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更新日:令和5(2023)年3月22日
ページ番号:16345
平成16年2月9日の「第4回羽田空港再拡張事業に関する協議会(国土交通大臣及び首都圏八都県市首長)」において、「羽田再拡張後の飛行ルート案」が示されました。
この飛行ルート案は、千葉県内の騒音影響の増大が懸念される内容だったため、千葉県及び関係14市は、国土交通省に改善を求める意見書を提出し、その後、平成16年5月25日に、国土交通省から「羽田再拡張後の飛行ルート(修正案)」が示さました。
この修正案について、千葉県及び関係14市は、騒音軽減策が大胆に取られたことを評価し、これを了承するとともに、国土交通省に対し今後の協議の枠組を再確認すること等を求める意見書を以下のとおり提出しました。
平成16年5月25日付け千葉県知事・関係14市長発国土交通大臣あて
羽田再拡張後の飛行ルート・修正案についての
千葉県及び関係14市の意見
国土交通省が、千葉県及び関係14市の要望に応じ、浦安方面の住宅地の通過を回避するため、D滑走路の位置等を変更し、また千葉市・市原市の通過高度を引き上げるなどの騒音軽減策を大胆に取られたことを評価し、国の回答案を了承するものである。
この修正案が6年後のD滑走路完成時に適確に履行されるために、直ちに県・関係14市と国土交通省との協議のためのフレームについて再確認させていただきたい。
特に、今回の修正案において、将来の管制技術等の進展に合わせ検討協議するとした事項については、千葉県及び関係14市の意向に誠実に応えることを求めたい。
さらに、電波障害等マイナスの影響への対策、航空機騒音監視システム、飛行コース公表システムの整備など各市の要望に対し誠実かつ十分な対策を取ることを求めるものである。
また、成田空港の完全空港化及びアクセス整備を促進するとともに、成田・羽田間のネットワークを強化するためのアクセス整備を要望する。
終わりに、今回の修正案について、わずか24時間以内に関係市の決断を求められたことはきわめて唐突であり、今後は十分な情報公開を行ない、時間をかけて地元自治体・地域住民の理解を得るよう御努力願いたい。
千葉県知事・千葉市長・市川市長・船橋市長・木更津市長・松戸市長・習志野市長・市原市長・流山市長・鎌ケ谷市長・君津市長・富津市長・浦安市長・袖ケ浦市長・白井市長
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