毒キノコの誤採取、販売等に関する注意について
秋は野生きのこの採取時期であり、例年、国内で野生きのこの食用に起因する食中毒等が発生しています。
県内には、可食のウラベニホテイシメジに酷似したクサウラベニタケのほか、ドクツルタケ、ニガクリタケなど多くの毒きのこが自生しており、過去には食中毒が発生しています。
また、東日本大震災の影響により、青森県等で野生きのこの出荷制限等が出されています。
ついては、野生きのこを採取する場合、次の点に御注意ください。
- 野生きのこの採取について
野生きのこの採取については、下記林野庁ホームページなどを参考に放射性物質の影響に関する情報に御注意されるとともに、御自身の所有地以外で採取する場合は、事前に採取地の土地所有者・管理者の承諾を得るようにしてください。
なお、千葉県の県有林で野生きのこを含む林産物を採取する場合は、事前に所管の林業事務所に申請する必要があります。
※野生の山菜やきのこ採取にあたっての留意点
(林野庁)
- 毒きのこについて
食用きのこと確実に判断できない場合は、「採取しない」、「食べない」、「売らない」、「人にあげない」。
(言い伝え、迷信を信じない。「地味なきのこ、縦に裂けるきのこは食べられる」に科学的根拠はありません。)
- 野生きのこの放射性物質検査について
野生きのこを出荷・販売する場合(不特定又は多数の方に無料配布する場合を含みます)には、事前に放射性物質検査(セシウム134及びセシウム137)を実施し、基準値(セシウム134とセシウム137の合計値が100Bq/kg)以下であることを御確認されるとともに、出荷・販売先に当該検査結果を提示されるようお願いいたします。
県内の毒キノコについて
県内の森林には季節により、さまざまな野生キノコが生えます。そのなかには「食べられるキノコ」にそっくりな「毒キノコ」があります。
毒キノコの例
毒キノコの例です。
(厚生労働省:自然毒のリスクプロファイルの概要版にそれぞれリンクしています)
毒キノコには上記の他にも多くの種類があります。
食用と確実に判断できないキノコ類は、食べない、販売しないように万全の注意が必要です。
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