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東総用水の概要

銚子市、東庄町、旭市（旧海上町、旧飯岡町の区域）にまたがる東総台地や周辺の水田では、天水や浅井戸を用水源としていましたが、火山灰土特有の低い保水力、不安定な地下水のため作物の選択が限られ、安定的な農業が営めませんでした。

このため、農業用水の安定供給と生活用水供給を目的として、昭和49年、東総用水事業が当時水資源公団（現 水資源機構）により着手され、平成元年に完成しました。

香取市（旧小見川町）の一之分目取水工、黒部川を経て東庄町の笹川取水で取水された水は、21kmのパイプラインと18箇所のファームポンドを通して田畑に送られ、新たな作物も導入されています。

【東総用水管轄地図】