップすることを原則とし、入り口から出口を一貫する4つの基本戦略(即応医療、集中医療、継続医療、包括医療)のもとで運営されてきました。

災害発生時の対応

防災棟や地上ヘリポートを整備し、迅速なトリアージと搬送を実現するために、大規模災害時にも病院機能を維持できるよう非常用電源や飲料水などを配備しています。

院内エントランスなどにも医療用ガス配管を置き、緊急時の患者収容能力を強化しするほか、災害発生時にはDMAT(Disaster Medical Assistance Team=災害派遣医療チーム)とDPAT(Disaster Psychiatric Assistance Team=災害派遣精神医療チーム )を当センター内で同時に運用し、身体・精神両面にわたる包括的な医療を提供します。

当院は災害拠点病院として災害によって被災した多くの被災者を受け入れ、治療する体制を整えております。そのため帰宅困難時の対応や避難所としての活用は困難あることを皆様ご承知おきください。当院近くの指定避難所などの情報は災害医療を参照ください。

 

病院概要

病院名 千葉県総合救急災害医療センター
所在地 千葉県千葉市美浜区豊砂6番1
開院 2023年(令和5年)11月1日、千葉県救急医療センターと千葉県精神科医療センターが合併
構造 免震構造SRC造、一部S造、地上4階
延床面積 22,224.90平方メートル
病床数 150床(一般病床:100床、精神科病床:50床)
各種指定等

当センターは、各種保険適用などの指定・承認を受けております。
保険適用等

  • 健康保険
  • 国民健康保険
  • 労災保険
  • 生活保護法
  • 結核予防法

指定医療機関

  • 自立支援法
  • 医療観察法
診療科 内科、循環器内科、外科、心臓血管外科、整形外科、形成外科、精神科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科、脳神経外科、脳神経内科、救急科

 

施設基準一覧

 令和5年11月現在

基本診療料

一般病棟入院基本料(急性期一般入院料1)
救急医療管理加算
超急性期脳卒中加算
診療録管理体制加算2
医師事務作業補助体制加算1(75対1)
急性期看護補助体制加算(25対1) 5割未満
看護職員夜間配置加算(12対1)2
看護配置加算
看護補助加算1
療養環境加算
重症者等療養環境特別加算
精神科応急入院施設管理加算
精神病棟入院時医学管理加算
医療安全対策加算1(医療安全対策地域連携加算1)
感染対策向上加算2(連携強化加算、サーベイランス強化加算)
褥瘡ハイリスク患者ケア加算
精神科救急搬送患者地域連携紹介加算
データ提出加算2ロ(許可病床数200床未満・提出データ評価加算)
入退院支援加算1(地域連携診療計画加算・入院時支援加算・総合機能評価加算)
せん妄ハイリスク患者ケア加算
精神疾患診療体制加算
精神科急性期医師配置加算
地域医療体制確保加算
救命救急入院料1
特定集中治療室管理料2
精神科救急急性期医療入院料
看護職員処遇改善評価料87
入院時食事療養・入院時生活療養

特掲診療料

心臓ペースメーカー指導管理料の注5に規定する遠隔モニタリング加算
下肢創傷処置管理料
薬剤管理指導料
医療機器安全管理料1
検体検査管理加算(1)
検体検査管理加算(2)
神経学的検査
CT撮影及びMRI撮影
無菌製剤処理料
心大血管疾患リハビリテーション料(1)
脳血管疾患等リハビリテーション料(2)
運動器リハビリテーション料(1)
呼吸器リハビリテーション料(1)
療養生活継続支援加算
精神科ショート・ケア「大規模なもの」
精神科デイ・ケア「大規模なもの」
抗精神病特定薬剤治療指導管理料(治療抵抗性統合失調症治療指導管理料に限る。)
医療保護入院等診療料
精神科在宅患者支援管理料 【1】
医科点数表第2章第9部処置の通則の5に掲げる処置の休日加算1
医科点数表第2章第9部処置の通則の5に掲げる処置の時間外加算1
医科点数表第2章第9部処置の通則の5に掲げる処置の深夜加算1
経皮的冠動脈形成術(特殊カテーテルによるもの)
ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術
ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術(リードレスペースメーカー)
両心室ペースメーカー移植術(経静脈電極の場合)及び両心室ペースメーカー交換術(経静脈電極の場合)
植込型除細動器移植術(経静脈リードを用いるもの又は皮下植込型リードを用いるもの)、植込型除細動器交換術(その他のもの)及び経静脈電極抜去術
両室ペーシング機能付き植込型除細動器移植術(経静脈電極の場合)及び両室ペーシング機能付き植込型除細動器交換術(経静脈電極の場合)
大動脈バルーンパンピング法(IABP法)
医科点数表第2章第10 部手術の通則の12 に掲げる手術の休日加算1
医科点数表第2章第10 部手術の通則の12 に掲げる手術の時間外加算1
医科点数表第2章第10 部手術の通則の12 に掲げる手術の深夜加算1
医科点数表第2章第10 部手術の通則の16 に掲げる手術(胃瘻造設術)
輸血管理料II
人工肛門・人工膀胱造設術前処置加算
麻酔管理料(I)
酸素の購入価格

治験・研究の公示

治験とは、医薬品あるいは医療機器の製造販売承認のために有効性(効果)や安全性(副作用など)を調査する臨床試験のことをいいます。
治験審査委員会では、当センターで実施される治験や使用成績調査などにおいて、患者さんの人権や安全が守られて実施されるか、また、試験の内容が科学的に妥当であるかなどを審議しています。

治験審査委員会の情報について

千葉県総合救急災害医療センター治験取扱規則

作成中

千葉県総合救急災害医療センター使用成績調査審議会規定

作成中

千葉県総合救急災害医療センター治験審査委員会委員名簿

作成中

会議記録の概要

治験審査委員会等議事録概要

令和5年度 第1回 千葉県救急医療センター治験審査委員会
令和5年6月6日(火曜日) 9時40分から9時50分 (Zoom オンライン会議)
【報告事項】 治験審査委員会委員の変更について
【審議事項】 議題(1) サムタス一般使用成績調査について
上記調査について新規申請があり審議した。審議結果:承認。

令和4年度 第1回 千葉県救急医療センター使用成績調査審議会
令和5年3月14日(火曜日) 9時00分から9時15分 (オンライン会議)
【報告事項】 報告なし
【審議事項】
議題(1)オンデキサ®静注用 200mg一般使用成績調査継続について
議題(2)ピヴラッツ®点滴静注 150mg特定使用成績調査(長期観察)継続について
上記の調査について継続審議があり審議した。審査結果:すべて承認。

令和4年度 第1回 千葉県救急医療センター治験審査委員会
令和4年7月12日(火曜日) 9時30分から10時00分 (オンライン会議)

  • 2022年7月(PDF:94KB)
  • 【報告事項】 治験審査委員会委員の変更について
    【審議事項】
    議題(1)オンデキサ®静注用 200mg一般使用成績調査について
    議題(2)ピヴラッツ®点滴静注 150mg特定使用成績調査(長期観察)について
    上記の調査について新規審議があり審議した。審査結果:すべて承認