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更新日:平成26(2014)年9月4日

揮発性有機化合物の排出抑制対策事例集

千葉県では、光化学スモッグなどの原因となる揮発性有機化合物(VOC)の排出を抑制するため、「千葉県揮発性有機化合物の排出及び飛散の抑制のための自主的取組の促進に関する条例(VOC条例)」を平成20年4月1日から施行しています。

本条例は、大気汚染防止法(昭和43年法律第97号)第17条の2に規定する事業者が自主的に行うVOCの排出及び飛散の抑制のための取組(自主的取組)を促進するために、一定規模以上のVOCを使用する施設を設置する事業者に対して「VOC排出抑制に関する自主的取組計画書」と「実績報告書」の知事への報告を義務付け、これらを知事が公表する本県独自の制度です。

このたび、本条例に基づき届出のあった事業所のうちVOC排出抑制対策を率先して行っている取組事例について紹介します。

また、貴事業所のVOC排出抑制の取組を広くお知らせしたい事業者の方は下記5によりご応募ください。

1 義務届出事業者における取組事例

事業所の名称
(所在地)

VOC排出抑制取組の概要

主な対策

コード

取組内容の詳細

TOTOハイリビング(株)
茂原工場
(茂原市)

当社はTOTOグループの中で木質原材料を使用したシステムキッチン及び洗面化粧台を製造しております。

システムキッチン及び洗面化粧台に使用する扉の中でも、高級感のある塗装扉に使用する下塗り塗料の変更による工程短縮及び塗料におけるVOC対象物質含有量削減を行い、VOC排出量を平成12年度比で63%削減しました。

1

(PDF:125KB)

電気化学工業(株)
千葉工場
(市原市)

千葉工場では主にプラスチックを製造しており、数多くのVOC物質を取り扱っています。

大気への排出量の多いベンゼン、メタクリル酸メチル(MMA)、アクリロニトリル(AN)、スチレンモノマー(SM)、トルエンを中心に、製造プロセスの改善・転換、蓄熱燃焼設備の設置、貯蔵タンクからの排出対策等を継続的に推進し、VOC大気排出量(PRTR対象)を平成19年度には、平成12年度比約1/5まで削減しました。特に、特定第一種指定化学物質であるベンゼンについては、重点的に対策を実施し大気への排出を無くしました。

3

(PDF:254KB)

東レ・ファインケミカル(株)千葉工場
(市原市)

当工場は、主力製品のひとつであるジメチルスルホキシド(DMSO)及び中間体のジメチルスルフィド(DMS)を製造しており、主原料としてメタノールを使用しています。

メタノールは隣接する他社から配管により接続しメタノールタンクへ受け入れして製造工程で使用しています。メタノールの受け入れ方法を改善することにより当該施設でのVOC排出量はH12年度比で約77%を削減、工場全体のVOC排出量もH12年度比で約57%削減しました。

3

(PDF:209KB)

旭化成ケミカルズ(株)
川崎製造所千葉工場
(袖ケ浦市)

当工場は主にプラスチック樹脂を製造しています。

製造工程で大気に排出されるVOC物質を排ガス吸収処理装置の改良、排出ガスライン集合化及び低温凝縮器の設置により平成12年度比で84%削減しました。

3
5

(PDF:166KB)

新第一塩ビ(株)
千葉工場
(市原市)

当工場は塩化ビニル樹脂を製造しており、製造工程からビニルモノマー(VCMガス)が発生し活性炭吸着により処理しています。

活性炭吸着塔の吸着部は、処理ガスにより活性炭を流動させながらVCMガスを吸着していますが、活性炭の分散の偏りや、ガス流量低下が生じると偏流によりウィーピング現象(吸着部分散板から活性炭が流下する現象)が発生し、吸着効率が著しく低下します。これに対して吸着部の活性炭入口の改良と、供給ガス流量の安定化によりウィーピングの発生を抑制し、安定した吸着効率を得ることができるようになりました。

5

(PDF:170KB)

日立化成ポリマー(株)
野田工場
(野田市)

当社は各種接着剤、両面テープ等を生産しています。

VOCの排出は両面テープ、接着シート製造時の乾燥施設からの排出がほとんどを占めています。この工程からのVOCを排ガス燃焼装置の設置により削減し、2000年度比で90%以上削減しました。

5

(PDF:231KB)

五井化成(株)
本社工場
(市原市)

当社は、フェノール、ジイソブチレンのアルキル化により、パラオクチルフェノールの製造及びイソプレンとフェノールとのアルキル化により、アミルフェノールを製造しています。

これらの原料がVOC対象物質であり、未反応ガスがVOCとして排出されるので、処理装置で処理することにより排出量を削減しています。

5

(PDF:136KB)

東レ(株)千葉工場
(市原市)

当社はABS樹脂と呼ばれるプラスチックを製造しています。

原料としてアクリロニトリル、スチレン等の揮発性有機化合物を使用しており、反応器、乾燥設備、溶融押出機から出る排気ガスを蓄熱脱臭炉に導入し、燃焼処理する等によりVOC排出量を平成12年度比約80%削減することができました。

5

(PDF:182KB)

出光興産(株)千葉工場
(市原市)

当工場では石油化学系基礎製品を製造しており、一部の製造工程からVOCが排出されます。

平成12年時点のVOCの大気排出量は820トン/年でありました。当工場では貯蔵タンクで早期に内部浮き屋根構造を採用するなど排出を抑制しており、VOC排出の大半は樹脂製造工程で使用する溶剤(ジクロロメタン)の排出でした。

平成12年時点既に排出削減に取り組んでおり、平成14年には回収装置(PSA法)を新たに導入し、削減を図りました。その後も他の除去装置の改善等を実施し、現状におけるVOC排出量は、平成12年度対比で約80%の排出削減を達成しました。

5

(PDF:180KB)

東武化学工業(株)
千葉工場
(野田市)

壁紙の加熱乾燥工程で発生するVOC並びに高沸点オイルミストは、臭気と白煙を伴って排出されますが、一般には排ガスの直接燃焼・バグフィルターろ過・静電集塵機・スクラバー等で処理されています。

しかし、これらの装置では、運転経費や捕捉性能・脱臭性能等に課題を抱えています。

当社は、この対策のためNEDOの平成11年度共同開発事業に参画して、新規性のある構造の実証燃焼炉を設置することができました。

基本構造は、排ガスの自己燃焼熱で900度の炉温を維持できる、蓄熱型燃焼炉であり、これによってVOC・ミストの95%以上を捕捉でき、臭気対策を含め大幅な環境改善が達成できました。

5

(PDF:262KB)

宇部興産(株)
千葉石油化学工場
(市原市)

当社千葉工場はポリエチレン、ポリブタジエンゴムとその加工品を製造しております。

製品の乾燥設備や排水中に微量含まれる有機溶剤分を除去する設備があります。これらの設備から発生する空気に含まれる揮発性有機化合物(VOC)ガスは、活性炭の吸着装置で吸着し、回収しています。吸着設備の増強と吸着設備への負荷を低減させる対策を実施し、大気への放出削減を進めた結果、今年度は、VOC排出量が平成12年度比の約80%まで削減する見込です。

5

(PDF:217KB)

三井化学(株)市原工場
(市原市)

当社は主にプラスチックを製造しています。プラスチック製造工程で有機溶剤を使用しています。

これら有機溶剤はその大部分を回収して再使用する設備となっていますが、わずかに回収できないものについて処理設備を新規に導入し回収あるいは酸化・燃焼処理を実施しました。

5

(PDF:265KB)

(株)IPSアルファテクノロジ茂原事業所
(茂原市)

当工場ではテレビ向け液晶パネルを製造しています。

液晶パネル製造の各工程から発生するVOCガスを排気ダクトに吸引して、収集ダクトを通して燃焼除害施設に圧送して燃焼分解後に、大気に放出するシステムで排出削減します。

5

(PDF:246KB)

三菱製鋼(株)
千葉製作所
(市原市)

当社は自動車・建設機械・産業機器用のばね製品(巻ばね・板ばね・スタビライザーなど)を製造しています。製品の塗装にはVOCを含まない粉体塗装とVOCを含む溶剤系の塗装を採用しています。

対象年度以前より工場内にある複数の塗装工程で発生するVOCをダクトで収集して除去するVOC除去装置を設置し排出削減を図って来ました。

現在では総発生量と処理能力のバランスを見直して平成12年度比で60%の削減となっています。

5

(PDF:181KB)

三井化学(株)
茂原分工場
(茂原市)

茂原分工場では、有機溶剤を原料あるいは洗浄用として多く使用しています。

これら有機溶剤は回収し再利用する設備となっていますが、わずかに回収できないものについては、処理設備を導入し無害化等を実施致しました。

5

(PDF:140KB)

2 任意届出事業者における取組事例

事業所の名称
(所在地)

VOC排出抑制取組の概要

主な対策

コード

取組内容の詳細

DIC EP(株)
袖ケ浦工場
(袖ケ浦市)

当工場ではエンジニアリングプラスチック樹脂製造の原料の一つとして、PDCB(パラジクロロベンゼン)を使用しており、揮発性有機化合物(VOC)に該当します。

原料の屋外貯蔵タンクにおいて、タンク内温を低下させ、揮発性有機化合物の分圧を下げて、結果として受入ロス量(大気への放出量)を減少させることが出来ました。

2

(PDF:148KB)

(株)紀元製作所
長生工場
(長生村)

当工場は、液晶モニターや携帯電話の部品を製造しています。

これらの部品の洗浄工程でVOCが発生します。

VOCについて、平成22年度までに工場等の固定発生源からVOC排出総量を平成12年度比で三割程度抑制するため、工程の改善により排出抑制しています。

2

(PDF:148KB)

3 主な対策コード

主な対策手法コード

対策手法

1

原材料対策による手法

2

工程管理による手法

3

施設の改善による手法

4

屋外タンク貯蔵所の改造

5

処理装置による手法

9

その他の手法

4 任意届出者と義務届出者

区分

意味

任意届出者

施設の規模要件からVOC条例に基づく自主的取組計画書等の義務届出者とならないが、任意で計画書等を提出している事業者

義務届出者

VOC条例に基づき自主的取組計画書等の提出が義務付けられている事業者

5 VOC排出抑制対策取組事例集への登録の応募について

貴事業所のVOC排出抑制に関する取組について、本対策事例集への登録をお願いします。

(1)登録応募様式等の入手方法

次のファイルをダウンロードしてください。

記載方法(kisai_houhou.pdf)(PDF:153KB)

登録応募様式(taisaku_jirei.doc)(ワード:37KB)

(2)対策事例の提出

記載方法により対策事例ファイルを作成し、件名を「VOC対策事例_○○(○○は事業所の名称)」として次のメールアドレスにお送りください。

voc@mz.pref.chiba.lg.jp

(3)対策事例の登録

提出いただいた対策事例の内容を確認のうえ、ファイルをpdfに変換しVOC対策事例集に登録します。

また、提出いただいた対策事例について、問い合わせ内容を調整させていただく場合もありますので、御了解ください。

よくある質問

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お問い合わせ

所属課室:環境生活部大気保全課大気指導班

電話番号:043-223-3802

ファックス番号:043-224-0949

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